ステンレスマホービン製造の技術で、真空ジャケットを開発、製品や設備の部品として、保冷・保温・遮熱などの断熱効果が期待できます。
現在、真空ジャケットは弊社のVE電気まほうびん(電気ポット)に採用しており、消費電力を大幅に削減することにより省エネを実現しています。(平成16年度省エネ大賞受賞)
高温部分や断熱したい部分に真空ジャケットをかぶせるだけで熱ロスを抑え、トータルコストダウンが期待できます。
■消費電力
※3Lポット(満水)使用(当社測定による)
■サーモグラフィによる実証
サーモグラフィーとは?
表面温度を測定し色で表示した温度分布図、温度の違いが一目でわかるようになります。
■消費電力
※2Lポット(満水)使用
他の断熱材ではその厚みが断熱性能に大きく影響しますが、真空断熱の場合、厚みに関係なく性能を発揮します。従って他の断熱材に比べ、コンパクト設計が可能となります。
グラスウール断熱では、外郭に印刷鋼板などの部品をかぶせる必要がありますが、真空ジャケットは、そのまま外郭構造部材として使用することも可能です。このように外郭構造部材として兼用利用の可能性や、加熱・保温ヒーターを包含しての断熱をすること等により、トータルコストダウンが実現できます。
※使用場所の環境(例えば腐食性ガスなど)によっては使用できない場合があります。
使用条件、生産ロット等の条件が合えば、部品販売も可能です。
内径 | Φ186mm |
全高 | 209mm・249mm・260mmの3サイズ |
厚み | 約4mm |
材質 | ステンレス |
真空ジャケットを利用すると、「省エネ」「コンパクト」「安全」「コストダウン」を可能にします。