象印 ZOJIRUSHI

まほうびん記念館 企画展
ジャー物語 〜炊飯と保温の歴史〜
会期:2013年12月5日(木)から2014年6月30日(月)まで

ごあいさつ

日本人の主食である「ごはん」。昨今では、高級炊飯ジャーが人気を集め、アジア各国でも日本の炊飯技術が注目されていますが、日本人は古くから、お米を「炊く」には「羽釜」で、おいしく保存するには「おひつ」で、保温するのは「ふご」で・・・と、様々な工夫をしながら、ごはんのおいしさにこだわってきました。戦前まで、その作業の多くを担ってきたのは主に女性たちでしたが、まほうびん製品やガス・電気製品が登場し、女性たちをそれらの家事から解放しました。
今回の企画展では、象印マホービンの主力製品である「炊飯ジャー」のルーツをたどり、時代ごとに追求されてきた「ごはんのおいしさ」と、それを実現するための技術を紹介いたします。脈々と受け継がれる日本人のごはんへのこだわりと、その技術の変遷をご覧いただければ幸いです。

展示期間

平成25年12月5日(木)〜平成26年6月30日(月)

展示内容

炊飯ジャーの市場規模の推移
普段は公開していない炊飯ジャーの出荷数量や金額の推移について、グラフで紹介するコーナーです。
炊飯と保温の歴史
炊飯や保温に使われてきた技術の変遷を、時代背景とともに展示します。各施設の協力を仰ぎ、貴重な道具の数々をご覧いただけます。日本人のおいしいごはんへのこだわりが伝わってきます。
内釜の推移
炊飯ジャーの要である内釜について、その変化をたどります。各時代を代表する炊飯ジャーとおいしいごはんを炊くための技術を紹介します。
加熱方式の違い
お米を炊くのに重要な、加熱の方法。炊飯ジャーの種類によって異なるその加熱方式を図や現物で分かりやすく展示しています。

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