象印 ZOJIRUSHI

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第6回
大阪府 枚方市立東香里小学校

夢先生は元オリンピックトランポリン日本代表の廣田 遥さん!

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廣田 遥(ひろた はるか)
大阪府出身。短期留学中のオーストラリアでトランポリンと出会う。帰国後、12歳で大阪トランポリンクラブに入門し、本格的に競技として始めました。高校2年時に全日本トランポリン競技選手権大会で初優勝を飾ると、2010年まで大会10連覇を達成。JOCジュニアオリンピックトランポリン大会や全日本年齢別トランポリン競技選手権大会などでも優勝を重ねました。2004年にはアテネオリンピックに出場し7位入賞。2008年には日本人初となる2大会連続オリンピック出場を決めました。その他、アジア競技大会や世界トランポリン選手権大会、ワールドカップシリーズなど国内外の大会で活躍。2011年に現役を引退し、現在はスポーツキャスターとして活動しています。

第3回「夢の教室」活動レポート

7月12日(火)枚方市立東香里小学校にて
第6回「ZOJIRUSHIユメセンサーキット2017」が開催されました。
夢先生は廣田遥さんが務め、
3,4時間目(5年1組)に「夢の教室」を行いました。

写真チームみんなの意見を聞いて、作戦を考えよう!

「夢の教室」前半35分はゲームの時間。ゲームが始まる前にはアシスタントの川股さんから水分・塩分補給の大切さについてお話がありました。
ゲームの時間では、クラスみんなでボールを回して目標タイムを目指すゲームなど、たくさんの課題にチャレンジしました。最初はなかなかいいタイムが出ませんでしたが、作戦タイムにみんなで意見を交換し、ユニークな作戦で見事課題をクリア!ゲームの時間の最後には、廣田さんから「チームで意見を出し合って取り組むことが大切。仲間が何を考えているのか興味を持ってみようね。」とメッセージがありました。

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運動して汗をかいた後は、しっかり水分・塩分補給!ゲームの時間のあと、みんなで冷たいスポーツドリンクを飲みました!

きっかけはオーストラリアのホームステイ。

「夢の教室」後半はトークの時間。廣田さんから夢を持つことの大切さを教わり、みんなの夢について語り合いました。授業の最初には廣田さんの競技人生が映像で紹介され、トランポリンという競技に馴染みがなかった子どもたちも、現役時代の様子に興味津々でした。
廣田さんがトランポリンに出会ったのは小学校5年生の頃でした。当時英語が好きで通訳の仕事が夢だったこともあり、オーストラリアでホームステイをすることになりました。その家にあったトランポリンで遊んでみたところ、あまりに楽しかったことがきっかけで日本でもトランポリンがしたいと思うようになったそうです。帰国後、お母さんの協力もあり廣田さんは大阪のトランポリン教室に通うことになりました。教室には小学校1年生の頃から続けている上手な生徒がたくさんいましたが、「周りのみんなに追いつきたい。」その一心で廣田さんは練習を重ねました。
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写真みんなに追いつくには、3倍の努力が必要。

練習を重ねる廣田さんに、教室の先生からあるアドバイスがありました。「みんなの3倍努力すれば、みんなに追いつけるよ。」周りのレベルになんとしても追いつきたい一心で、廣田さんは先生のアドバイスを実践しようと心に決めました。そして、それは「何があっても諦めずに3倍努力しよう!」という自分自身との約束にもなりました。3倍の努力をすることの第一歩として、廣田さんは筋力トレーニングをはじめました。「地道な練習でも、続ければ結果はついてくる。」そう信じてトレーニングを続けた結果、中学3年生の頃に見事ジュニアの世界大会に出場することができました。
世界大会に出場した廣田さんは、次のステップとして高校生のチャンピオンになることを目標に掲げ、3倍の努力を続けました。しかしその後2年間は思うように結果が出ず、「この先ずっといい演技ができないのかな・・・?」と不安に思うことも増えました。それでも「3倍の努力を続ける」という自分との約束を破ることだけはしたくなかったそうです。そのためには何が必要かを常に考え、時には辛い練習も真っ向勝負で立ち向かいました。そしてついに廣田さんの努力が実り、高校2年生の頃に日本一に輝くことができました。「諦めずに自分との約束を守ってよかった!」そう思い、廣田さんは次の目標を打ち立てました。「オリンピックに出てみたい。」日本チャンピオンになった廣田さんの視線の先には、世界の舞台がありました。

笑顔で引退して、みんなに恩返しがしたい。

順調に成長を続ける廣田さんは20歳の時にアテネオリンピックに出場することができました。しかし結果は7位。出場するだけでは満足できず、廣田さんは世界大会で活躍するには何が必要か考えるようになりました。当時は2回転宙返りしかできませんでしたが、「3回転宙返りができるようになれば世界でも戦えるはず。」そう考え、海外に渡って宙返りの練習を始めました。
高度な練習を乗り越えて3回転宙返りを習得した廣田さんは、無事に北京オリンピックへの出場を決めました。「これだけ練習を重ねたから、結果もついてくるはず!」そう信じる廣田さんのもとに、大きな試練が訪れます。北京オリンピック直前の合宿で、右足のすねを疲労骨折する大けがをしてしまったのです。「骨折は致命的。2番目の選手に譲って、今は治すことに集中してください。」病院の先生にそう診断されましたが、廣田さんは諦めきれませんでした。「4年間の努力をこんな形で終わらせたくない。」その気持ちを聞いたトレーナーや家族は、「そこまでの覚悟があるなら応援する。」と廣田さんの決意を後押ししてくれました。しかし大けがを背負って出場した本番、やはり結果は12位でした。「出場できただけでも頑張ったよ。」周囲にはそう励まされましたが、この大会で引退を考えていた廣田さんは、「これまでサポートしてくれたみんなのために涙で終わりたくない。」そう考え、最後に新しい目標を立てました。それは前人未踏の日本大会10連覇です。
当時すでに8連覇を成し遂げていた廣田さん。引退が近づき身体が思うように動かない時もありましたが、ここで引退と決めた大会まで自分との約束を守り続けました。そして、見事10連覇を達成。3倍の努力のおかげで、笑顔の引退を周囲の仲間たちと分かち合うことができました。
トークの時間の最後には、廣田さんから「特別な才能を持たなくても、諦めない気持ちさえあればきっと結果はついてくる。みんなも夢に向かって諦めない心を大切にしてね」と子どもたちにメッセージがありました。

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「夢の教室」を終えて。〜担任の先生と子どもたちの感想〜

「夢の教室」で印象に残ったことは何ですか?
中嶋先生の話を聞いて、これから夢を叶えるためにやってみようと思ったことはありますか?

中村くん(左)佐々木先生(中)新田さん(右) 水谷くん【将来の夢:卓球選手】

作戦タイムをたくさん行ったことで、チームワークで取り組むことの大切さを学びました。

今できることは何か考え、練習をもっと積み上げたいです。

比嘉さん【将来の夢:素敵なお母さん】

諦めずに一生懸命に取り組むことが大切だと感じました。

お母さんの家事を積極的に手伝いたいです。

木下先生の感想
ゲームの時間では、作戦タイムを行うたびにクラスのチームワークが鍛えられているようでした。トークの時間では、オリンピック経験者の廣田さんにもうまくいかない時があったということが印象的でした。子どもたちには、誰にでもうまくいかない時はあることを知ったうえで、夢に向かって突き進んでほしいです。

開催校について

学校名
学校の写真 枚方市立東香里小学校
所在地
大阪府枚方市東香里南町44-1
開校
昭和57年
児童数
271名(2017年4月現在)
特徴
本校は、香里の小高い丘の中腹に位置し、整備された閑静な住宅街と由緒ある土地に囲まれ、校区の南東には雄大な生駒の峰々や田園風景を望むことができます。校区には、自然もたくさん残され、ウグイスやメジロを見かけることもあります。
子ども達は、明るく元気で、人の気持ちを推し量ることができる優しさであふれています。教育目標の中でめざす児童像を「意欲を持って学習する子ども」「豊かな感性と思いやりのある子ども」「自分に自信を持ち前向きに生きる子ども」とし、様々な体験活動を通して、自己肯定間を高めるような取り組みを日々の教育活動のなかで実践しております。

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