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いい味、旅気分
西に東京湾、東、南に太平洋を望む千葉県。冬暖かく、夏涼しい、海洋性の気候が特徴です。
県の北東、九十九里浜は海水浴やサーフィン、釣り等のマリンレジャーを楽しむ人々でにぎわっています。また、温暖な気候のため、一年を通して花を楽しむことができ、色とりどりの表情で観光客を楽しませてくれます。その魅力は観光キャッチフレーズに「花と海 心やすらぐ千葉の旅」と唱われるほど。県下の随所に海の魅力、花の安らぎを感じることができる公園、レジャー施設がありますので、季節に応じた観光ルートを探すのも楽しいですね。
いい味:なめろう・さんが焼き
なめろう

都心にほど近く、農業や漁業の印象はそれほど強くない千葉県ですが、実は野菜全体の生産額は全国1位。昔から江戸の台所として関東近県に米や野菜を供給してきました。また、銚子、勝浦など全国的に見ても豊富な水揚げ量を誇る漁港が多くあります。県東北部の九十九里浜では地引き網漁が体験できるほか、春先から初夏にかけては潮干狩りも楽しむことができます。

今回紹介する「なめろう」は南房総の郷土料理。あまりにおいしくてお皿までなめ回してしまうところから名付けられたとか。元々は漁師さんが船上で作った料理で、新鮮なアジやイワシを使うところがポイントです。
さらに今回もなめろうをアレンジしてもう1品。出来上がったなめろうをハンバーグ状に焼いた「さんが焼き」にも挑戦しました。本来ならなめろうをアワビの殻につめて、浜辺のたき火で焼いていたそうなのですが、最近では大葉やふきの葉、シソの葉などをアワビの殻の代用として使用することも多いそうです。今回はシソの葉を使って作ってみました。
なめろう:材料 4人分
アジ(刺身用) 5〜6尾
ショウガ 1かけ
長ネギ 1/2本
味噌 大1
青じその葉 5枚
さんが焼き:材料 4人分

左記なめろう4人分

青じその葉 5枚

まずはアジを3枚におろすところからチャレンジしましょう。
アジをよく水で洗い、頭と内蔵を取り除きます。次に腹側から中骨に沿わせるように切り込みを入れます。背びれ側からも骨に沿わせるように切り込みを入れます。尾の少し手前に逆包丁を入れ、尾びれを持ち身と中骨を一気に切り離しましょう。裏返して同様に包丁を入れると奇麗に3枚におろせます。そして残っている腹骨、小骨と皮を取り除いておきましょう。

続いておろしたアジを包丁でたたき、みじん切りにした長ネギ、ショウガ、せん切りにした青じそ、みそを加え、さらにたたきましょう。根気よくたたき続けて、粘り気が出てきたらなめろうの完成です。この粘り気をだすまでたたき続けるところが、おいしいなめろうを作るポイントです。お好みによってマヨネーズを加えると、味も柔らかくなり、シーチキン感覚で食べることが出来ます。

もちろんこのまま食べてもお皿をなめまわしたくなるほどおいしいのですが、ちょっとひと手間かけて、「さんが焼き」にも挑戦。出来上がったなめろうをハンバーグ状にし、シソの葉ではさんでフライパンで焼きましょう。ふんわりと焼き上がったら「さんが焼き」の出来上がり。ひと手間というほども手間をかけずに出来てしまいました。 いずれの郷土料理もサバやヒラメなどアジ以外の魚でもOK。とっても手軽なのであと一品に困ったときなどに役立ちそうですね。

旅気分:千葉県
千葉県 自然と歴史、さらに国際性も兼ね備えている千葉県。
東、南、西の3方を海に囲まれおり、豊かな海産物はもちろん、年間を通して楽しむことが出来るマリンスポーツも千葉県を代表する魅力のひとつ。その他にも、青木昆陽、菱川師宣、国木田独歩などの歴史的な人物を数多く排出している地としても知られており、こうした偉人の足跡を辿るのも、千葉の楽しみ方のひとつです。また、日本の玄関「新東京国際空港」をはじめ、日本を代表する商業施設も多く、観光客のみならず世界各国から多くのビジネスマンが千葉を訪れています。
九十九里
九十九里浜九十九里は千葉県の北東、南北に約60kmも続く九十九里浜のほぼ中央に位置しており、千葉の中でも1、2を争うほど人気のあるビーチを有する町。どこまでも続く海岸線は、いやが上にも旅の開放感を高めてくれます。また、この美しい海は、サーフィン、ダイビング、水上バイクなどのマリンスポーツをはじめ、釣り、地引き網漁といった九十九里ならではのエンターテイメントの宝庫。季節を問わず多くの観光客を惹き付けてやみません。
伊能忠敬記念公園また、日本で最初の実測地図である「大日本沿海輿地全図」を作成した伊能忠敬が生まれた地としても知られています。その功績をたたえた「伊能忠敬記念館」は、九十九里に訪れた際には必ず行きたいスポットのひとつですね。マリンレジャーを楽しんだ後に、幅広い知識に触れることが出来る、まさに文武両道の地と言えるでしょう。
義民佐倉宗吾
宗吾霊堂今から約350年前、藩主の暴政のため凶作と重税に苦しむ農民を救うため、公津村(現在の千葉県成田市)の長であった木内惣五郎が、当時御法度であった将軍への直談判を決行し、多くの義民を救いました。しかし、木内惣五郎は禁を破った罪に問われ、直談判をした翌年、4人の子供たちとともに処刑されてしまいます。この実話をもとに作られたお話が義民佐倉宗吾です。教科書等にも取り上げられているので、知っている方も多いでしょう。また、少し年配のかたなら、歌舞伎の演目を思い浮かべる方も多いかもしれませんね。
宗吾旧宅今でも成田市には宗吾の功績を肌で感じることが出来る、名所が多く残されています。そのうちの一つが「宗吾霊堂(東勝寺)」。もともとは桓武天皇の頃、坂上田村麻呂が房総を平定した際に、戦没者を供養するために建てられたお寺。ここでは毎年命日の前日(9月2日)から2日間、宗吾を偲ぶお待夜祭が行われています。
また、宗吾の旧宅や、直談判に行く際に、禁を破って宗吾を印旛沼の対岸の吉高まで送りとどけたとされる渡し守・甚兵衛由来の公園なども、この物語を肌で感じることが出来るスポットとして欠かせません。
資料提供:
千葉県:http://www.pref.chiba.lg.jp/
千葉県観光協会:http://www.omoshiro-chiba.or.jp
成田市:http://www.city.narita.chiba.jp

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