象印 ZOJIRUSHI

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第2回
徳島県 阿波市立土成小学校

夢先生は元水泳女子オリンピック代表の源 純夏さん!

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源 純夏(みなもと すみか)
徳島県出身。7歳で水泳を始め、中学2年時に日本選手権水泳競技大会・女子50m自由形で優勝を果たしました。1996年に17歳でアトランタオリンピックのメンバーに選出。女子50m自由形、女子100m自由形、女子400mフリーリレーに出場しました。2大会連続出場となる2000年のシドニーオリンピックでは、女子50自由で8位、女子100m自由形で7位と短距離種目日本人女子初の入賞を果たし、女子4×100mメドレーリレーでは銅メダルを獲得。現在は地元の徳島市などで水泳指導を行っています。また、2012年に自身で徳島ライフセービングクラブを立ち上げ、現役のライフセーバーとしても活躍する傍ら、徳島県水泳連盟理事を務めています。

第2回「夢の教室」活動レポート

5月22日(月)阿波市立土成小学校にて、
第2回「ZOJIRUSHIユメセンサーキット2017」が開催されました。
夢先生は、源純夏さんが務め、
3,4時間目(5年1組)と5,6時間目(5年2組)に
「夢の教室」を行いました。

写真思いやりの声を出し合って、課題にチャレンジ!

「夢の教室」前半35分はゲームの時間。ゲームが始まる前にはアシスタントの野田さんから水分・塩分補給の大切さについてお話がありました。
ゲームの時間では、みんなで協力してボールを回す難しいゲームにチャレンジ。挑戦するタイムもどんどん短くなり苦戦しましたが、みんなで意見を出し合い作戦を練った結果、見事クリアすることができました。ゲームの時間の最後には、源さんから「みんなが一緒になって、声を出して助け合ったよね!チームで取り組むときは声を出すことがとても大切。これからも思いやりの気持ちでチャレンジしよう。」とメッセージがありました。

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運動して汗をかいた後は、しっかり水分・塩分補給!ゲームの時間のあと、みんなで冷たいスポーツドリンクを飲みました!

タイムを褒めてもらうことが何より嬉しくて、頑張ることができた。

「夢の教室」後半はトークの時間。源さんから夢を持つことの大切さを教わり、みんなの夢について語り合いました。授業の最初には源さんの現役時代の様子が映像で紹介され、オリンピックで活躍する源さんの姿に、子どもたちも夢中でした。
源さんが水泳を始めたのは小学一年生の頃。スイミングスクールに通っていましたが、はじめはうまく泳ぐことができませんでした。それでも練習を重ねると、五年生の頃には4種目を泳げるようになり、源さんはどんどん成長して県や全国の大会に出場するほどになりました。ハードな練習の日々が続きましたが、源さんはタイムを褒められることが嬉しくて、つらい練習も乗り越え続けました。その結果、六年生で迎えた小学生の全国大会では見事優勝。源さんの水泳人生は、順調なスタートを切りました。
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写真夢のきっかけは、中学生の時に見たバルセロナオリンピック。

源さんが中学に入学した年、バルセロナオリンピックが開催されました。この大会では、源さんより一つ年上の選手が金メダルを獲得しました。その姿を見た源さんは、「たった一つ年上の選手にもできるのだから、私にもできるかもしれない」と思い、それからは「オリンピックの金メダリストになりたい」という夢を持つようになりました。
明確な目標を持つことで、源さんはこれまで以上に練習に打ち込むことができました。水泳の技術を磨き続けた源さんは、中学二年生で迎えた全国大会で日本一に輝き、そして高校二年生になる頃には、アトランタオリンピックへの出場が決まりました。夢を叶えるための舞台が現実になったのです。しかし迎えた本番。結果は最下位に近いタイムでした。世界レベルを体感しただけでなく、周りの日本人選手が好成績を残す中で、自分だけが悪いタイム。「こんなに頑張っても結果が出ないのだから、私には金メダルなんて取れない」源さんはそう思って落ち込んだそうです。そんなときに支えになったのは、同じ目標を持つ仲間の存在でした。「自分にしかできないことを考えて、一緒に頑張ろうよ。そうすれば今よりもっとよくなるはずだよ」この言葉に励まされ、源さんは再び練習を頑張ろうと心に決めました。

夢に向かって努力する時間がとても大切。

源さんは、大学入学時にはじめて徳島を出て、東京の大学に進学しました。この頃は二年後にシドニーオリンピックが開催される、とても大事な時期でした。今度こそ夢を掴むため、懸命に練習を頑張っていましたが、大学二年生の頃、源さんは自宅で指の手術が必要になるような大けがをしてしまいます。オリンピック前、最後の国際大会を控える大事な時期ということもあり、源さんは早く治したい一心で、自分の身体を犠牲にするような手術も受けるつもりでした。しかし、当時の先生から「確かに夢は大切だけど、一番大切なのは自分の身体だよ。」と言葉をかけられ、源さんは完治を待つことを決心しました。
ずっと泳ぎ続けていた源さんにとって、泳げない期間は本当に辛いものでしたが、この期間にも新しい発見がありました。けがで泳げない間、源さんはオリンピックを一緒に目指す仲間のサポートをしていました。水をくみに行ったり、事務作業をすることで、泳ぐためにはたくさんの人のサポートが必要であることを実感したのです。みんなのサポートを裏切らないためにも、決してあきらめずに頑張らなければならないということに気づきました。
日本代表選考会が近づき、オリンピックに向けいよいよラストスパート。けがから復帰してから、源さんは水泳の楽しさをかみしめながら練習に打ち込みました。そして迎えたシドニーオリンピック本番。源さんは女子4×100mメドレーリレーに出場し、見事銅メダルを獲得しました。目標の金メダルを獲ることはできませんでしたが、夢を叶えるために頑張ってきた時間を、今でも大切に感じているそうです。
授業の最後には「夢に向かって努力する時間がとても大切。自分が今やるべきことを見つけて、頑張ろうね!」というメッセージが源さんから子どもたちに送られました。

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「夢の教室」を終えて。〜担任の先生と子どもたちの感想〜

「夢の教室」で印象に残ったことは何ですか?
源先生の話を聞いて、これから夢を叶えるためにやってみようと思ったことはありますか?

西浦くん(左)竹内先生(中)古川さん(右) 西浦くん【将来の夢:サッカー選手】

銅メダルでも満足できたというお話を聞いて、結果よりも夢への過程が大切だと知りました。

苦手な練習にもチャレンジして克服していきたいです。

古川さん【将来の夢:水泳選手】

指のけがを乗り越えた源さんの意志の強さが印象的でした。

あきらめない気持ちで練習にチャレンジしていきたいです。

竹内先生の感想
ゲームの時間では、途中でアドバイスしたい気持ちをぐっとこらえて見ていましたが、最後には子どもたちの力で作戦を練ってクリアすることができ、胸が熱くなりました。
チームで乗り越える経験はとても貴重だと思いますので、今日の経験を大切にしてほしいです。

松尾さん(左)竹花先生(中央左)松本くん(中央右)曽我部くん(右) 松尾さん【将来の夢:拳法の黒帯】

辛い時期こそ友達や仲間の存在が大切だということを知りました。

練習はハードですが、頑張って乗り越えていきたいです。

松本くん【将来の夢:水泳選手】

挫折してもはい上がる先生のお話は、とても印象的でした。

練習では決してあきらめずに、世界を目指して頑張りたいです。

曽我部くん【将来の夢:サッカー選手】

何度くじけてもあきらめずに乗り越える源さんのタフさに驚き、見習いたいと思いました。

今年からハードな練習がはじまるので、源さんのタフさを見習ってうまくなりたいです。

竹花先生の感想
うまくいかなかったとき、「どうやってうまく乗り越えるか」を考えることはとても大切だと思います。
自分の力だけではなく、仲間の助けを得ることもときには必要だし、逆に助けてあげることも必要だということを、子どもたちも学んでくれたのではないかと思います。

開催校について

学校名
学校の写真 阿波市立土成小学校
所在地
徳島県阿波市土成町成当1203番地
開校
明治5年(1872年)創立
児童数
230名(平成29年5月)
特徴
土成小学校は,明治5年創立の伝統校です。昭和62年に文部省より体力つくり推進校として指定を受けて以来、運動会では大勢の子どもたちが一輪車パレードを行ったり、全校児童参加で校区の史跡などを巡るをオリエンテーリングを行ったりと、運動の盛んな学校として、体力の向上に取り組んでいます。今年度も県の指定校として「全ての子どもが主体的に学びに向かう授業づくり」を目指し、教職員一丸となって教育活動を展開しています。

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