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コンパクトさ?容量?食器乾燥器の魅力と選び方をご紹介

食器乾燥器とは、その名の通り食器を乾燥させるのに特化した家電です。わざわざお皿を乾かすために購入する必要はあるのか?と感じている方もいるかもしれません。今回は食器乾燥器の魅力や選び方について解説します。
食器乾燥器とは?

まずは食器乾燥器の基本情報と種類について解説します。
食器乾燥器の概要
食器乾燥器は、食器を早く乾燥させる製品です。運転が始まると熱風が出る仕組みになっており、洗った食器を素早く乾かし、清潔に保つことができます。
食器乾燥器の種類
食器乾燥器には以下の2つの種類があります。
- 卓上タイプ
卓上タイプは、キッチンカウンターやシンク横などに設置できます。取り付けのための工事が不要で、コンセントにプラグを差し込むだけですぐに利用できます。また、価格も比較的低価格なのもポイントです。
- ビルトインタイプ
ビルトインタイプは、シンクの下に設置します。食器洗い機能も付いており、洗う・乾かすを一台で完了できます。賃貸物件で設置されているケースは少なく、これから家を建てる方やリフォームを検討している方におすすめです。
食器乾燥器を利用するメリット

食器乾燥器を利用するメリットについて解説します。
拭き上げの手間を省ける
食器乾燥器を利用する最大のメリットは、食器の拭き上げの手間を省くことができる点です。食器を洗った後、そのまま食器乾燥器に入れておくだけで食器を素早く乾燥することができます。また、ふきんを絞ったり新しいものに交換したりする必要もなく、簡単に食器の乾燥を終わらせることができます。
しっかりと乾燥させられる
食器全体に熱風をあてるため、「ふきんが濡れてお皿の水分をしっかり拭き取れない」ということがなく、水分を残さずしっかりと乾燥させられます。
食器洗いにかかる時間を短縮できる
洗った食器を食器乾燥器に入れて、スイッチを押すだけで食器の乾燥まで完了します。ふきんで水分を拭き取る工程がなくなるため、食器乾燥までの時間を大きく削減できます。
まな板の乾燥にも
乾燥に時間がかかるまな板も、食器乾燥機を使えば、熱風で短い時間でしっかりと乾燥させられます。(大きさは限られます)
食器乾燥器の選び方!ライフスタイルに合ったモデルを選ぼう
ここからは食器乾燥器の選び方について解説します。
設置タイプから選ぶ
家族構成に合わせて設置タイプを選ぶ方法です。以下の目安となる基準を解説します。
- 一人暮らしや夫婦:縦型のコンパクトなタイプ
- ファミリー:大容量の横型タイプ
一人暮らしや夫婦暮らしでキッチンにゆとりがない場合は、キッチンのスペースを圧迫しないように縦型でコンパクトなタイプがおすすめです。ファミリー世帯でお皿が多く、キッチンもやや大きい場合は、横型大容量のタイプを選ぶと良いでしょう。
食器乾燥器の形状から選ぶ
食器乾燥器には縦型と横型があります。縦型は容量が少ないものの、設置面積が少なく省スペースで利用できます。横型は設置面積が大きいですが、容量が大きめでたくさんの食器を一度に乾燥させることができます。
食器乾燥器の機能から選ぶ
食器乾燥器には、さまざまな機能が搭載されています。代表的なのは以下のような機能です。
-
ソフト乾燥機能
熱風の強さを調整して低めの温度で乾燥させる機能です。熱に弱いお皿や容器を洗う時に便利です。
- 送風機能
乾燥後にヒーターを切り、送風で仕上げるので、すぐに食器を取り出せます。夏場の暑い時期におすすめで節電にもつながります。
- タイマーつき
タイマーつきのタイプを選ぶことで、乾燥時間を設定でき、スイッチの切り忘れなどを防ぐことができます。
- 抗菌加工
庫内をキレイな空気で洗浄できる抗菌フィルターなどがあるタイプであれば、長く清潔に利用できます。食器乾燥機の利用頻度が多い方に特におすすめです。
この他にも、食器乾燥器にはさまざまな機能が搭載されたタイプがあります。ご自身の好みに合わせて、適した機能が搭載されたタイプを選びましょう。
食器乾燥器を選ぶ際の注意点
食器乾燥器を選ぶ際には以下のようなポイントを確認しましょう。
- 排水ホースやコンセントの位置を確認
食器乾燥器の設置位置は、排水ホースやコンセントの位置によって制限されます。キッチンの適切な位置に食器乾燥器を設置できるように、排水ホースとシンクが近いか、設置場所とコンセントの位置は離れていないか、などを確認しましょう。またロングホースのタイプだと、設置場所を選びやすくなりおすすめです。
- お手入れのしやすさを確認する
食器乾燥器を選ぶ際にはお手入れのしやすさも確認しましょう。分解して隅々まで洗うことができるか、分解しても、そのあと組み立てしやすいか、汚れが付着しにくく、また簡単に取れるような加工が施されているかなどを確認しましょう。
象印のおすすめ食器乾燥器3選!
ここからは象印のおすすめの食器乾燥器を3つご紹介します。
食器乾燥器 EY-SB60

象印の食器乾燥器 EY-SB60は、大容量でお手入れが簡単な食器乾燥器です。お手入れラクラク、食器かごをセットしたまま引き出して洗える「ステンレストレー」。汚れがつきにくい「クリアコートステンレスボディ」、「ステンレスのトレー、かご、はし立て」、水受けはもちろん、ふたまで分解でき、隅々までお手入れできるため、毎日清潔に利用し続けることができます。「ソフト乾燥コース」「送風仕上げ55分コース」などのコースも豊富で、大容量で使いやすい食器乾燥器をお探しの方にぴったりです。
食器乾燥器 EY-GB50

象印の食器乾燥器EY-GB50は、スライド式扉でタテ型の食器乾燥器です。置き場所に困らない省スペース型で、一人暮らしや二人暮らしでキッチンのスペースに限りがある方におすすめ。汚れがつきにくい「ステンレスのトレー、かご、はし立て」で清潔、また、シンクから少し離れた場所にも設置が可能な「80cm※ロング排水ホースつき」などの使いやすさに優れているのがポイントです。分解して「とことんキレイ」に洗えることや、夏場などの暑い時期に便利な「送風仕上げ55分コース」など、使いやすさに優れています。
※製品端部からホース先端が80㎝以上
食器乾燥器 EY-KB50

象印の食器乾燥器EY-KB50は、タテ型の形状の食器乾燥器です。置き場所に困らない「省スペース・たて型」、食器に合わせて高さが調節できる「2段階調節上かご」、シンクから少し離れた場所にも設置が可能な「80cm※ロング排水ホースつき」などの機能が搭載されており、どんなキッチンにも設置しやすく使いやすい食器乾燥器です。パーツを分解して洗える「とことんキレイ」、「分解式はし立て」など、お手入れがしやすいのもポイント。コンパクトながらまな板も乾燥させることができ、省スペースに機能がたくさん詰まった食器乾燥器です。
※製品端部からホース先端が80㎝以上
まとめ
食器乾燥器は、洗ったお皿を庫内に格納して、スイッチを入れるだけでお皿を乾燥させられる家電です。食器洗いにかかる時間や手間を大幅に削減でき、まな板を乾燥させられるなどの機能もあります。食器乾燥器の購入を検討している方は、今回ご紹介した選び方を参考にしてみてください。
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この記事を書いた人

ZOJIRUSHI編集部
「暮らしをつくる」を企業理念として、お客様に快適で便利な家庭用品を提供しているZOJIRUSHI編集部