象印 ZOJIRUSHI

阿部寛さんと炎舞炊きをとことん語りたい。
阿部寛さんと象印社員の白熱ごはん対談
炎舞炊きのTVCMに出演いただいている阿部寛さん。じつはごはんが好きだという阿部さんに、炎舞炊きの開発者の1人である象印社員の三嶋一徳が、炎舞炊きの深いこだわりをお話させていただきました。
  • その1 炎舞炊きの始まりは“かまど炊き”
  • その2 おいしいごはんを炊く3つのポイント
  • その3 ごはんの好みは人それぞ違うから
  • その4 保温ってどうやったらうまくできる?
その2「おいしいごはんを炊く3つのポイント」
お米がかき混ざって、甘くなるまで。
三嶋

おいしいごはんを炊く方法を科学的に解説しますと、
実際に炊飯で行われていることとしては、
まず、お米の中にしっかりと水を染み込ませ、
その後に熱を加えるということを行っています。
先ほどからかき混ぜるのがいい、対流させるのがいいとお話していますが
それはですね…なぜだと思われます?

阿部さん

…なぜですか?

三嶋

内釜の中でかき混ぜることによって、
お米自体が揺さぶられて、お米の中から
甘みの一つとなるでんぷんが水中に飛び出ていきます。

阿部さん

ほお。

三嶋

そうすると、このでんぷんは水に触れる面積が大きくなります。
なおかつ、高温で炊かれているので熱に触れる機会が多くなり、
甘み成分に変わってくれる。
なので、水をしっかり染み込ませて、高温で炊いて、
対流をさせる
ことによって、
よりごはんの甘みを引き出しています。

阿部さん

甘みが出るんだ。

三嶋

はい。その3つが非常に大事なポイントになってきます。
すごくシンプルなんですが、それを実現するのが難しいんです。

阿部さん

なるほど。

三嶋

対流の部分でいうと、特にお米を動かすのが難しいので、
それがかなり苦労した点です。
お米を動かすことで甘みが引き出され、
その甘みが最終的にお米にコーティングされる
、というわけです。先ほど、最初にごはんから食べるっておっしゃっていたんですけど、

阿部さん

ええ。

三嶋

最初に食べると舌に何もない状態なので
ごはんの甘みを一番感じやすいんです。

阿部さん

そうですよね。

三嶋

ごはんの表面に甘みがコーティングされていると
舌に乗せた瞬間にまずごはんの表面の甘みを感じるので、
激しく対流させて炊いたごはんの方がより甘みを感じる。
これを再現しているのが炎舞炊きなんです。

おいしいごはんは生活を豊かにする。
阿部さん

なるほどね。先ほど言いましたけど、僕は最近、
すごくごはんにこだわるようになってきていて、
それで自宅にあったもので炊いていたら、
なぜか最近おいしくなくなってしまったんですよ。

三嶋

急に気づかれたんですか?

阿部さん

そう。なんでだろうなと不思議に思ってたら、たまたまテレビで、
プロによるおいしいごはんの炊き方特集がやってたんですよ。
その時、ごはんのことを知りたい欲求が強かったから見入っちゃいまして。
実践してみると、ほんとおいしいごはんが炊けたんです。
きれいなお水で表面の汚れを洗うんだけど、
あんまり洗いすぎないことが重要で。

三嶋

そうですね。

阿部さん

そうやって炊いたごはんを食べてみると、なんだろう、
ごはんって日々のものだから、ちゃんとラップにパックして
その日に食べる分だけ冷蔵庫に入れて、
空気に触れないようにして、って丁寧にすると
本当に生活が豊かな感じになっていく。

三嶋

いやぁ、本当にそうです。

阿部さん

今回炎舞炊きのCMをさせていただいて、今のお話すごい興味があって、
さらに自分も詳しくなって炊ける気がしてきてね、うれしいですね(笑)

三嶋

そういうお話がちょうど今できてよかったです(笑)

その3へつづく
Contents
  • TALK#01 炎舞炊きの始まりは“かまど炊き”
  • TALK#02 おいしいごはんを炊く3つのポイント
  • TALK#03 ごはんの好みは人それぞれ違うから
  • TALK#04 保温ってどうやったらうまくできる?

炎舞炊き TV-CM

「阿部さんとめし会」篇 30秒

「3Dの乱舞」篇 15秒

「違い」篇 15秒

炎舞炊きシリーズ

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