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VOICE06あなたの暮らし「の」スタンバイ。フォトグラファー 石野千尋さん

うつわをコンセプトにしたシンプルなデザインと、レシピのバリエーションが広がる深型設計、お手入れのしやすさで人気のSTAN.ホットプレート。組み合わせて使える別売りの「たこ焼きプレート」が反響を呼んでいるのをご存知でしょうか。それもそのはず、STAN.を製造販売する象印マホービン株式会社は1918年に大阪で創業し、今も大阪から世界へ向けて品質の高い調理家電や生活用品を発信している老舗企業。そして、大阪のソウルフードといえば、お好み焼き、たこ焼きなどの“粉もん”です。大阪生まれ大阪育ちの象印マホービンのたこ焼きプレートには、当たり前のように大阪のこだわりが詰まっています。

今回登場していただくのは、そんなたこ焼きプレートを追加購入して自宅で楽しんでいただいているという、フォトグラファーの石野千尋さん。東京を拠点に世界中を飛びまわって撮影する作品は、光と色が美しく、明るいお人柄が現れているようにも感じます。家族4人暮らしだという石野さんが、仕事に育児に忙しい毎日の中で、STAN.をどのようにスタンバイしてくれているのか、お話を伺います。

CHAPTER
01

やっぱりホットプレートって
特別感があるので、
お皿で出すより盛り上がります。

元々、STAN.のホットプレートを愛用してくださっていたと伺いました。

そうなんです。3歳の女の子と、もうすぐ1歳の男の子、パパの4人家族ですが、二人目が生まれる時に、友人がプレゼントしてくれて。それ以降大活躍してくれています。焼肉をしたり、ホットケーキを焼いたり、ほぼ毎週使ってるんじゃないかな。プレートの上だけで料理が完結するから、とっても便利です。

実家でもホットプレートが登場することはあったのですが、使うとなると一大事でした。棚の一番上から下ろして、箱から出して、発泡スチロールを外して、

おまけに油汚れ防止に新聞紙を広げて敷いて(笑)。STAN.は軽いし、デザインもすっきりしているから見えるところに置いておけますよね。収納の少ない我が家のために、母がSTAN.にピッタリサイズのワゴンを作ってくれたので、いつもその上に置いていて、さっと出してさっとしまって、本当に気軽に、日常的に使っています。深さがあるから油はねも少ないし、新聞紙もいりません(笑)。

出しやすくしまいやすいと使う頻度も自然と高くなりそうですね。どんなメニューを作られることが多いですか?

やっぱりお好み焼きですね。普段野菜を嫌がる娘も、キャベツたっぷりのお好み焼きは喜んで食べてくれるんです。テーブルにホットプレートを出してその場で作ることもありますし、キッチンで作っておいて、保温したものをまとめてダイニングに持っていくこともあります。

我が家はキッチンとリビングダイニングのフロアが分かれているので、子供たちを見ながらの料理ができなくて。リビングのサークル内で遊んでもらっている間にキッチンで食事の準備をするのに、実はホットプレートが便利なんですよ。コンロでメインを作りながら横に置いたホットプレートで副菜の野菜を焼いたりと、時短にもなります。

お好み焼きの場合は一気に何枚も焼ける上に、保温しておくことでちょうど良い温度にしてくれるので、出来立てはアツアツで食べられない娘も、出してすぐに食べてくれます。

キッチンでホットプレートを使う時も、作ってそのままテーブルに持っていっちゃうんですよ。やっぱりホットプレートって特別感があるので、お皿で出すより盛り上がります(笑)

CHAPTER
02

このプレートのお気に入りは、
なんといってもこの「区切り線」。

ホットプレートの普段使い、ぜひたくさんの方に試していただきたいですね。たこ焼きプレートは追加で購入いただいたそうですが、何かきっかけがあったのでしょうか?

ホットプレートをいただいて半年くらい経った頃に、新型コロナウィルスの濃厚接触者になってしまって。家族全員で隔離生活をしなければならなくなってしまったんです。子どもたちのためにも、その期間にできることがないかな、と考えて思いついたのがたこ焼きプレートでした。毎日やってくる食事をイベントとして楽しむために、「たこ焼きパーティーしよう!」と。結果は大成功で、

いろいろな具材で作るたこ焼きを、娘も気に入って楽しんでくれました。

具材は、えび、ソーセージ、ベーコン、チーズ、コーンなどに、ねぎ、青のり、しょうが、かつおぶしや天かすを加えて。たことキムチは大人用に用意して、それぞれの好みで作ります。このプレートのお気に入りは、なんといってもこの「区切り線」。たっぷり生地を入れてもきれいにおいしく焼けるんです。堤防のような縁も大活躍です。これがあるおかげで、液があふれずに両端で別のものも焼けて、いろいろな楽しみ方ができるんです。

隔離生活中のたこ焼きパーティー、楽しいアイディアですね!レシピにこだわりなどはありますか?

わたし、実はアルバイトでたこ焼きを焼いていたことがあるんです(笑)。いろいろなメニューを提供するフードコートでしたが、たこ焼きにはこだわりのあるお店で。その時の教えで、生地は必ず寝かしてから使うようにしています。粉と水を混ぜてから、できれば一晩、少なくとも1時間は寝かしておくと、とろっとしたおいしい生地になりますよ。普段は、具材を切ったり他の準備をするよりも前に、まずは生地を混ぜてしまうようにしています。ぜひ試してみてください。

お店で実践していたおいしいたこ焼きのコツ、試してみたいです!他に、アレンジメニューでおすすめはありますか?

たこ焼きプレートを使って焼き焼売を作ってみたところ、とてもおいしくできました。焼売を作りたいと思っても、包んで蒸してが面倒だな、と思っていたところレシピを見つけて。開いた皮が見た目も華やかで、大成功でした。パンケーキを作ったこともあります。たこ焼き型を使うとベビーカステラのように丸く焼けてかわいいんですよ。STAN.のたこ焼きプレートは一般的なものよりも丸が少し大きめで、数も20個と多いので、メインとは別のものを、つけ合わせ感覚で焼けるのもポイントです。たこ焼きを焼いてる隣で焼き豚や野菜をそのまま焼いたり、パンケーキの横でベーコンや卵を焼いたり。食卓が完結するし、隅の方も全体的に火が通るからかおいしいんです。

特別な日には、レシピブックを見て気になっていたミニオムレツを作ってみたいと思っています。あと試したいと思っているのが、チーズフォンデュ。チーズソースをたこ焼きプレートに入れて、具材を絡ませたらどうだろうと考えていて。ミニチーズフォンデュ、楽しそうですよね。いろいろな具材を試して、家族のディナーが盛り上がるといいなって、わくわくしながら準備しています。

たこ焼きプレートを使った特別なディナー、お子さんたちにも楽しい思い出になりそうですね。

娘は最近、料理をお手伝いしたいと言い始めているんです。先日たこ焼きをした時にも、恐る恐る自分の分にコーンを入れてみたりしていて(笑)。本格的な料理はまだ難しくても、ホットプレートやたこ焼きプレートを使ったメニューなら、少しずつ一緒に作れますよね。息子もどんどん大きくなっていくので、これからもっともっと出番が増えていくような気がしています。ホットプレートもたこ焼きプレートも、パーティーっぽさが出るので、子どものお友達が集まる時や、家族のイベントでも、ますます活躍してくれそうです。

アレンジレシピを考えるのも楽しいんです。今度はあれを作ってみよう、これを使ったらどうなるかな、なんて想像が膨らみます。今は、ホットプレートでおやきを作ってみたらどうかな、って考えていたり。すっかりSTAN.中心の食卓になっているので、これからも頼りにさせてもらおうと思っています(笑)。

お料理好きな石野さんが考えるレシピ、楽しくておいしいメニューがたくさん揃いそうですね!今日はありがとうございました!

インタビュー・文:金祥艾
インタビュー写真:山下弘毅
自宅写真:石野千尋
企画・編集:種市一寛