2019年5月30日
発売以来大好評の“炎舞炊き”にコンパクトな4合炊きが登場!
ターゲットであるシニアの夫婦のみ世帯の潜在的なニーズに応えた
象印マホービン株式会社では、2018年に発売し、大変好評いただいている圧力IH炊飯ジャー“炎舞炊き”シリーズの小容量タイプとして、4合炊きサイズの新製品を2019年7月21日より発売いたします。
昨年発売した“炎舞炊き”は、業界で初めて※1本体底に複数のIHヒーターを独立制御する「ローテーションIH構造」を採用。これにより、かまどの炎の「ゆらぎ」を再現するとともに、従来品と比べて単位面積当たり4倍以上※2の大火力での炊飯を実現しました。
また、新製品では3合炊きの小容量炊飯ジャーのメインユーザーである、シニアの夫婦のみ世帯が持つ「小容量だと容量が足りなくなるのが心配」でも「本体がコンパクトであってほしい」という潜在的なニーズに着目。“炎舞炊き”の大火力を踏襲しつつ独自の構造を用いることで、小容量ならではのコンパクトなサイズながら、4合まで炊飯できる新たなモデルとして発売します。
※1 2018年5月31日現在 家庭用炊飯ジャーにおいて 当社調べ。
※2 中パッパ~沸とう維持工程の単位面積当たりの火力比較。2017年発売NW-AT10型 約3.0W/cm2と2018年発売NW-KA10型約12.5W/cm2との比較。(当社調べ)単位面積当たりの火力算出方法=中パッパ~沸とう維持工程の平均電力(W)÷底IHヒーター加熱面積(cm2)×発熱効率(電波法に定める電磁調理器の高周波出力測定方法にて測定)
商品名 | 品番(炊飯容量) | 希望小売価格 | 発売日 |
---|---|---|---|
圧力IH炊飯ジャー“炎舞炊き” | NW-ES07(0.09~0.72L) | オープン価格 | 2019年7月21日 |
炊飯ジャーの市場全体の出荷数は微減傾向が続いていますが、小容量炊飯ジャーは、近年の単独世帯や核家族世帯の増加もあり、2016年は約133万台、2017年には約148万台、2018年は約144万台、2019年には約147万台を見込んでいます。小容量炊飯ジャーの中でIHタイプの占める割合は、おいしいごはんを求めるシニア層を中心に需要が拡大しており、2016年の約39%から、年々増加傾向で、2019年は約44%と予測しています。小容量炊飯ジャーのIHタイプは縮小する市場全体の中で、唯一伸長しているカテゴリーとなっています(日本電機工業会出荷統計より当社推計 各年1~12月)。
総出荷数(約) | 小容量 | 小容量のIHタイプ出荷数(構成比) | |
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2016年 | 約582万台 | 約133万台 | 約51万台(39%) |
2017年 | 約573万台 | 約148万台 | 約59万台(40%) |
2018年 | 約562万台 | 約144万台 | 約62万台(43%) |
2019年見込 | 約562万台 | 約147万台 | 約65万台(44%) |
当社では昨年、3つの底IHヒーターを搭載した圧力IH炊飯ジャー“炎舞炊き”NW-KA10(5.5合)、NW-KA18(1升)の2サイズを発売。従来1つだった本体底のIHヒーターを3つに増強した上でそれぞれを独立制御し、部分的に集中加熱することで、かまど炊きの激しい炎の「ゆらぎ」※3を再現するとともに、大火力を実現する「ローテーションIH構造」を業界で初めて※1採用しました。この“炎舞炊き”は発売以来、大変好評をいただき、計画を大きく上回る販売実績となりました。
2019年6月には、炎の「ゆらぎ」を改良した、NW-KB10(5.5合)とNW-KB18(1升)を発売します。炊飯における重要なポイントである中パッパ工程から、炎の「ゆらぎ」を段階的に激しくすることで、甘み成分の一つである還元糖量がアップ※4しました。
そして今回、3合炊きの小容量炊飯ジャーのメインユーザーである、シニアの夫婦のみ世帯が持つ「小容量だと容量が足りなくなるのが心配」でも「本体がコンパクトであってほしい」という潜在的なニーズに着目。“炎舞炊き”の大火力を踏襲しつつ独自の構造を用いることで、小容量ならではのコンパクトなサイズながら、4合まで炊飯できる新たなモデルとして発売します。
4合炊きの“炎舞炊き”は、本体底に2つのIHヒーターを搭載した「ローテーションIH構造」を採用。部分的に集中加熱することにより、単位面積当たりでレギュラーサイズの“炎舞炊き”と同等となる4倍以上※5の大火力での炊飯を実現しました。また、2019年6月発売の“炎舞炊き”(5.5合/1升)と同じく、中パッパ工程で段階的にローテーションを加速させることで激しい炎の「ゆらぎ」を再現。これにより、ごはんの甘み成分も5%アップ※6しています。
当社では、“炎舞炊き”による、火力アップでおいしさを向上させつつ、「容量」と「コンパクト性」を両立させ、市場に対しての新しいアプローチを行っていきます。
※3 部分的加熱の火力切り替えを行うことを表現しています。
※4 甘み成分の一つである還元糖量。2018年当社従来品NW-KA型と2019年当社新製品NW-KB型との比較。当社自主基準による。測定機関:東京農業大学。
※5 中パッパ~沸とう維持工程の単位面積当たりの火力比較。2018年当社従来品NP-QT06型 約3.0W/cm2と2019年当社新製品NW-ES07型約12.5W/cm2との比較。(当社調べ)単位面積当たりの火力算出方法=中パッパ~沸とう維持工程の平均電力(W)÷底IHヒーター加熱面積(cm2)×発熱効率(電波法に定める電磁調理器の高周波出力測定方法にて測定)
※6 甘み成分の一つである還元糖量。2018年当社従来品NP-QT06型0.134mg/gと2019年当社新製品NW-ES07型0.141mg/gを比較。当社自主基準による。測定機関:東京農業大学。測定方法:2018年度産コシヒカリ使用。ごはんに純水を加えかくはんし、かくはん後の抽出液をソモギー・ネルソン法にて定量した。ごはん1gあたりに換算。白米ふつう3合炊飯時。数値は使用条件(お米の銘柄・水の量など)などによって異なります。
※7 メニューによって異なります。
商品名 | 圧力IH炊飯ジャー“炎舞炊き” | ||
品番 | NW-ES07 | ||
希望小売価格 | オープン価格 | ||
炊飯容量(白米) | 0.09~0.72L(4合) | ||
炊飯時消費電力 | 1140W | ||
省エネ | 省エネ基準達成率 | 目標年度 2008年度 |
106% |
年間消費電力量 | 47kWh/年 | ||
最大炊飯容量区分※8 | A | ||
1回あたりの炊飯時消費電力量 | 110Wh | ||
1時間あたりの保温時消費電力量 | 13.8Wh | ||
外形寸法:幅×奥行×高さ(約) | 23cm×30.5cm×20.5cm | ||
質量(約) | 6kg | ||
電源コード | 1.0m | ||
色 柄 | 濃墨(こずみ)(-BZ) |
※8 電磁誘導加熱方式(IH)・・・0.54L以上0.99L未満・・・A
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