象印 ZOJIRUSHI

まほうびん記念館 開館15周年記念企画展「手吹き時代」のまほうびん 大正から昭和30年代のガラスまほうびんたち 2023年1月30日から2022年7月10日まで

ごあいさつ

明治45年、日本で初めてガラス魔法瓶が誕生。その後、自動製瓶工場で生産が始まる昭和38年までの約50年間、魔法瓶はガラス職人の手吹きで作られてきました。今では携帯用の魔法瓶はステンレス製となりましたが、手吹きのガラス魔法瓶は日本の歴史を紡いできた存在です。
今回、まほうびん記念館開館15周年を記念して、貴重な手吹き魔法瓶を一挙に公開します。

展示期間

2023年1月30日(月)~11月10日(金)

※要予約 / 土日祝、および会社休業日は休館
(会期等は今後の諸事情により変更する場合があります。)

展示内容

  1. 大正時代
    「草創期の日本のまほうびん」
    大阪はガラス工業の発祥の地であり、日本の魔法瓶もここ大阪で誕生しました。
    優秀なガラス職人が多く、資材調達の下請けや輸出港もあり、魔法瓶は大阪の産業となっていきます。
  2. 昭和初期~戦前
    「まほうびんの成長時代」
    昭和に入ると日本の魔法瓶工業は新しい製法・技術の発展と、海外市場の開拓で大きく成長します。
    とりわけ、中瓶の製造技術が進歩し、新たな市場の創出につながっていきます。
  3. 戦後のまほうびん
    「進化する機能と工夫」
    戦後、新しい時代のニーズに応えた商品が開発され、使いやすさや形状もさらに進化していきます。
    それは海外市場の開拓、国内市場の新規需要も創造し、さらなる発展へつながっていきました。
  4. 変わりゆく
    まほうびん業界
    日本経済の発展とともに家電が普及、魔法瓶を使った一部の製品は、家電に置き換わっていきます。
    一方、明治末期から手吹きで作られてきたガラス魔法瓶は、昭和38年、自動製瓶工場の生産開始で衰退期を迎えます。

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