9月25日(木)、坂出市立金山小学校にて、
第7回「ZOJIRUSHIユメセンサーキット2014」が開催されました。
夢先生は、東俊介さんが務め、
3・4時間目(5年梅組,桜組)に「夢の教室」を行いました。
「夢の教室」前半35分はゲームの時間。まずは、アシスタントの式田さんが水分補給の大切さを子どもたちに教えてくれました。
その後、ハンドボール日本代表として活躍した東さんから自己紹介。東さんの投げるボールの速度に子どもたちからは歓声と悲鳴があがりました。ウォーミングアップのあとは、クラス全員が一丸となって課題をクリアするゲームにチャレンジ。最初は上手くいきませんでしたが、ゲームのルールをしっかり把握し、東さんを中心に徐々にみんなでアイデアを出し合ってついに課題をクリア!チームワークの大切さを学びました。
「夢の教室」後半55分はトークの時間。東さんがこれまでの体験を話したり、子どもたちと一緒に夢について語り合ったりしました。
小学校の頃は運動があまり得意ではなかった東さん。かけっこも常に後ろの方でした。しかし、身長が中学校入学当時170㎝もあり、ドッジボールが唯一得意だった東さんはハンドボール部に入部し大活躍。1年生大会で準優勝に輝きます。運動があまり得意ではなかった東さんですが、はじめてスポーツで褒められました。
気軽に入ったハンドボール部で才能を開花させた東さんは、その後県内で1番ハンドボールの強い高校からスカウトを受けます。
高校に入学した東さんは「日本一の選手になる」とハンドボール部に入部した初日に宣言しますが、最初はコートに入れず体育館の隅で基礎練習のみをする日々が続きます。なかなか結果も出ず、ある日、チームメイトから「いつまでたってもダメだなぁ」と言われてしまいます。しかし、その言葉に奮起した東さんは、悔しい想いを胸に努力する習慣を身につけ、最終的には日本代表に選ばれるまでになりました。
その後、高校時代の活躍が認められ、大学に進学した東さん。チームをもっと強くするために、時にはチームメイトへも厳しい言葉を投げかけ練習を続けていきます。しかし、仲間に対して「思いやり」がないという理由でたくさんのチームメイトが辞めていってしまいました。
相手の立場になって考えるという意識を、常に持つことが大事だと気づかされ、精神的にも成長した東さんは、大学卒業と同時に日本の中でもトッププレイヤーが集まる日本リーグのチームからスカウトを受けます。
日本リーグで活躍し、夢である日本代表に選ばれた東さんでしたがワールドカップのメンバーの最終選考でまさかの落選をしてしまいます。
しかし、日本に帰って猛練習を続け、日本リーグで初優勝を果たします。その後、再び日本代表に選ばれ、「一番苦しい時期に相手のことを思いやることができる」という理由でキャプテンに任命されます。
小さな頃は運動が苦手でしたが、日本代表のキャプテンにまでなれた東さんからは、「誰でも努力すれば夢は叶う」「誰でも努力する素質は持っている」と子どもたちへ熱いメッセージ。
「とりあえずやってみる。チャレンジしてみることが、夢を叶える秘訣」だと授業のまとめに話してくれた東さんは、最後に子どもたち全員とハイタッチをしてお別れしました。
阿河くん【将来の夢:歌手】
思いやりの心が大事だと感じました。
諦めない気持ちと相手を思いやる気持ちを持って頑張りたいです。
大林さん【将来の夢:ペットショップで働くこと】
努力する大切さを学びました。
失敗しても絶対に諦めません。
荒木くん【将来の夢:サッカー選手】
話が面白くて楽しい授業でした。
諦めずに色々なことに挑戦していきたいです。
喜瀬さん【将来の夢:イラストレーター】
チームワークの大切さと協力することの難しさを学びました。
色々な本を読んだり、絵を見て勉強していきたいです