小学5年生・6年生向け夏休みの自由研究 冷たい飲み物の温度を上げにくいものはどれ?

夏になると暑くて冷たい飲み物が飲みたくなるよね?
だけど、外なんかにいるとすぐに飲み物の温度がぬるくなってしまうよね。ここでは、冷たい飲み物に色々なものをかぶせてみたら、飲み物の温度はどう変わるかを調べてみよう!

じっけんでめざすこと

じっけんでめざすことは、物質によって熱を伝える力が異なることを知り、熱の伝導の特長を知ることだよ。

用意するもの

段ボール 発泡スチロールや段ボールなど
 温度計 記録をとるための紙と鉛筆 水をいれたペットボトル数本

ぞうさんから大切なおねがいです。じっけんはかならず大人の人といっしょにおこないましょう。こどもだけではきけんです。

やりかた

1 ペットボトルにお水をいれて、冷蔵庫にいれて全部を同じ温度にしよう。最低でも3時間くらいは放置してね

2 段ボールを横400mm×縦210mmに切り、横30mmごとにカッターで薄く切り、折れ曲がりやすいようにする。

3 2で用意した段ボールに、発砲スチロールや段ボールを貼り合わせて、ペットボトルの周りにかぶせるついたてをつくる。この時、発砲スチロールと

カッターでケガをしないように気を付けてね! 4 1で冷やしたペットボトルを冷蔵庫から出し、3で作ったついたてをかぶせ、日の当らない同じ温度のところに、少し離して置いておく。

5最後に、4で1時間くらい放置した水の温度を測る。

実験はこれで終わりです。どうでしたか?お水の温度の変化はありましたか?色々なもので実験してみて、物による特長をつかんで、この実験の結果を先生やお友達に発表しましょう。

まめちしきは、お水の温度が変化する原因だよ。

今回の実験でお水の温度が時間とともに変化したのは、熱は空気や容器を伝わって熱いものから冷たいものへと移動するからなんだよ。これを伝導というんだ。まほうびんはこの伝導を防ぐために、容器を2重構造にして中を真空にすることで、熱を中に閉じ込めているんだよ。

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