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炊飯器の内釜の種類と特徴とは?内釜選びのポイントについてご紹介!

炊飯器の内釜にはさまざまな種類があり、何を選べばよいのか分からないという方もいるのではないでしょうか?この記事では、内釜でごはんのおいしさが変わる理由や選び方についてご紹介します。
内釜でごはんのおいしさが変わる理由は?

甘くてふっくらしたごはんを炊くには、お米を効率良くムラなく加熱し、高温を維持しながら炊き上げることが大切です。そこで重要なのが、お米に熱を伝える役割を担う内釜です。
熱を伝える力が高く、蓄熱性に優れた内釜であれば、ふっくらおいしいごはんを炊くことができます。内釜にはさまざまな種類があり、素材や形状、厚さによってメリット・デメリットがありますが、おいしさを求めるのであれば、発熱効率が高く、蓄熱性の優れたタイプがおすすめです。
加熱方式によって内釜の種類が変わる?

内釜の種類は、加熱方式によっても異なります。ここでは、加熱方式別の内釜の種類をご紹介します。
マイコンタイプの内釜
マイコンタイプとは、炊飯器の釜底に設置されたヒーターで内釜に熱を伝える方式です。熱しやすく冷めやすい熱伝導性に優れたアルミの内釜が採用されていることが多く、軽くて使いやすいのが特徴です。デメリットは、熱源が釜底にあるため、下部と上部で温度のムラが生じやすい点です。そのため、マイコンタイプを選ぶ際は、蓄熱性に優れた厚めの釜を選ぶとよいでしょう。
IH・圧力IHタイプの内釜
IH・圧力IHタイプとは、IHコイルに電流を流し、磁力の働きで釜全体を発熱させる方式です。 そのため、内釜は、発熱効率の良い素材を取り入れることがポイントです。ただし、蓄熱性や熱伝導性もとても重要な要素のため、アルミやステンレス、銅、鉄、土、炭などの素材を組み合わせることで、各素材の長所を活かし、短所を補えるような内釜も多いです。
象印が「鉄」の内釜にこだわる理由は?
内釜にはさまざまな種類があり、象印の炊飯ジャーのラインアップの中でも、アルミやステンレスなど様々な素材が使われていますが、その中でも上位機種については蓄熱性と発熱効率が非常に高い「鉄」を採用しています。
「鉄」の強みを活かした象印の『豪炎かまど釜』とは?

象印の『豪炎かまど釜』は、発熱効率と蓄熱性に優れた「鉄」素材を、「アルミとステンレス」の層に組み込んだ構造で、高い「蓄熱性・発熱効率・熱伝導」を実現した内釜です。
鉄には、発熱効率がとても高いという長所があります。しかし、熱を伝える力「熱伝導が弱い」という弱点がありますので、熱伝導に優れた「アルミ」と、蓄熱性と耐久性が高い「ステンレス」を組み合わせることでカバーしています。3つの異なる素材の強みを最大限に活かす工夫を凝らした内釜になっています。
おいしいごはんを炊くために、内釜にこだわりたいという方は、改めて、内釜の素材と特徴を理解して、製品を選ぶ際の参考にしてみてください。
「鉄」を活かした、象印のおすすめ炊飯ジャー3選
「炎舞炊き」NW-FC10・18(豪炎かまど釜)

・かまどの炎のゆらぎを再現した炊き方で、ふっくら甘みのあるごはんを炊き上げる「炎舞炊き」
・炎舞炊きの集中加熱を活かす、蓄熱性・発熱効率・熱伝導に優れた「鉄(くろがね仕込み)豪炎かまど釜」
・新米や古米、どんなお米・銘柄も自分好みの食感に調整できる「わが家炊き」メニュー(121通りの食感)
・料理やその日の気分に合わせて選べる15通りの食感「炊き分けセレクト」
・ごはんのパサつきを抑え、40時間までおいしく保温できる「極め保温」※
※メニューによって異なります。取扱説明書をご確認ください。
「豪熱大火力」NW-WA10・18(豪炎かまど釜)

・大火力で炊き続けることでお米の甘みを引き出し、ふっくらしたごはんを炊き上げる「豪熱大火力」
・蓄熱性・発熱効率・熱伝導に優れた「鉄(くろがね仕込み)豪炎かまど釜」
・新米や古米、どんなお米・銘柄も自分好みの食感に調整できる「わが家炊き」メニュー(81通りの食感)
・ごはんのパサつきを抑え、40時間までおいしく保温できる「極め保温」※
※メニューによって異なります。取扱説明書をご確認ください。
「豪熱大火力」NW-BA10・18(鉄器コート黒まる厚釜)

・大火力で炊き続けることでお米の甘みを引き出し、ふっくらしたごはんを炊き上げる「豪熱大火力」。
・発熱効率を高い鉄をコーティングし、釜内の炊きムラを抑える「鉄器コート黒まる厚釜」
・新米や古米、どんなお米・銘柄も自分好みの食感に調整できる「わが家炊き」メニュー(49通りの食感)
・しゃっきりからもちもちまで好みの食感に炊き分ける7通りの「炊き分け圧力」
・ごはんのパサつきを抑え、40時間までおいしく保温できる「極め保温」※
※メニューによって異なります。取扱説明書をご確認ください。
まとめ
炊飯器の内釜は、マイコン・IHなどの熱源をお米に伝える役割を持っており、素材や厚さによってごはんのおいしさが変化します。ごはんのおいしさにこだわりたいという方は、「蓄熱性」「発熱効率」「熱伝導」の優れた内釜を選んでみてください。象印の『豪炎かまど釜』を搭載した製品もおすすめですよ。
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この記事を書いた人

ZOJIRUSHI編集部
「暮らしをつくる」を企業理念として、お客様に快適で便利な家庭用品を提供しているZOJIRUSHI編集部