ポットって、家電の中でもなんというか地味な存在で、炊飯器なんかと違ってメーカーやものによる差がそんなにないように思っていたんです。だから購入する時も、特に友達に相談することもなくて。でもSTAN.を使ってみて、違うんだなということがはっきりわかりました。例えば、それまでイメージしていたポットに比べて格段にお湯が入れやすかったり。モードを変えればゆっくり丁寧に出せるので、ミルク作りでも最後の湯量調整がすごくしやすいんです。
リノベされたご自宅で、普段はどんな場所に置いていただいていますか?
部屋の奥をキッチンにしていて、その奥の棚に、食器や収納ケースと一緒に並べています。実際に使用している電動ポットは白で、収納ケースとは形も似ているので、すごく馴染んでいるんです。蒸気もあるので、お湯を沸かす時には棚の前に置いたキッチンカートに出して使っています。
「うつわ」をコンセプトにデザインされているSTAN.シリーズなので、食器と並べていただいているのはうれしいですね。STAN.シリーズで揃えて置いていただいている方も多いんです。
家電をあまり置きたくないとは言っても、実はホットプレートには興味があります。子供も成長してきているので、イベント性のある家電があると良さそうですよね。一緒に料理をしながら食べるって楽しそうです。自動調理なべも、材料を入れてボタンを押せば料理ができるなんて、忙しい毎日を過ごしている身としては魅力的です。ぜひいろいろと検討してみたいと思います。
そんな忙しい毎日の中、いくつものプロジェクトを並行して進められながら、BONUS TRACKに隣接した場所に事務所を建設中と伺いました。しかも1階には飲食店をオープンされるそうですね。
はい、BONUS TRACKの設計をきっかけに、より地域と交流しながら仕事がしたいと考えるようになって。現在の早稲田から、下北沢に引っ越すことにしたんです。8月中旬を目指して準備中ですが、BONUS TRACK内の道で唯一住宅街と接する場所なので、散歩や通勤で通る住民の方に楽しんでもらえるように、ドーナツ屋さんをオープンする予定です。ドーナツっていい匂いだし、ちょっとつまむのにいいですよね。夜はお酒も出して、地域の方々が集まる場所になったらいいな、と思っています。オープンしたらぜひ遊びにいらしてくださいね。
お店の情報は主にインスタグラム(@horahora.do)で発信していくので注目してもらえると嬉しいです。
お酒も飲めるドーナツ屋さん!下北沢の新しい注目スポットになりそうですね。楽しみです。ご準備で忙しい日が続きそうですが、STAN.の電動ポットでほっと一息ついていただけたらうれしく思います。本日はありがとうございました!
インタビュー・文:金祥艾
写真:石野千尋
企画・編集:種市一寛