ステンレスマホービンの製造技術で、真空パネルを開 発、製品や設備の部品として保冷、保温、遮熱などの断熱効果が期待できます。
現在、真空パネルは熱処理設備の断熱によるコンパクト化、均温化による生産品の品質安定に使用されています。
主に面部分よりの放熱、入熱の防止や熱源からの輻射熱の遮断等の効果が期待できます。
ステンレスの表板と裏板の内部に断熱材を組み込むことにより、ステンレスの板厚を厚くすることなく内部を高真空にしています。そのため、ステンレスを伝わっての熱の逃げる量が少なく、高い断熱効果を発揮します。
■断熱性能 (外形寸法 縦×横×厚み(mm) 400×400×5)
加熱温度 | 230℃ |
反面温度 | 42℃ |
反面上昇温度 | 19℃ |
表裏温度差 | 188℃ |
※測定条件:外気温(測定雰囲気温度)約23℃、ステンレス製真空パネルを熱板の上に置き、熱板側の面を所定の温度に加熱した時の反対側面中央を測定。
種類 | 熱伝導率(W/mk) |
ステンレス製真空パネル | 0.003 |
硬質ウレタンフォーム | 0.02 |
※放熱量の違いから、ステンレス製真空パネルと同等の断熱性能を維持するには、約6.5倍の厚みのウレタンフォームとなります。
外装は耐久性に優れたステンレス材を使用しているため、色々なメリットがあります。
※ステンレス製真空パネルの標準品として、400mm角をご用意しておりますが、用途・目的・数量によってはご要望にお応えできない場合があります。
※記載の製品仕様は研究用に試作したサンプルモデルの参考データです。