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オーブンレンジが汚れる原因は?汚れの原因・種類と正しいお掃除術

オーブンレンジは使用頻度が高く、その分汚れやすいキッチン家電のひとつです。今回はオーブンレンジが汚れる原因と正しい掃除方法について解説します。
オーブンレンジが汚れる原因と汚れの種類
汚れる原因
オーブンレンジが汚れる原因は、食品を温めることで水分が膨張した結果、水分・油分・食べ物のカスが庫内で飛び散るためです。これらの汚れを十分に掃除しないまま使い続けていると、汚れが焼き付いて落ちにくくなってしまいます。
汚れの種類
オーブンレンジの汚れの種類について詳しく解説します。代表的な汚れとしては以下があります。
- 食べ物のカス
- 飲み物などの水分の吹きこぼれ
- 食品の油分
- カビ
このような汚れを放置した状態でオーブンレンジを利用すればするほど、これらの汚れが庫内にこびりついてしまいます。また手入れが十分に行き届いていない、または庫内の換気が十分でないとカビが発生することもあります。
汚れを放置するリスク
オーブンレンジ庫内の汚れを放置したまま熱すると、衛生面で問題があるほか、発煙や発火の原因になります。また、さびの原因にもなります。このようなリスクを防ぐためにも庫内をこまめに掃除することが大切です。
オーブンレンジの掃除に必要な道具と注意点

お手入れに必要な道具
掃除をする際には以下の道具を準備しましょう。
- 固く絞った柔らかい布
- 乾いた柔らかい布
- 柔らかいスポンジ
- 薄めた台所用中性洗剤
お手入れに使ってはいけないもの
以下のものを利用すると庫内の故障・損傷・破損・変色などの原因になります。使わないように注意しましょう。
- 台所中性洗剤以外の洗剤
- 漂白剤
- オーブンクリーナー
- シンナー
- ベンジン
- アルコール
- スプレー式の洗剤
- ガラスクリーナー
- 熱湯
- みがき粉
- メラミンスポンジ(付属品によっては可)
- ナイロンたわし
- ブラシ
- クリームクレンザー(庫内の底部のみ使用可能な製品もあります。)
- 金属製のブラシなど
オーブンレンジの掃除の注意点
オーブンレンジを掃除する際には以下のポイントに注意してください。
化学ぞうきんを利用する際の注意点
表面が傷ついたり、化学変化を起こしたりする原因になるため、強くふくなどこすったり、長時間触れさせないように注意しましょう。
食器洗い乾燥機、食器乾燥機は使わない
オーブンレンジの付属品には、食器洗い乾燥機や食器乾燥機対応していないものがあります。傷・変色・変形の原因になりますので、使用する際は必ずご利用の製品の取扱説明書を確認してください。
プラグをコンセントから抜き、本体が冷めてから掃除する
感電・けが・やけどなどの原因になるため、オーブンレンジを掃除する際には必ずプラグをコンセントから抜き、本体が冷めてからおこないましょう。
すぐにこまめに掃除することが大切
オーブンレンジの掃除は、利用後すぐにおこなうことが大切です。汚れを放置すればするほど取り除くことが難しくなるので「すぐに・こまめに」を意識しましょう。
オーブンレンジの掃除方法

※ご利用の製品によって異なる場合がありますりますので、詳しくはご利用製品に付属の取扱説明書をご参照ください。
角皿・水受け
- 薄めた台所用中性洗剤を柔らかいスポンジに含ませる
- 角皿・水受けの汚れをスポンジで落として水で洗い流す
- 乾いた柔らかい布で水分をよくふき取る
汚れが取りにくいときは、メラミンフォームのスポンジで優しく表面をこすりましょう。
ただし、たわしやフォークなどの先が尖ったものは部品が傷つく恐れがあるため、利用しないようにしましょう。
庫内・ドア
- 固く絞った柔らかい布で庫内とドアを水ぶきする
- 乾いた柔らかい布で水分をよくふきとる
汚れが落ちにくい場合は薄めた台所用中性洗剤を柔らかい布に含ませて使いましょう。
また、庫内の底面のみクリームクレンザーを利用できます。クリームクレンザーを使った場合は、成分が残らないように水ぶきを丁寧におこないましょう。パッキンや塗装面には触れないように注意してください。
また、以下のような行為は故障や破損の原因になるため、おこなわないようにしましょう。
- たわしや先の尖ったものでこする
- 庫内底面に水をかけたり衝撃を加えたりする
- 庫内の温度センサーに触れる(センサーが傷つくと正しい温度感知ができなくなります)
本体外側・コード
- 固く絞った柔らかい布で本体外側・コードを水ぶきする
- 乾いた柔らかい布で水分をよくふきとる
汚れが落ちにくい場合は薄めた台所用中性洗剤を柔らかい布に含ませてふきとり、洗剤を水ぶきできれいに取り除きましょう。また、付着した油・水分・食品カスは都度ふきとるようにしてください。吸気口・排気口についたほこりやごみも、乾いた柔らかい布でこまめにふきとりましょう。
差込みプラグ
乾いた柔らかい布で、差し込みプラグに付着したほこりやごみをふきとりましょう。
シンプルで使いやすい!本格調理もできる象印のオーブンレンジ
正しく、こまめなお手入れを心がけて毎日気持ちよくオーブンレンジ調理をしたいですね。今回はシンプルな使用性で、簡単に本格調理ができる象印のオーブンレンジ「EVERINO」についてご紹介します。
オーブンレンジEVERINO(エブリノ)ES-GW26

毎日簡単に使いこなせるファミリーサイズ26Lのオーブンレンジ。基本的なオーブン・グリル・レンジつき。赤外線センサーつきだから、食材の温度を正確に検知して上手にあたためられます。間口も40.5cm(※1)と広く、フラットな庫内なのでお手入れラクチン!
(※1)庫内有効寸法とは異なります。
・「レンジ→グリル」機能を自動で切り換え、時短で本格調理ができる芯まで「レジグリ」
・食材を庫内で浮かせて加熱することで温めムラを抑える全方位あたため「うきレジ」
・買ってきた揚げ物もサクッとおいしく!「サクレジ」
オーブンレンジEVERINO(エブリノ)ES-KA18

本格調理が叶うコンパクトサイズ18Lのオーブンレンジ。
赤外線センサーつきだから、食材の温度を正確に検知して上手にあたためられます。
庫内もフラットでお手入れしやすく、気になるにおいを高温で分解する脱臭機能もついています。
・「レンジ→グリル」機能を自動で切り換え、時短で本格調理ができる芯まで「レジグリ」
・冷めてしまった揚げ物もサクッとおいしく!「サクレジ」
・裏返し不要!食パンが一度に両面焼ける「パンレジ」
まとめ
オーブンレンジは食品を温める際に食品カス・水分・油分が飛び散ることで汚れてしまいます。安全・清潔にオーブンレンジを利用するためには、汚れがこびりつかないように利用後「すぐに・こまめに」お手入れをすることが大切です。今回ご紹介した方法を参考に、ぜひご家庭のオーブンレンジを掃除してみてください。
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この記事を書いた人

ZOJIRUSHI編集部
「暮らしをつくる」を企業理念として、お客様に快適で便利な家庭用品を提供しているZOJIRUSHI編集部