健康や美容を手に入れるためには、体温アップは鉄則です! まずは、毎日の食事や生活習慣を見直して、体を温める生活を心掛けましょう。
- 目覚めにベッドの中で簡単なストレッチをするだけで、血行が良くなり、頭や体がスッキリとして、快適な1日をスタートできます。
- 【末端の血行促進】両手足の指先を、ゆっくりと握ったり開いたりする(2〜3回繰り返す)
- 【全身の血行促進】大の字に伸びてから、手足を揃えて、体を真っ直ぐに伸ばす(2〜3回繰り返す)
- 冬に採れる食材や寒い地方で採れる食材、地面の下で育つ根菜類は、体を温める食材が多いので
積極的に食べるようにしましょう。
- 【体を温める食材】
- 野菜: 人参、生姜、ネギ、ニンニク、ニラ、南瓜、など
魚介類: イワシ、海老、なまこ、鰻、など
果物: 桃、リンゴ、あんず、さくらんぼ、など
調味料類: さんしょう、コショウ、唐辛子、味噌、など
その他: チーズ、卵、梅干し、くり、ごま、くるみ、玄米、小豆、など
- 体温の素となる熱の約40%は筋肉から発生しています。寒い所にいると勝手に体が震えるのは、筋肉の収縮によって熱を生み出し、体温を保とうとするためです。低体温を防止・改善するには、日頃からウォーキングなどの適度な運動を行い、体温を上げる筋肉を活性化しておくことが大切です。
- 温かい飲み物を飲むことは、体の内側をポカポカさせるのに効果的です。ただ、緑茶やコーヒーは、体を冷やすと言われているので要注意。体を温めるには、紅茶やウーロン茶がオススメです。
- 東洋医学では、体のさまざまなトラブルの原因は、血行不良だと考えられています。
血行を促進するツボを刺激したり、温灸をして体温アップを図りましょう。
- 【血行不良改善のツボ】
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- ● 三陰交(さんいんこう)
くるぶしの内側の中心から、指幅4本上がったところにある「三陰交」を、ゆっくりと息を吐きながら、優しく押す。血液の循環を促して、冷えを改善します。 - ● 足三里(あしさんり)
血行促進のほか、足の疲れ、むくみ、胃腸の症状や病気予防にも効果的な万能ツボ。膝の皿の外側、下端にある骨の突起から指3本分下がったところが「足三里」。両手の親指を重ね、気持ち良いと感じる強さで押す。 - ● 中かん*(ちゅうかん) *かん:「月」へんに「完」
体の中心線上で、おへそから指5本分ほど上がったところが「中かん」。ゆっくりと息を吐きながら、優しく押す。血行促進のほか、胃腸の働きを高める作用があり、消化不良や胃腹痛の改善にも効果的。
- ● 三陰交(さんいんこう)
- 新陳代謝をアップさせるには、全身浴よりも半身浴の方が効果的です。下半身からゆっくりと温めることで、足先から全身へとスムーズに血液が巡るようになります。ぬるめのお湯(38〜40度ぐらい)に、みぞおちぐらいまで浸かり、20〜30分程度入浴するのが理想的です。また、お湯と水に交互に入る温冷交互浴も、末梢血管を刺激するので血行促進にオススメです。