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いい味、旅気分
九州北東部に位置する大分県。山地の占める割合が大きく、平野部は大分市や中津市、佐伯市の周辺などの地域に限られます。県中央部に位置する湯布院町の由布院温泉、別府湾に接する別府温泉は全国的に有名ですね。 九重山群
いい味:だんご汁・やせうま
だんご汁とやせうま

そんな大分を代表する郷土料理が「だんご汁」と「やせうま」。だんご汁は平たく言えば具沢山のお味噌汁に、小麦粉ベースのおだんごをいれたもの。年間を通して晩ご飯の中心で、麦ご飯や冷やご飯1杯で、だんご汁を3杯ほども食べられていたそう。いまでは大分の飲食店やお祭りの屋台等で食べることができます。
また、一緒に作る「やせうま」はだんご汁のだんごと同じものを、きな粉モチのように仕上げたもの。

やせうまの由来は平安時代、京から落ちのびてきた若君がうばの八瀬に「やせ、うまうま」とおやつをねだり、八瀬が作りだしたところから「やせうま」と呼ばれるようになったとか。
今では七夕やお盆などの特別な日には欠かせないおやつになっているそうです。
だんご汁:材料 4人分
小麦粉 2カップ
小さじ1/2
ごぼう 50g
椎茸 3枚
にんじん 50g
里いも 150g
ねぎ 2本
みそ 100g
やせうま:材料 4人分
小麦粉 2カップ
小さじ1/2
きな粉 大さじ10
砂糖 大さじ10
練るまるめる寝かす

メインの具「だんご」から作り始めましょう。小麦粉4カップに、少しずつお水を加え耳たぶぐらいの固さになるまで、手で混ぜ合わせます。混ぜ合わせた生地は直径2cm程度にまとめて、ぬれぶきんをかけ30分〜1時間ほど寝かせます。
もともとざっくばらんな料理なようで、寝かす時間はその時々により異なり、忙しいときは特に寝かせなかったとか。ここは旧来の作り方に習い、大胆に作って行きましょう。

切った野菜だんごを平らにだんごを一煮立ちだんご汁

だんごを寝かせている間に、野菜を切ります。ごぼうをささがきに、にんじん、しいたけを輪切り、もしくは千切りに、里いも輪切りにしておきます。
ひととおりの準備が完了したら、野菜を一煮立ちさせます。そこへ寝かせておいただんごをギュッと一握りし、平らな状態にしてからお鍋に入れさらに一煮立ちさせます。この時だんごはすべて使ってしまわず、「やせうま」用に半分はとっておきましょう。最後にお味噌を加え、ネギを追加して出来上がりです。

きな粉をまぜるだんごを煮るきな粉にくぐらすやせうま

つづいて「やせうま」を作りましょう。
きな粉大さじ10杯に同量の砂糖と塩を少々加え、よく混ぜ合わせます。
次に沸とうさせたお湯に、寝かせておいただんごを引っ張り伸ばして湯がきます。だんごが上の方に浮かび上がってきたら出来上がりの合図。お湯からあげて、そのまま“きな粉”にくぐらせると「やせうま」の出来上がりです。「だんご汁」も「やせうま」も素朴な味わいで、どこか懐かしい印象。
簡単にできますので、ぜひチャレンジしてみてください。

旅気分:大分県
大分県 大阪から飛行機でわずか1時間。東京からでも2時間そこそこで行ける大分県。
県の大部分が森林・山地で占められおり、福岡との県境には川が溶岩大地を削ってできた耶馬渓、宮崎との県境には九州山地の主峰、祖母山があります。こうした豊かな自然が織りなす四季を求めた観光客が後を絶ちません。
また東の海岸は複雑なリアス式海岸。ちょうど豊後水道と瀬戸内海が顔を合わせる海域に位置し、豊富な水産資源を供給しています。なかでも豊後水道で水揚げされる関サバ、関アジは人気が高く、大分を訪れた際にはぜひ口にしたい一品と言えるでしょう。
別府
別府湯の花小屋大分県のほぼ中央に位置した別府。温泉資源が豊富な観光都市。源泉数や1日の涌出量は国内第1位。さらに現在確認されている温泉の泉質11種類のうちの10種類が体験できます。
そんな別府で特におすすめの観光ルートは、「別府八湯」と呼ばれる浜脇・別府・観海寺・堀田・明礬・鉄輪・柴石・亀川の8つの温泉郷めぐり。中でも明礬温泉では地下から出る温泉の成分を結晶化させた入浴剤を製造する「湯の花小屋」が見どころのひとつ。湯の花には多数の微量ミネラルが含まれており、美肌効果が高く、慢性の皮膚病にも効果的とか。また、めずらしい泥湯もあり、こちらも美肌効果に優れているそうです。
別府鉄輪ゆけむり全景また、海地獄、鬼石坊主地獄、山地獄、かまど地獄、鬼山地獄、白池地獄、金龍地獄、血の池地獄、龍巻地獄の9つの地獄をまわる、地獄巡りは別府観光の定番中の定番。地下200〜300mから熱湯・噴気・熱泥が噴き出す様はまさに圧巻。地球の壮大なエネルギーを肌で感じてみてはいかがでしょうか?
湯布院
湯布院由布岳と朝霧別府の南西に位置する湯布院は、別府と比べると、一歩引いた感のある九州の奥別荘的な存在です。湯布院の見どころとしてまず取り上げたいのは、緑あふれる自然の情景。町の北東に望む名峰由布岳山頂からは由布院盆地にかかる幻想的な朝霧を楽しむことができます。またその昔、竜が住んでいたという伝説のある金鱗湖は、西半分に温泉、東半分に清水が湧くという珍しい湖。その昔、儒者毛利空桑が湖を泳ぐ魚の鱗が夕日に輝くのを見て「金鱗湖」と名付けたのが名称の由来だとか。
湯布院露天風呂そして忘れてはいけない豊富な温泉資源。町内に由布院温泉、湯平温泉、塚原温泉の3つの温泉があり、それらの合計湧出量は別府温泉に次いで全国第2位とのこと。その温泉郡の中で最も名が知られているのが、金鱗湖湖畔に位置する由布院温泉。その味わい深い環境はその昔より多くの人を虜にし、北原白秋や与謝野鉄幹・晶子夫妻をはじめとした文人墨客も多くこの地を訪れています。
資料提供:
別府市役所:http://www.city.beppu.oita.jp/

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