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いい味、旅気分
今回は関西を代表するリゾート・観光地である和歌山県をピックアップ。
紀伊半島の南西部に位置し、緑あふれる豊かな自然と、黒潮がもたらす温和な気候に恵まれた都市。かつては徳川御三家のひとつである紀州藩の城下町として栄え、今もなおその歴史を感じることができる観光スポットが県内のあちらこちらに点在しています。また、世界遺産に登録された和歌山・奈良・三重につながる「紀伊山地の霊場と参詣道」の一角、高野山、熊野古道は、和歌山を語る上では欠かすことの出来ない存在ですね。
いい味:めはりずし
めはりずし

和歌山県の食を語る上で外すことができないのが、濃厚な豚骨醤油のスープが特徴の和歌山ラーメン。一時のご当地ラーメンブームに乗り、博多ラーメンや札幌ラーメンなどと肩を並べるほどに、その名を全国区にまで広げました。和歌山県内では和歌山ラーメンと一緒に“なれずし”という鯖を使ったお寿司と一緒に食べるのが通例で、この“なれずし”も和歌山の食を物語る一品と言えるかもしれませんね。

今回紹介する和歌山の郷土料理は高菜のお漬け物を使った“めはりずし”。「食べるときに目を見張るほど大きな口を開かなければならない」「目を見張るほどおいしい」ということから名付けられたとか。元々は山仕事や畑仕事の合間に食べるお弁当として作られていたそうです。
また、今回はめはりずしの他にもう一品。京都の漬け物のすぐきを使って、少し手を加えた京風めはりずしにも挑戦しました。
めはりずし:材料 5個分
3合
高菜の漬け物(塩漬け) 5枚
しょうゆ 大さじ1
みりん 小さじ1/2
京風めはりずし:材料 4個分
2合
里芋 80g
すぐき 1株

“めはりずし”から作りましょう。
まず高菜のお漬け物に下味をつけます。水で洗い、よく水気を絞ったお漬け物もしょう油、みりんをふりかけ軽くもみ、30分〜1時間ほど味をなじませます。この間にお米を普通に炊いておきましょう。酢飯を使った作り方もあるのですが、今回は普通に炊いたご飯を使って作ります。この作り方だと名前にすしとついていますが、“めはりおむすび”といった印象になるかもしれませんね。

次に高菜の軸の部分をみじん切りにしてください。これがおにぎりで言うところの梅干しやおかかといった具になります。
続いてしっかり味をしみ込ませた高菜の葉を広げ、先ほどみじん切りにした軸を混ぜ合わせたご飯をのせます。葉でくるみながら形を整えればめはりずしの出来上がり。簡単においしくできるので、急いでいる時のお弁当作りに最適ですね。

今回はさらにめはりずしをアレンジした一品も作ってみましょう。京漬け物のすぐきを使った京風めはりずし。
まずご飯を炊く下準備。里芋を1cm角ほどの大きさに切り、塩でぬめりをとり、水でしっかり洗っておきます。続いて炊飯器にお米と、少しだけ固めに炊き上げる為に通常の水加減からほんのちょっと(大さじ2〜3杯ほど)少ない水を入れてください。その上に角切りにした里芋をのせるように加えてお米を炊きましょう。

あとはめはりずしと同じ要領です。すぐきのカブの部分をみじん切りにし、お米に混ぜ合わせ、食べやすい大きさに握り、すぐきの葉でくるみます。高菜で作るよりも、少し主張の強い、京風めはりずしの出来上がりです。もう少ししっかりとした食べごたえが欲しい方は、出来上がった京風めはりずしを、鷹の爪を炒めたごま油で軽く炒めてみてください。ここではお好みで醤油などを少し加えても良いでしょう。
どちらのめはりずしもそれぞれの個性があるので、食べ比べてみるのも面白いですね。もしかしたら、他の漬け物で試してみてもおいしいめはりずしが出来るかもしれませんので、ぜひチャレンジしてみてください。

旅気分:和歌山県
和歌山県 紀伊半島の南西部に位置しする和歌山県。、東、南、西に面する太平洋、瀬戸内海には黒潮が流れ込むため、一年を通して比較的温和な気候に恵まれています。そのため南紀白浜をはじめとする関西エリアを代表するリゾート地も県下に点在しており、毎年夏になると近郊をはじめ多くのリゾート客・観光客が訪れています。
また、旅に欠かすことの出来ない温泉も豊富です。中でも弘法大師による回湯伝説が残る龍神温泉は、群馬県の川中温泉、島根県の湯の川温泉とならんで日本三美人の湯として知られるほどの名湯。女性ならば一度は足を運びたい温泉の一つではないでしょうか。
高野山
金剛峯寺高野山は約1200年前、弘法大師によって開かれた標高およそ900mの山。先月の徳島県のトピックスでも少し触れた四国八十八カ所遍路も弘法大師ゆかりの地を巡る巡礼でしたが、こちらの高野山はその総本山。四季を織りなす豊かな自然、霊山らしいおごそかな雰囲気、そして歴史が醸し出す風情の全てを兼ね備えた名勝と言えるでしょう。平成16年には「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産にも登録されました。
奥の院そんな高野山の見どころで真っ先に取り上げたいのが、高野山真言宗の総本山として知られる金剛峯寺。もとは弘法大師が「金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経」の深意にもとづいて名付けられた高野山の総称だったそうですが、時が経ち、豊臣秀吉公とゆかりのある建物が金剛峯寺と呼ばれるようになったそうです。またこの他に、伽藍、奥の院も高野山の二大聖地として知られており、特に奥の院は弘法大師が眠っているとされ1.9キロに及ぶ参拝道には、おおよそ20万基を超える諸大名の墓石や、祈念碑、慰霊碑の数々が樹齢千年を超える杉木立の中に立ち並んでいます。
南紀白浜
白良浜関西を代表するリゾート地、南紀白浜。関東で言う湘南のような位置づけになるかと思います。関西圏の方は夏場になるとここに行かれることもあるのではないでしょうか? そんな南紀白浜はともすると海水浴場の印象ばかりが先行してしまいがち。しかし、周辺には自然が作り上げた独創的な景観が多く、そのそれぞれが南紀白浜の四季を演出しています。
円月島そんな南紀白浜で真っ先に紹介したいのが円月島。正式には「高島」といい、臨海浦の南海上に浮かぶ南北130m、東西35m、高さ25mの小さな小さな島です。島の中央に円月形の海蝕洞がぽっかり開いていることから「円月島」と呼ばれ親しまれています。日の沈む夕景の美しさは特に素晴らしく、夏は6時30分頃、冬は4時30分頃が見頃となっています。
また、三段壁も欠かすことの出来ない見どころのひとつ。その昔、漁師たちが通りゆく船や魚の群れを見張った場所「見壇」に由来するといわれるこの大岩壁は、南北2kmにわたって展開され、岩肌に打ち寄せる黒潮が激しくぶつかり合う光景は、自然の迫力を感じずにいられません。
資料提供:
和歌山県観光連盟:http://www.wiwi.co.jp/kanko/index.html
写真提供:
和歌山県:http://www.pref.wakayama.lg.jp/

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