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電気ポットの汚れを落とすには?掃除方法と注意点を解説

2022.11.04
電気ポットの汚れを落とすには?掃除方法と注意点を解説

短時間でお湯を沸かすことができる電気ポットは、お茶やコーヒーを淹れるときやカップラーメンを作るときなど、生活に欠かせない便利な家電です。しかし、使い続けていると内側に水アカなどの汚れが蓄積したり、外側にもほこりや油汚れなどが付着する可能性があります。電気ポットは日々使うものなので、綺麗なお湯を沸かして衛生的に使いたいですよね。今回は気になる電気ポットの掃除方法について解説します。

電気ポットにつきやすい汚れとは?

電気ポットには、内側と外側で付着する汚れに違いがあります。それぞれで有効な洗剤や掃除方法も変わってきます。 

内側に付着する汚れ

電気ポットの内側につきやすい汚れは「水アカ」です。水道水やミネラルウォーターに含まれるミネラル分(カルシウムや塩分などが乾いて付着します。これが蓄積すると、斑点やざらざらしたものが白い跡のようになり、目に見える汚れになっていきます。 

また、使用される水質によっては、茶色や黒色の汚れも発生することがあります。加えて、空だきを繰り返すとその部分のフッ素被膜が黒く変色することも。どちらも人体に悪影響を与えるほどではありませんが、電気ポットを気持ちよく使うためにはこまめなお掃除が必要です。 

外側に付着する汚れ

電気ポットの外側につきやすい汚れは「ほこり」と「油汚れ」です。 

日常的に使うものなので、本体の外側にはほこりが付きやすく、また手アカや手についた食べ物の油や汚れなども付着しやすいです。油汚れは時間が経つと落としにくくなるので、電気ポットの本体側面や上ぶたなども定期的なお掃除が必要です。 

電気ポットを清潔に!掃除方法をご紹介

電気ポット内容器の掃除方法

電気ポットで沸かしたお湯は、飲み物に使ったり調理に使ったりと、口に入れるものなので清潔に保ちたいですよね。先ほども紹介した通り、電気ポットの内側と外側では汚れの種類もお掃除方法も異なります。まずは内容器の汚れのお掃除方法を紹介します。(象印 CV-GC型の場合) 

1.(内容器に容器ネットが取りつけられているか確認した上で)クエン酸をぬるま湯に溶かす

コップにクエン酸30gを入れて、ぬるま湯で溶かします。 

2.電気ポットにクエン酸を入れる

ぬるま湯に溶かしたクエン酸と水を満水表示まで入れる。

3.湯沸かしする

電気ポットのスイッチを入れて沸とうさせます。沸とう後は保温に切り替えて1時間半程度1つけ置きの状態で置いておきます。時間を置くことで、固くなった水アカが柔らかくなって汚れが落とされていきます。 

また、電気ポットによっては「クエン酸洗浄モード」が搭載されているものもあるので、お使いのポットの取り扱い説明書を確認しましょう。 

※1 洗浄時間は、水量・水温・室温などにより多少変動します。 

4.洗浄終了後、湯を捨てる

電気ポットからプラグや上ぶたをはずして、お湯を捨ててください。(ヒンジ部に湯がかからないように注意して捨ててください。) 

5.改めて満水表示まで水を入れて湯を沸かす

内部と注ぎ口をすすぐために、もう一度お湯を沸かします。 

6.注ぎ口からコップ1杯程度の湯を出したあと、残り湯を捨てる

注ぎ口をすすいだ後は、電気ポットの中に残ったお湯を捨てればお掃除終了です。 

電気ポット内容器以外の掃除の方法

電気ポットの外側にはほこりや手アカ、油汚れが付着しているので、快適に使用するために定期的なお掃除が必要です。続いて、電気ポットの内容器以外の箇所のお掃除方法について紹介します。(象印 CV-GC型の場合/お手入れする際は必ずプラグを抜き、残り湯を捨て、製品が冷めてから行ってください。) 

本体・上ぶた

電気ポット本体の外側や上ぶた、給湯ボタンがある部分は、よく絞った柔らかい布で汚れをき取ってください。 

内ぶた

れた柔らかいスポンジで汚れをき取ってください。 

容器ネット

万が一内容器に異物があった場合、その異物が注ぎ口に侵入しないように容器ネットが本体底に取りつけられている機種もあります。容器ネットを掃除する場合は、内容器から外してブラシでお手入れしてください。 

電源コード

電気ポットの電源コードは、油汚れやほこりが付着しやすい部分です。乾いた柔らかい布で汚れをき取ってください。

電気ポットを掃除する際の注意点

クエン酸でのお手入れは水アカが気になってくる前に

電気ポットの掃除頻度は使用頻度によってことなるため、こまめにお掃除するようにしましょう。 

電気ポット内部の水アカは大量についてしまうと、1回の洗浄でしっかり落とすことが難しくなってしまいます。汚れが落ちていないと、沸かしたお湯の味やニオイにも影響が出てしまうので、定期的なお掃除をおすすめします。 

水は満水表示以上に入れない

ふきこぼれる恐れがあるので、水は満水表示以上は入れないでください。 

汚れが落ちにくい場合は繰り返しクエン酸掃除を行う

汚れが一度で落ちない場合があります。その場合は、繰り返しクエン酸での洗浄をおこなってください。 

クエン酸洗浄には象印の「ピカポット」がおすすめ

電気ポット内部のお掃除に便利な「ポット内容器洗浄用クエン酸」です。 

1〜3ヶ月に1回「ピカポット」を電気ポットの中に入れて洗浄することで、ニオイや水アカなどをきれいに落とすことができます。 

掃除も簡単!象印のおすすめ電気ポット3選

ここからは内容器にフッ素加工が施されていてお手入れがカンタンな象印のおすすめの電気ポットを3つご紹介します。 

VE電気まほうびん CV-WB22・30

VE電気まほうびん CV-WB22・30は、たっぷりのお湯がすぐに沸く「1300Wハイスピード沸とう」を搭載。家事の時短に、お料理の下ごしらえにも活躍してとても便利です。電気で沸かしてまほうびんで保温するのに加え、全面(フタ、側面、底部)の断熱層により熱が逃げにくい構造で消費電力を抑えることができます。2時間操作されなければ自動で保温ヒーターへの通電を切る「省エネモード(選択式)2や、暗くなると保温ヒーターをオフする「光省エネモード(選択式)2」も選択できるので、家計的にも安心。広口でお手入れがしやすく、ボタンひとつで「クエン酸洗浄コース」が選択できるので、お掃除も手軽にできます。さらに「シボ加工フックツマミ」を採用しているので、指紋が目立ちにくいのも嬉しいポイントです 

 

2 98℃・90℃・80℃保温設定時に選択可能

 

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VE電気まほうびん CV-GC22・30・40

VE電気まほうびん CV-GC22・30・40は、使いやすさにこだわった電気ポットです。電気で沸かしてまほうびんで保温するため、消費電力を抑えることができます。湯沸かし時間消費電力量蒸気を抑える「沸とうセーブ」機能も搭載しており、無駄なく利用できるのがポイント。コーヒーに適した「ゆっくりカフェドリップ給湯」、すぐに沸かせる905W「スピード沸とう」などの機能も搭載しており使いやすさも高いです 

 

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電動ポット CP-EA20

電動ポット CP-EA20は、使いやすくインテリアにもなじむ電気ポットです。底面積を25%以上縮小3したコンパクトサイズながら2Lも入り、キッチンだけでなくリビングはもちろん寝室のサイドテーブルにも置けるようなちょうどいい容量ラクラク注げる「電動給湯」用途に合わせて選べる「3段階保温設定」98℃・90℃・70℃ゆっくり少量ずつ注げる「ゆっくりカフェドリップ給湯」など、充実した機能もポイント。持ち運びやすく、広口容器なのでお手入れも手軽で簡単にできます。 

 

※3 2016年発売 象印電動ポットCD-WU型(容量2.2L)底面積:348㎠とCP-EA型(容量2.0L)248㎠との比較(象印調べ) 

 

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まとめ

電気ポットの内側と外側の汚れについて、そしてそれぞれのお掃除方法について紹介しました。日常的に使う便利なものだからこそ、清潔に保ちたいですよね。簡単にお掃除ができる電気ポットを選べば、衛生的なだけでなく家事の時短にも役立ちます。ぜひ、電気ポットのお掃除や購入を検討する際は参考にしてみてくださいね。 

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この記事を書いた人

ZOJIRUSHI編集部

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「暮らしをつくる」を企業理念として、お客様に快適で便利な家庭用品を提供しているZOJIRUSHI編集部

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