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スープジャーに入れてはいけないものは?使用する上でのポイントを解説!

2022.11.10
スープジャーに入れてはいけないものは?使用する上でのポイントを解説!

スープジャーとは、スープを温かい状態で持ち運ぶ容器です。家で作ったスープを外出先で楽しみたい方にぴったりです。保温だけではなく保冷もできるため、アイデア次第で便利に利用することができます。

そんなスープジャーですが、実は入れてはいけないものもあります。この記事ではスープジャーを安心して使用するために、注意点と正しい使い方をご紹介します。

まずはスープジャーの用途を確認!

スープジャー

スープジャーとは、その名の通りスープなどを入れて持ち運ぶための容器です。ステンレス製で真空二重構造のため、容器の中身保温・保冷することができます。出かける前に入れたアツアツのスープも温かい状態で食べられるため、出勤時のランチなどにも便利です。ただし、入れるときに注意が必要なものがあります。また、安心・安全に利用するには使用後のお手入れも欠かせません。 

使用前に確認!スープジャーに入れてはいけないものは?

生もの

飲食物の中にはスープジャーに入れてはいけないものがあります。入れてしまうと容器の破損に繋がる可能性があるため注意が必要です。 

腐敗しやすい生もの(加熱していない肉・魚介類・乳製品・卵)

スープジャーは容器内の温度を保つ構造のため、食材が腐敗するのを早めてしてしまう可能性があります。また、腐敗によってガスが発生し、保温容器内の圧力が上がり、飲食物がふき出たり、せんセットが破損して飛散することがあります。そのため、加熱していない肉・魚介類・乳製品・卵など、腐敗しやすい生ものは入れないようにしましょう。 

ドライアイス・炭酸飲料

ドライアイスや炭酸飲料などもNGです。入れてしまうと保温容器内の圧力が上がり、ふたが開かなくなったり中身がき出してしまったりスープジャーの破損につながる可能性があるため、注意が必要です 

缶や瓶

缶や瓶などをスープジャーに入れると、変形や故障の原因となりますので、飲食物以外は入れないようにしましょう 

スープジャーを利用する際の注意点

スープジャーに入れるときに注意が必要な飲食物があります。注意点を知らずに使用すると腐敗などの原因になってしまうので、確認しておきましょう。また、乳製品を含む食べ物・スープを入れる際には、事前に必ず加熱しておくことが大切です。 

乳製品を含む食べ物や冷製スープを入れる場合は、事前に加熱したものを入れる

乳製品を含む食べ物や冷製スープを入れる際には、事前に必ず加熱しておくことが大切です。 

サラダ・果物などを入れる場合は、新鮮で流水でしっかり洗ったものを!

サラダ果物を入れる場合は雑菌の繁殖や腐敗を防ぐため購入したばかりの新鮮なものを流水で十分洗てから、使用してください。 

おかずを入れる場合は十分に冷ましてから!

玉子焼きやハンバーグなどのおかずを、熱いまま入れると腐敗する原因になります。おかずは十分に冷ましてから入れてください。汁物は熱いままスープジャーに入れてください。ただし、冷ましたものと熱いものを、一緒に入れないでください。 

スープジャーの内容器に入れたものは6時間以内でできるだけ早く食べる

スープジャーの中に入れた料理が少しずつ温度変化していくため、長時間入れたままにしておくと腐敗してしまいます。6時間を超えて保温すると内容物が腐敗する可能性があるため、できる限り早く食べましょう 

スープジャーに「ごはん」を入れても大丈夫!?

可能ですが注意が必要です。ごはんは温度が下がりやすいので、炊き上がったばかりの熱いごはんを入れるようにし、できる限り早く食べましょう。また、炊き込みごはんなどは具材があるので、傷みやすく、塩分も含んでいるので控えてください。 

みそ汁・スープ・スポーツ飲料を入れた場合はよく洗う

保温容器がステンレスの場合、みそ汁・スープ・スポーツ飲料などの塩分により、サビたり、保温・保冷性能が低下する原因になるため、長時間の保温・保冷は避け、使用した後はすぐに洗浄してください。 

においの強いものや色素の濃いおかず類を入れる場合は要注意!

においの強いものや色素の濃いおかず類(カレー・キムチ・たくあん・しそ・ほうれん草・にんじんなどの有色野菜)を入れると、におい移りおよびせんセットが変色することがあるので、使用後はすぐにお手入れをしてください。 

安心に利用するためのスープジャーの使い方

スープジャーの力を最大限に発揮するために、正しい使い方をご紹介します。 

容器をあらかじめ温めておく(保冷の場合は冷ましておく)

まず初めに、容器の予熱・予冷を行います。やり方は容器に熱湯または冷水を入れ、フタをして数分間置きます。その後、熱湯・冷水を捨てるだけで保温時間を持続させることができます。 

容器の水位線より少なめに入れる

飲食物は規定の位置を超えるとあふれてしまったり後から漏れてしまったりする可能性もあるので、水位線よりも少なめに入れるようにしましょう。逆さにして漏れないことを確認しておくと持ち運ぶ際も安心です。ただし、入れる量が少なすぎても保温効果が下がってしまうため、「水位線の少し下」を目安に入れるといいでしょう 

中に入れたまま長時間放置しない

長時間飲食物を入れたままにしていると、腐敗によるガスが発生し、保温容器内の圧力が上がり、飲食物がふき出たり、せんセットが破損して飛散することがあります。飲食物は長時間放置せず、必ず廃棄しましょう。

利用後は必ずキレイに洗う

においや汚れの付着、カビの発生を防ぐために、使用後は必ずキレイに洗いましょう。分解可能なパーツはすべて分解し、ぬるま湯で薄めた台所用中性洗剤スポンジに含ませて洗います。すすいだ後は数回振り、水気をきってからよく乾燥させます。部品が濡れたまま組み立てるのではなく、すべての部品を乾燥させてから組み立てるようにしてください。 

スープジャーの上手な使い方とポイントをおさらい!

  • あらかじめ本体を予熱しておき、ごはんは炊き上がりすぐの熱いものを、みそ汁やスープ類はできたての熱いものをすばやく入れてください。
  • 汁物以外のおかず類は腐敗しにくい材料を選び、一度火を通したものを冷ましてから入れてください。
  • ごはんやおかず類は、できるだけ早く(6時間以内)食べてください。この時、ごはんやおかず類は一度に食べきるようにしてください。

便利においしく使える象印のラインアップをご紹介

ステンレスフードジャー SW-KA30・40・52

ステンレスフードジャー SW-HC45・55

SW-KA304052は、ふた内部の3D断熱カプセル構造で象印史上最高の保温力を実現。温かいスープも、ひんやりメニューもおいしく楽しめます。サイズは300mL(みそ汁、スープなど)、450mL(大きめ具材の食べるスープなど)、550mL(ボリューム感のあるカレーやシチューなど)と、用途に合わせて選べる3種類を展開。「せん」と「パッキン」を一体化した「シームレスせん」だからふたはたったの2パーツ。他にも「つるつるクリアステンレス」「本体丸洗いOK※」などお手入れが簡単にできるのもポイントです。

※水中には放置しないでください。

 

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まとめ

スープジャーはお弁当のときに温かいスープを持ち運べるため、近年人気が高い製品です。しかし、腐敗に注意が必要なこと、入れてはいけない飲食物も多くあります。正しい使い方のポイントを確認し、安心して楽しいランチタイムをすごしましょう。 

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この記事を書いた人

ZOJIRUSHI編集部

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「暮らしをつくる」を企業理念として、お客様に快適で便利な家庭用品を提供しているZOJIRUSHI編集部

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