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定期的なお手入れで機能を維持!空気清浄機の掃除方法と象印のおすすめモデル
空気清浄機の機能をできるだけ長く維持するためには、定期的なお手入れが必要です。この記事では、定期的なお手入れや掃除が必要な理由や具体的なお手入れの方法についてご紹介します。清潔に使うためのコツやおすすめの商品についても紹介するのでぜひご確認ください。
空気清浄機とは?特長とメリット
空気清浄機の特長
空気清浄機は、ファンにより空気を吸い込み、フィルターで空気中の汚れやニオイを取ることで、屋内の空気環境を清潔・快適に保つ役割があります。
空気清浄機を利用するメリット
空気清浄機を利用するメリットとしては以下があります。
(象印 空気清浄機「PU-SA35」の場合。25m³の試験空間での効果であり、実使用空間での実証結果ではありません。)
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・フィルターでキャッチした花粉の作用を抑制できる ・フィルターでキャッチしたホコリやハウスダストの作用を抑制できる ・フィルターでキャッチした浮遊細菌※¹や浮遊ウイルス※²の作用を抑制できる
※1 試験機関:(一財)北里環境科学センター 試験方法:25㎥の試験空間で日本電機工業会自主基準(HD-131)の性能評価試験にて実施 試験対象:浮遊した1種類の細菌 試験結果:約37分で99%以上抑制 品番:PU-SA35 風量:標準コース 試験番号:北生発2022_0037号
※2 試験機関:(一財)北里環境科学センター 試験方法:25㎥の密閉した試験空間で日本電機工業会規格(JEM1467)の性能評価試験にて実施 試験対象:浮遊した1種類のウイルス 試験結果:40分で99%以上抑制 品番:PU-SA35 風量:標準コース 試験番号:北生発2022_0039号
・フィルターでキャッチしたタバコ・生ゴミ・ペットなどのニオイの抑制効果もある |
お手入れをしないとどうなる?空気清浄機の掃除が必要な理由
空気清浄機は室内の空気を常に吸い込み、フィルターで汚れやニオイを取り除いています。そのため定期的なメンテナンスを怠ると、内部にホコリや汚れが蓄積し、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。
ホコリやニオイが取れにくくなる
フィルターがホコリで目詰まりすると吸い込み力が低下し、清浄性能が落ちてしまいます。フィルター交換時期はメーカーの取扱説明書を見て確認しましょう。
吹出口からニオイがする
フィルターやフロントパネルが汚れていると、内部にニオイが発生することがあります。そのまま放置すると、運転中に吹出口から不快なニオイが部屋中に広がってしまいます。使い方や設置場所によっては、通常よりも早くフィルター交換が必要になるケースもあります。
風が弱くなる、運転音が大きくなる
フィルターの目詰まりは送風ファンに負荷をかけ、風量が弱くなったり、異音や運転音が大きくなる原因の1つです。消費電力の増加や故障のリスクにもつながります。使い方や設置場所によっては、通常よりも早くフィルター交換が必要になるケースもあります。
センサーが正常に作動しなくなる
花粉やハウスダストを感知してランプでお知らせする機能が搭載されたモデルでは、お手入れを怠ることでセンサーが正常に動作しなくなり、「自動運転」にしていても風量が変わらない等の不具合が出る可能性もあります。
空気清浄機のお手入れの方法と注意点!清潔に使うためのコツ
象印の空気清浄機「PU-SA35」を例に、空気清浄機のお手入れ方法や頻度、注意点をご紹介します。
空気清浄機のお手入れ方法
お手入れを行う前に、「差込みプラグを抜く」「各パーツの取り外し方法は取扱説明書を確認する」の2点を必ず行いましょう。
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【本体のお手入れ方法】 1. 水で薄めた台所用中性洗剤を含ませた布で汚れをふき取る 2. かたく絞った布でふく 3. 乾いた柔らかい布で水分をふき取る
【フロントパネルのお手入れ方法】 1. ホコリを掃除機で吸い取る 2. 水で薄めた台所用中性洗剤を含ませた布で汚れをふき取る 3. かたく絞った布でふく 4. 乾いた柔らかい布で水分をふき取る
【ホコリセンサー部のお手入れ方法】 1. フックを押しながらホコリセンサーカバーをはずす 2. 市販の綿棒で内部のレンズをふく (水道水で湿らせた綿棒でレンズをふいたあと、乾いた綿棒でレンズをふくと効果的です) 3. ホコリセンサーカバーを元通りに取りつける 4. ホコリセンサー部にホコリがたまっているときは、掃除機で吸い取る ※洗剤・アルコールなどは使用しない ※レンズを傷つけないようにふく
【フィルターの交換について】 機種により異なりますが、空気清浄機のフィルターの交換目安は約2年です。 (1日にタバコを5本吸った場合。[日本電機工業会規格(JEM1467)に基づく試験より算出]) ほこりやにおいが取れにくくなったり、吹出口からきついにおいがする場合は、2年以内でも早めに交換してください。必ず専用の交換用空気清浄機フィルターを使用してください。 |
空気清浄機のコードも、乾いた柔らかい布で汚れをふき取りましょう。
このようなステップで定期的にお手入れを行うことで、空気清浄機の機能が維持しやすくなります。
お手入れの頻度
お手入れの頻度は以下を目安に行ってみてください。
- 本体・フロントパネル・コード:汚れが気になった時
- ホコリセンサー部:年に1~2回程度
- フィルター交換の頻度:2年(機種により異なります)
なお、次のような物質が多く発生する環境で使用すると、フィルターの寿命が大幅に短くなることがあるので注意しましょう。
- 暖房器具などから発生する炭化系物質(ススなど)
- 調理中に発生する油分を含む煙やニオイ
- 揮発性溶剤(床用クリーナー・ワックス・芳香剤・消臭剤など)
- タバコの煙
空気清浄機をお手入れする際の注意点
お手入れの方法を誤るとトラブルの原因になることがあります。以下のポイントに注意しましょう。
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【丸洗いはしない・水をかけない】 内部に水が入り、感電・故障の原因になります。
【使用する洗剤や掃除用具に注意】 変色・割れ・劣化・腐食・センサーの故障のほか、表面が傷つく恐れがあるため、以下のような洗剤・用具は使わないようにしましょう。
・台所用中性洗剤以外の洗剤 ・シンナー ・ベンジン ・漂白剤 ・アルコール ・みがき粉 ・ナイロンたわし ・ブラシ ・金属製のもの ・メラミンスポンジ ・スポンジのナイロン面 ・研磨剤入りの洗剤 など
【化学ぞうきんを利用する際の注意点】 表面の傷、化学変化を起こす原因となる可能性があるため、強くふいたり長時間触れさせたりしないようにしましょう。 |
このほか、空気清浄機のお手入れに食器乾燥機や食器洗い乾燥機を利用しないように注意してください。
空気清浄機を清潔に利用するコツ
空気清浄機を清潔に利用する一番のコツは、部屋をできるだけキレイにしておくことです。こまめな掃除機がけやふき掃除でホコリの発生源を減らすことで、空気清浄機やフィルターが汚れにくくなるほか、運転による負担も軽減できます。
お手入れも簡単!象印のおすすめ空気清浄機「PU-SA35」
奥行き約12.5cmの、スリム&コンパクトな空気清浄機です。
最大風量運転時でも44dBの低騒音設計のため寝室でも使いやすく、お部屋の空気をきれいに保つことができます。
花粉・ハウスダストを感知する「ホコリセンサー」とランプでお知らせする「エアーサイン」で、お部屋の空気の汚れ具合がひと目でわかります。
集塵フィルターと脱臭フィルターが一体となっていて、お手入れは約2年を目安に交換するだけと簡単です。
まとめ
空気清浄機の機能を維持し、長く清潔に利用するには定期的なお手入れが大切です。お手入れを怠ると、正常な機能が維持できなくなったり、フィルターの寿命が短くなってしまったりする可能性があります。「掃除の方法がイマイチわからない……」とお困りの方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。
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この記事を書いた人

ZOJIRUSHI編集部
「暮らしをつくる」を企業理念として、お客様に快適で便利な家庭用品を提供しているZOJIRUSHI編集部








