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いい味、旅気分
関東最北の県、栃木。北部から西部にかけての山岳地帯は日光国立公園に指定されており、日光、鬼怒川、川治、栗山、塩原、那須などの観光地があります。那須連山は、那須、高原、男体の諸火山が連なるけわしい山岳地帯で、標高2,000m以上の山脈が関東の北限を形成し、瀑布や湖沼が点在。また、諸河川の源にもなっており、鬼怒川は中部を、渡良瀬川は群馬県との県境を流れ利根川に合流し、那珂川は八溝地域から東折し茨城県に入り、ともに太平洋に注いでいます。
東京から新幹線でわずか1時間ほどとアクセスが良く、四季を問わず多くの観光客で賑わっています。
もみじ谷大吊橋
いい味:しもつかれ
しもつかれ

栃木県は関東有数の農業大国。肥沃な土ときれいな水に恵まれた大地は、東京をはじめとした、近郊各県に多くの農作物を届けてくれます。そんな中でもイチゴの栽培は日本一。冬の長い日照時間がイチゴの栽培に適しているとか。12月頃から収穫期に入り、冬から春にかけて、いちご狩りを楽しむ観光客の姿を県内各地で見ることが出来ます。
また、かんぴょうの栽培も盛んに行われており、栽培面積・生産量共に全国第1位。栃木県を代表する特産物のひとつです。

しもつかれ:材料 4人分
鮭(切り身) 2切れ
大さじ2
7カップ
だいこん 1/2本
にんじん 1本
大豆 40g
油揚げ 1枚
酒粕 150g
砂糖 大さじ2
しょうゆ 大さじ1
適量
今回はそんな栃木の郷土料理「しもつかれ」にチャレンジしました。しもつかれとは、栃木県に古くから伝わる魔除け・招福の祈りを込めた郷土料理。大根・にんじん・酒粕・油揚げ・大豆・鮭などを煮て作り、2月の初午の日に赤飯と共に稲荷神社に供え家中の無病息災を祈るそうです。呼び名は、しもつかれの他、すみつかれ、しみづかりなど地域によって様々。使う材料も少しずつ異なるとか。大根と人参は、竹や木で作った手作りの「鬼おろし」という道具でおろします。
最近では健康食品として見直されてきつつあり、栃木県今市市では、毎年2月に「しもつかれコンテスト」も開催されているそうです。

では最初に具材の準備。鮭の切り身を2cm幅程度にぶつ切りにしてください。本場のしもつかれは鮭の頭を使って作るそうですが、スーパーなどではなかなか手に入らないので、今回は鮭の切り身で代用しました。
続いて、大根とにんじんをおろし器でおろします。本来ならば、「鬼おろし」という粗くおろすことが出来るおろし器を使うのですが、今回は少し目の粗いおろし器で代用しました。「鬼おろし」に興味のある方は通信販売等で比較的気軽に買うことも出来るので、探してみても良いかもしれませんね。

次に、フライパンで軽く焦げ目がつくまで大豆を炒ります。続けて油揚げも同様にフライパンでうっすら焦げ目がつくまで焼き、食べやすい大きさに切りましょう。

いよいよ食材を煮込みます。鍋に水と鮭、酢を入れ、丁寧にあくをすくいながら30分ほど煮込みます。次に大豆、大根とにんじんをおろしたもの、油揚げを加えて水気がなくなるまでさらに30分〜1時間ほど煮詰めます。最後に酒粕、砂糖、しょうゆで味を整えてください。酒粕は板状のものを使う場合は、あらかじめちぎっておくと良いでしょう。しっかりと味がなじんできたらしもつかれの完成です。
ご飯のおかずや酒の肴にも最適な栃木県の郷土料理。ぜひチャレンジしてみてください。

旅気分:栃木県
栃木県 栃木県は、関東平野の東北部に位置する内陸県。関東地方で最も広大な面積を有しています。県内は東に八溝山地(やみぞさんち)、北から西部にかけては那須連山・帝釈山地(たいしゃくさんち)・足尾山地の山岳地帯と、県央部には那珂川(なかがわ)・鬼怒川・渡良瀬川の沿岸平野部と大きく3つの地域に分けることが出来ます。
華厳の滝や中禅寺湖、湯ノ湖など雄大な自然を楽しむスポットをはじめ、歴史的建造物や温泉資源をはじめとする、観光資源も豊富。日光、鬼怒川をはじめ、塩原温泉郷や板室温泉、那須高原など観光・リゾート地には事欠きません。また、宇都宮の餃子や佐野ラーメンなどその名を響かせる名物料理も魅力の一つですね。
日光
いろは坂日光は、栃木県を代表する国際的観光地。日光東照宮など、世界遺産に指定された「二社一寺」に代表される歴史・文化や、中禅寺湖、戦場ヶ原など四季折々に表情を変える豊かな自然、湯趣あふれる温泉など、人々を引きつける魅力がいっぱいです。
日光市街と中禅寺湖・奥日光を結ぶ急坂上りが第2いろは坂、下りが第1いろは坂と呼ばれています。名前の由来は、昭和初期、カーブが48か所あることから、ロープウェイのガイドアナウンスでこう呼ばれ始めたことによるとか。昭和29(1954)年に道路が改修され、ほぼ現在の形の第1いろは坂が完成。さらに昭和40(1965)年には、交通量の増加にともない、上り専用の第2いろは坂が完成しました。
いろは坂は、古くは男体山や中禅寺への登拝者が通っていた道であり、また、明治初期まで奥日光は女人牛馬禁制の地で、女性や牛馬は坂を上れませんでした。そのため上り口は「馬返」と呼ばれ、女性が男体山を拝んで引き返した場所には「女人堂」が残っています。
中禅寺湖中禅寺湖は、標高1250mという高地にある日本を代表する湖の一つ。男体山の南側に位置し、清らかな水をたたえています。もともとこの地に湖はなく、男体山の噴火により、大谷川がせき止められてできたそうです。日本屈指の透明度を誇り、水面には四季折々の美しい自然が映し出されます。中禅寺湖の水が流れ落ちる滝が華厳の滝。半月山の展望台からは、中禅寺湖と男体山の美しいコントラストが楽しめます。
鬼怒川
鬼怒川温泉関東有数の規模を誇る温泉地。周囲には、奇岩と渓谷が続く龍王峡や、それぞれ個性あふれるテーマパークなど、見どころ盛りだくさんです。
雄大な鬼怒川渓谷沿いに旅館・ホテルが立ち並び、首都圏からのアクセスも良く、関東でも有数の規模を誇る一大温泉地として発達しました。江戸時代の発見当時は日光詣の僧侶や大名のみ利用できましたが、明治以降は一般にも開放されました。今の「鬼怒川温泉」という呼称は昭和になってから呼ばれ始めたもの。それまでは下滝温泉、滝の湯と呼ばれていました。柔らかい泉質のアルカリ性単純温泉は、神経痛・疲労回復等に効能があるとか。周囲には美しい自然環境が残っており、春の新緑、秋の紅葉、雪景色とそれぞれ趣があります。
鬼怒川ライン下り自然が創造した渓谷美の極みとして名高い鬼怒川の素晴らしさを満喫できるのが、鬼怒川ライン下り。30人乗りの和船で、鬼怒川温泉から大瀞(おおとろ)下船場までの約6kmの行程を40分かけて下ります。船頭さんの巧みな櫂(かい)さばきで、奇岩・怪石が織りなす造形の妙を味わいながら、次第に狭くなる川幅をスリルたっぷりと下るさまは豪快そのもの。秋の紅葉や春のヤシオツツジの景観はとりわけ見事です。
資料提供:
栃木県庁:http://www.pref.tochigi.lg.jp/
栃木観光協会:http://www.tochigiji.or.jp/

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