知る・楽しむ / 生活に役立つ情報やまほうびんの秘密など、知って楽しめるコンテンツをご覧いただけます。

いい味、旅気分
中国地方の北部にある島根県。東は鳥取県、西は山口県、南は中国山地をへだてて広島県に接し、北は日本海があり、北方40〜80kmの海上には、島前、島後などから成る隠岐諸島があります。
そんな島根県は実は温泉大国。日本三美人湯として有名な「湯の川温泉」を筆頭に、日本三美肌湯の「斐乃上温泉(ひのかみおんせん)」や、ラドン含有量日本一の「池田ラジウム鉱泉」、間欠泉が吹き上がる「木部谷温泉(きべたにおんせん)」、ハーブが香る露天風呂のある「いわみ温泉」など、効能も個性も豊かな数々の温泉があります。
湯の川温泉
いい味:さばのいり焼き
さばのいり焼き

そんな島根県は漁業が盛んに行われています。北方に位置する日本海沖合には黒潮から分かれた対馬暖流が北東に向かって流れており、島根県沖合で好漁場を形成しています。水揚げされる主な海産物は、さば、あじ、ぶり、するめいか、かれい、ひらめなど。中でも、浜田市の特産品である「塩干かれい」は、全国の生産量の約50%を占めています。京阪神を始め関東市場へも出荷され、品質も高い評価を得ているそうです。また、日本海から水揚げされる海産物以外にも、宍道湖(しんじこ)では、しじみ漁が盛んに行われています。その漁獲高は国内で売られているうちの4割も占めるほどにもなるそうです。

そんな漁業の盛んな島根県から紹介する郷土料理は「さばのいり焼き」。島根県の中でも特に漁業が盛んに行われている浜田市の郷土料理です。いり焼きというぐらいなので、塩焼きのようなものかと思いきや、実は煮物。ただし水を使わず、調味料のみで煮込むため、「いり(炒り)焼き」と呼ばれるようになったそうです。
さばのいり焼き:材料 4人分
さば 2尾
にんにく 2片
しょうゆ 1/2カップ
1/4カップ
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ2

まずは“さば”を3枚におろすところから始めましょう。作業を始める前に、まな板や包丁は、きれいに洗って水気をふきとり、鮮度を保つために手早く作業をするのがポイント。魚をおろすのが苦手な方は、切り身の魚を買ってきても良いでしょう。

続いて3枚におろした“さば”を10cm程度の幅に切りましょう。次に、煮る時に使用する、にんにく2片分をすりおろしておきます。にんにくの臭いが気になる方は、少しにんにくの量を減らしても良いでしょう。

次が最後の作業。いよいよ“さば”を炒り焼きにして行きます。お鍋にしょうゆ、酒、みりん、砂糖を加え、まず一煮立ちさせます。続いてすりおろしたにんにくと、あらかじめ切っておいた“さば”を加え、お鍋に落としぶたをし、弱火で5分程じっくり煮込めば完成です。手軽にできる島根県の郷土料理。にんにくパワーで元気もでそうですね。

旅気分:島根県
島根県 もともと出雲国風土記(いずものくにふどき)の島根という地名についての伝承が県名の由来となっている島根県。その名の由来に違わず、歴史的な名所も豊富です。中でも特に大きな見所は、かつて世界有数の銀山であった石見銀山。17世紀前半、世界の産出銀の約3分の1を占めていたといわれる日本銀の大部分がこの石見銀山から採れていたと考えられています。
また、自然景観からは、日本名水百選と日本の滝百選両方に選ばれている「壇鏡の滝(だんぎょうのたき)」がオススメ。横尾山の山中、那久川(なぐがわ)上流の屏風を連ねたような岩壁にかかる二条の滝で、落差50mの雄滝は裏側からも見る事ができます。雌滝の落差は40m。滝の水は長寿の水、勝利の水としても有名です。
松江
松江城松江は昔から島根県の中でも、中心とされていた地域。その松江中でもシンボル的な建造物として親しまれているのが「松江城」。千鳥が羽を広げたように美しいことから、別名『千鳥城』と呼ばれています。松江開府の祖・堀尾吉晴(ほりおよしはる)が慶長12年(1607)から5年の歳月をかけて完成させたそうです。平地に近い丘を利用して造られていて、実戦本意の工夫も多数。現存する天守閣は5層6階、高さ30mで、ここからは松江の景色が四方に一望できます。各階には、城と松江に関する資料が展示されています。
宍道湖また、松江といえば宍道湖は欠かす事が出来ないスポット。特に国道9号線の、島根県松江市袖師町から嫁島町の宍道湖湖岸側歩道から見ることが出来る宍道湖の夕日は絶景で、全国各地から多くの観賞・撮影者が訪れています。
金沢市
出雲大社神話の舞台としてもたびたび登場する出雲。中でも特に有名なのは出雲大社(いずもたいしゃ)ではないでしょうか。因幡の白兎の登場する「国譲りの神話」の主人公、大国主命(おおくにぬしのみこと)を祀る神社。現世の地上を譲った大国主命は、霊界の神事を司るとされ、毎年旧暦の10月11日から17日に全国の神々が出雲大社に集まり滞在するとされています。そのため、出雲以外の地では10月を神無月(かんなづき)と呼び、出雲では逆に神在月(かみありづき)と呼ぶのはよく知られていますね。
また、その他にも、荒神谷遺跡(こうじんだにいせき)、加茂岩倉遺跡(かもいわくらいせき)など太古のロマンを感じさせる遺跡・旧跡が多数ありますので、じっくりと時間をかけて出雲の地を回ってみたいですね。
資料提供:
島根県庁:http://www.pref.shimane.lg.jp/
島根観光ナビ:http://www.kankou-shimane.com/ja/index.html
松江市役所:http://www.city.matsue.shimane.jp/
出雲市役所:http://www.city.izumo.shimane.jp/

いい味、旅気分では皆様のご意見をお待ちいたしております。 ご意見募集フォーム