象印 ZOJIRUSHI

第6回
北海道 江別市立豊幌小学校

夢先生は元スピードスケート女子オリンピック代表の大菅小百合さん!

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大菅 小百合(おおすが さゆり)
北海道出身。高校スケート界の名門・白樺学園高校卒業。2002年にソルトレークシティオリンピックのスピードスケート女子500m、 1000mに出場しました。その後、トレーニングの一環として行っていた自転車競技・トラックレースでも実績を残し、 2003年の世界自転車選手権B大会500mタイムトライアルで優勝。翌2004年には同種目でアテネオリンピックに出場しました。 2006年にはトリノオリンピックのスピードスケート女子500mに出場。3季連続のオリンピック出場を果たしました。 以降も、ISUスピードスケート・ワールドカップなどで活躍。2011年に現役引退を表明しました。

第6回「夢の教室」活動レポート

8月22日(金)、北海道江別市立豊幌小学校にて、
第6回「ZOJIRUSHIユメセンサーキット2014」が開催されました。
夢先生は、大菅小百合さんが務め、
3・4時間目に5年1組で「夢の教室」を行いました。

写真みんなで考えた作戦をぜんぶ合わせて見事ゴール!

今回の「夢の教室」は、「ユメセンサーキット」では初めての北海道!夢先生は、元スピードスケート女子オリンピック代表で、 つい先日結婚を発表されたばかりの大菅小百合さんです。大菅さんは、新しく「秋本」姓になったことから、「アッキー」と呼んでください!とあいさつ、 子どもたちの「アッキー」と呼ぶ声ににこやかに応えながら和気あいあいと教室がスタートしました。
前半35分のゲームの時間は、アシスタントの式田高義さんの楽しい進行によって、ボールとりゲームでスタート、 みんなの緊張もほぐれていきます。つづいて、課題のゴール通過ゲームにチーム対抗でチャレンジ、 最後にはクラス全員でも各チームが練った作戦を合わせ見事にゴールを勝ち取ることができました。

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テレビで見たオリンピックがきっかけとなった夢、「オリンピック選手」をついに実現。

「夢の教室」後半55分はトークの時間。大菅さんのこれまでの体験を話したり、子どもたちと一緒に夢について語り合いました。
大菅さんがスピードスケートを始めたのは3歳のころ。しかし、中学生まで夢は「学校の先生」で、ピアノ、そろばん、習字とたくさんの習い事をしていました。 中学では習い事を減らし塾に通いましたが、夏のソフトボールと冬のスピードスケートは部活として続けました。ソフトボールでも全道大会出場を果たした大菅さん、 その後ソフトボールかスピードスケートのどちらを選ぼうか迷った結果、個人競技のほうが性格的に向いていると思いスピードスケートを選んだそうです。
そして、高校2年の時の長野オリンピックが大菅さんの転機になります。清水宏保選手が男子500mで金メダルを獲得、 それをテレビで目の当たりにし自分もオリンピックに出たいと強く思うようになりました。夢が「学校の先生」から「オリンピック選手」にかわったのです。 そして、朝・放課後・夜と練習を重ね、高3で初めて日本代表選手に選ばれ、ついに2002年ソルトレークシティ大会に出場、オリンピックに出るという夢はかないました。
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写真何度失敗しても、そのたびに立ち直り目標に向い続ける心の強さ。

しかし、自信満々で出場した初めてのオリンピックで、大菅さんは大きく落ち込むことになります。 レース中に手をついてしまってバランスを崩し12位、大失敗でした。スケートをやめたくなりずっと引きこもっていた時に、大菅さんを助けてくれたのは、 お母さんが録っておいたビデオテープ。地元の小学生が夜中にも関わらず応援してくれている姿を見て、あきらめてはいけないと思い立ち直りました。 失敗の原因は「メンタル」だと突き止め、次は「心を強くすること」を目標に、緊張に慣れるようトレーニングでやっていた自転車でも試合に出場、 アテネオリンピックの代表にも選ばれ日本新記録をマークしました。そして、2006年冬のトリノオリンピックの代表も勝ち取ります。
メンタルを克服して出場したはずのこのレース、ミスもなかったのにそれでも結果は8位でした。大菅さんは、 この後どうやって練習していけばいいのか「迷い」はじめました。しかし、ここでもまた、 環境を変え、東京で一人で頑張ることで立ち直り、日本新記録をたたき出します。
その後、大菅さんは、次のバンクーバーオリンピックを目指しますが、あと一歩のところで代表になれませんでした。 くやしい思いがぬぐえずもう一度頑張ろうと思いましたが、目標が見えなくなったことで、ついに選手を引退する決意をしました。
それでも大菅さんのチャレンジは続きます。2014年のソチオリンピックにはコーチとして参加、 コーチを引退した今も、新しい目標に向かって頑張っています。

あきらめずに夢を追い続けよう、そしてそれを楽しもう。

まだ夢がなくても焦ることはありません。好きなことや得意なことをヒントに自分は何になりたいか、 何がやりたいかを見つけていけばいいと思います。夢が決まっている人は、目標に向かってあきらめずに頑張ってほしい。
目標に向かっている間に、大変なことにもたくさん出会うと思いますが、そのときにどう頑張れるかが大事です。
夢はいつどこで、新しい夢に変わってもかまわないので、あきらめずに夢を目指してほしい。
そして、夢を目指すからには、それを楽しんでほしい。楽しくないと続きません。楽しいと思えるからこそ、いろんなことにチャレンジできます。チャレンジすることを長く続けてほしいと思います。

授業のまとめに、そう話してくれた大菅さんに、最後はクラスのみんなからサプライズ。 大菅さんに感謝状と結婚のお祝いの花束を贈呈、大菅さんも思いがけないプレゼントに驚きながらもとてもうれしそうな様子でした。

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「夢の教室」を終えて。〜担任の先生と子どもたちの感想〜

「夢の教室」で印象に残ったことは何ですか?
大菅先生の話を聞いて、これから夢を叶えるためにやってみようと思ったことはありますか?

大島くん(左)杉山先生(中)河原さん(右)梅田さん【将来の夢:獣医】

何回も落ち込んだことがあったのに、立ち直れるところがすごいと思いました。

獣医になるために、動物のことについて詳しく知ることが大切だと思うので、そのためにいろんな努力をしていきたいです。

古岡さん【将来の夢:翻訳家】

失敗してもちゃんと自信を持ってまた立ち直って、またオリンピックに出ようと思う心の強さが心に残りました。

翻訳家を目指して、英語の勉強をもっと頑張ります。学校の授業だけでなく、塾や他の教室でも英語に取組みます。

中村先生の感想
ゲームの時間は、児童にルールを決めさせ、作戦を考えさせる、 そしてそれがうまく出来た時にちゃんとほめる式田さんの進行が非常に参考になりました。 自分が児童の立場でもとても楽しめる内容だと感じました。
トークの時間では、いろんなことを本で読んだり、いろんな方の考えを聞くより、自分で努力されて夢を掴み取った大菅先生の言葉には、 説得力があり、「強い心」を持った方の話の素晴らしさを実感しました。 そして、自分自身も「先生になる」という夢をかなえましたが、「先生」としての新たな目標を考えるきっかけになりました。

開催校について

学校の写真

学校名
江別市立豊幌小学校
http://www.ebetsu-city.ed.jp/toyohoro-s/
所在地
北海道江別市豊幌419番地
創立
1898年
児童数
127名(平成26年5月現在)
特徴
『緑広がる大地の中で 夢をいだき 未来を拓く 豊幌っ子』 を学校教育目標に掲げ、 かんがえる子、たすけあう子、たくましい子の育成を目指しています。
また、夢や目標を目指してしっかりと考え、人とのかかわりを大切にし、 心と体を鍛え困難に立ち向かう子を育てるだけでなく、「互いに認め合い、最後までやりぬく子の育成」を 重点目標として取り組んでいます。時代と歩調を合わせ、地域と共に歩む豊幌小学校です。

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