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一人暮らしにぴったりな炊飯器とは?選び方のポイントを解説!

炊飯器は、ごはんを食べる日本人にとって欠かせない調理道具のひとつです。各メーカーからさまざまな機能・性能を持ったモデルが出ていることから、どれを選べばよいかわからないとお悩みの方も多いでしょう。特に一人暮らしの方は、どのような容量・機能が必要かわからないとお悩みかもしれません。そこで今回は、一人暮らしにぴったりな炊飯器の選び方や特徴についてご紹介します。
炊飯器はどう選ぶ?種類と特徴を解説

まずは炊飯器の種類と特徴について解説します。
炊飯器にはどんな種類がある?
炊飯器の種類は「容量・加熱方式・内釜の素材」などによって分けられます。それぞれ特性が異なるため、それぞれの用途・特徴を知ることが大切です。種類ごとの特徴・用途を知ったうえで、ご自身のライフスタイルに合ったタイプを選びましょう。
「容量・加熱方式」の種類と特徴
容量・加熱方式の特徴について解説します。
容量
【3合炊き】
お茶碗約6杯分のごはんを炊くことができ、1~2人暮らしの方に向いています。
【4合炊き】
お茶碗約8杯分のごはんを炊くことができます。コンパクトサイズで、2~3人暮らしの方におすすめです。
【5.5合炊き】
お茶碗約11杯分を炊くことができます。毎日ごはんを食べる方や、食べ盛りのお子さまがいらっしゃる家庭など、3~5人暮らしの家庭にぴったりな容量です。
【1升炊き】
お茶碗約20杯分のごはんを炊くことができます。家庭用炊飯器の中では最も容量が大きい部類に入り、ごはんをたくさん食べる家庭や、6人以上の大人数向けのタイプです。
加熱方式
加熱方式によってごはんの炊き上がりが大きく変わります。それぞれの加熱方式の特徴やメリットなどをしっかりおさえて選びましょう。
【圧力IHタイプ】

圧力IHには、釜全体を熱するIH炊飯器に圧力を加える機能が搭載されています。圧力を加えることで、100℃以上の高温でお米を炊くことができ、ふっくらもちもちの食感になるのが特徴です。価格は高めですが、ごはんのおいしさにこだわりたい方におすすめです。
【IHタイプ】

底のIHヒーター、ふた・側面のヒーターで釜全体を加熱する炊飯器をIHタイプといいます。適度な火力を保てるため、しゃっきりとした粒立ちの食感が楽しめるのが特徴です。
【マイコンタイプ】

炊飯器の底にヒーターがついており、ヒーターの熱で直接釜を加熱する炊飯器をマイコンタイプといいます。シンプルな構造のため、他の加熱方式の炊飯器よりも価格が安めですが、炊きムラが発生しやすいのがデメリットです。
炊飯器の種類は「容量・加熱方式」によって多岐に渡ります。とにかく安いタイプがほしいのか、多少高価でもごはんの味にこだわりたいのか、両方のバランスを取りたいのかによって選ぶべきタイプは異なります。ご自身の用途に合わせて、これらの中から選んでみてください。
一人暮らしは炊飯器の容量は3合がおすすめ?
一人暮らしの炊飯器を選ぶのに一番悩むのが容量ではないでしょうか?お茶碗1杯の目安が0.5合とした場合、一人暮らしの方であれば、3合炊きがおすすめです。
3合炊きであれば、0.5合からの少量の炊飯も可能なモデルも多く、結婚などで家族が増えたときにもそのまま利用することができます。少し多めに作って冷凍しておくといった方法もできるので、一人暮らしの場合、バランスが良いサイズであるといえます。また、各社から発売されているラインアップも多く、数多くのバリエーションの中から自分に合ったものを選ぶことができます。一人暮らしの炊飯器を選ぶ際には3合炊きを基準にしてみてください。
一人暮らしにおすすめな炊飯器の選び方

一人暮らしにおすすめな炊飯器の特徴は以下の3つです。炊飯器を選ぶ際の参考にしてみてください。
容量は、上述したように3合炊きを基準に選びましょう。
長時間保温が可能な炊飯器を選ぶ
長時間保温が可能な炊飯器であれば、朝炊いてそのまま夜まで、さらには夜に炊いて朝まで保温できるなどのメリットがあります。
お手入れがしやすいモデルを選ぶ
お手入れの手間が少なければ少ないほど、使い勝手がよくておすすめです。
帰宅後でもすぐに炊ける早炊きメニュー
早炊きメニューを搭載した炊飯器であれば、帰宅時間が遅くなったり、炊飯し忘れた際にも短時間で炊き上げることができるので便利です。多忙な一人暮らしの方におすすめの機能です。
一人暮らしにおすすめな象印の小容量炊飯器
IH炊飯ジャー「極め炊き」NP-GK05

IH炊飯ジャー「極め炊き」NP-GK05は、内釜自体が発熱するIH方式の炊飯ジャーです。高火力で炊き続ける「豪熱沸とうIH」を採用しており、芯までふっくらしたごはんが炊き上がります。このほか、「熟成炊き(白米)」やもち麦・押し麦をおいしく炊ける「麦ごはんメニュー」、おいしく保温ができる「うるつや保温」など、機能が豊富なのも魅力。また、取り外し可能な「洗える内ぶた」、汚れがつきにくい「フラット庫内」などお手入れがしやすいのもポイントです。
マイコン炊飯ジャー「極め炊き」NL-BV05

マイコン炊飯ジャー「極め炊き」NL-BV05は、小容量3合炊きの炊飯ジャーです。熱が側面まで伝わりやすい厚さ5mmの「黒厚釜」を採用。「豪熱沸とう」&ハイパワー495W(最大電力)も搭載しており、高火力でふっくらとおいしいごはんを炊き上げることができます。「麦ごはんメニュー」「パン(発酵・焼き)メニュー」など、白米以外をおいしく作れるメニューも豊富。取り外して洗える「洗える内ぶた」、炊き込みご飯後のニオイが気になるときに便利な「クリーニング機能」など、手入れがしやすく清潔に利用できる機能も搭載されています。
マイコン炊飯ジャー「極め炊き」NL-BD05

マイコン炊飯ジャー「極め炊き」NL-BD05は、小容量3合炊きのマイコン方式の炊飯ジャーです。熱が側面まで伝わりやすい「黒厚釜(2.5mm)」、ふたヒーターによる「全面加熱」、「豪熱沸とう」&ハイパワー495W(最大電力)などの機能があり、高火力でごはんをふっくらと炊き上げることができます。「麦ごはんメニュー」「パン(発酵・焼き)メニュー」などの機能も搭載されているほか、取り外し可能な「洗える内ぶた」、ニオイを除去する「クリーニング機能」などお手入れのしやすさも魅力的な炊飯ジャーです。
まとめ
ごはんを主食とする日本にはさまざまな炊飯器があります。一人暮らしで初めて炊飯器を選ぶという方は、今回ご紹介したポイントを参考に選んでみてください。最近では、炊飯器にさまざまな便利機能が搭載されており、中には一人暮らしの方にぴったりな機能もたくさんあります。一人暮らしの炊飯器をお探しの方は、容量や種類だけでなく、ぜひ機能にも注目してみてください。
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この記事を書いた人

ZOJIRUSHI編集部
「暮らしをつくる」を企業理念として、お客様に快適で便利な家庭用品を提供しているZOJIRUSHI編集部