
古くから、米をおいしく炊くことに命をかけてきた日本人。長引く不況の中、自宅でもっとおいしいごはんを食べたいというニーズは、自然と高まっていった。そんな中、象印は新発想の炊飯ジャー開発の道を歩み始める。


古くから、米をおいしく炊くことに命をかけてきた日本人。長引く不況の中、自宅でもっとおいしいごはんを食べたいというニーズは、自然と高まっていった。そんな中、象印は新発想の炊飯ジャー開発の道を歩み始める。

おいしいごはんとは何か。プロジェクトチームはその答えを探しに、全国各地に飛んだ。そこで新しい炊飯ジャー開発の鍵となる人物に出会う。飯炊き仙人と呼ばれる村嶋氏が炊くごはんは、象印が探し求めていた理想の味だった。

村嶋氏の協力のもと、職人の技を研究。理想の味を現実にするために、何度も研究を重ね、今までの炊飯ジャーにはない、新しい釜の形が生み出された。しかしその釜を活かすには、象印の常識をくつがえす重要な決断が必要だった。

市場で高い評価を受けた『極め羽釜』。釜の形を極めたあとは、釜の素材を極める。プロジェクトチームは、「南部鉄器」を用いた釜の開発に乗り出した。しかし、独特の形をする『極め羽釜』の鋳造には、ある問題が生じるのであった。

技術者たちの知恵を集め、さまざまな壁を越えて開発された『南部鉄器 極め羽釜』。試食をする村嶋氏は、思いもよらない提案を口にする。おいしいごはんを求めて極みの道を歩む、技術者たちのドラマはつづいていく。