棚田とは、山の斜面や谷間の傾斜地に階段状に作られた水田のことをいいます。日本では、山がちのところではどこにでもみられる水田形態で、日本にある水田のうち約8%が棚田だといわれています。しかし、一枚一枚の面積が小さく、傾斜地で労力がかかるため、中山間地域の過疎・高齢化にともなって耕作放棄され始め、今では40%以上の棚田が消えているといわれています。