日本茶のはじまりは、今から1000年以上も前の奈良・平安時代に、
中国に渡った遣唐使や留学僧らが当地からお茶を持ち帰ってきたとされていますが、
日本原産の自生茶があったという説もあります。
日本に入ってきて間もないころは、茶葉を煎じて儀式や行事に用いられる大変貴重なものだったそうです。
今から1000年以上も前の奈良・平安時代に日本に入ってきたお茶が、庶民の間で日常的に飲まれるようになったのは、江戸時代のころで約150年前。
日本にやってきたころを考えると、ずっと最近のことですね。
戦後、初の卓上魔法瓶が普及。その後、保温 設定ができる電気ポッ トも登場して、日本茶 ならではの、茶葉の種 類による繊細な温度調 整が便利に。昔は大変貴重なものだった日本茶も、今では手軽に美味しく飲めるようになりました。
美味しい日本茶が飲みたいという時、近くにあるとうれしい「給茶スポット」。多くの日本茶専門店も参加しています。
持ち歩くマイボトルの中身が空になったら、プロが入れる本格派のほか、自分で入れる「お茶Bar」で手軽に味わってみませんか。
>全国の給茶スポットはこちら
チョコレート、アイスクリームなど、今や洋菓子にもお茶のフレーバーはあたりまえ。
もちろん和菓子にも欠かせません。料理やリキュールなどにも、味わい方はまだまだ広がっています。