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電子レンジのあたためでラップをする理由は?ラップが必要・不要な食材とおいしくあたためるコツを紹介!

「電子レンジのあたためにラップってした方がいい?」「ラップをするのはめんどう……」と思ったことがある方もいるのではないでしょうか? そこで今回は、電子レンジでラップを使用する理由やラップが必要・不要な食材の違い、おいしくあたためるコツなどについてご紹介します。
食材によって異なる?ラップが必要・不要な食べ物とは?
ラップが必要な食べ物

水分を逃がさずにしっとりさせたい食べ物
電子レンジで加熱すると、食べ物に含まれる水分が外に出てしまうので、食べ物の水分を保ちたい場合はラップをして、水分が食材の外に出るのを防ぎましょう。
カレー・シチュー、たれのかかった食べ物
カレー・シチューなどのとろみのある汁物やたれのかかった食べ物は内部の熱がこもりやすく、加熱をしすぎると内部の水分が一気に噴き出してしまいます。ラップをせずに加熱すると庫内に汚れが飛び散ってしまうので、ラップをして深めの耐熱容器であたためるようにしましょう。
シュウマイなどの蒸し物
蒸し物もラップをするのがおすすめです。ラップをすることで水分を逃がさずしっとりさせ、かつ効率的にあたためることができます。
ラップが不要な食材

汁物・スープ
汁物のあたためにはラップは不要です。ただし、加熱をしすぎると水分が沸とうしてしまうので、加熱しすぎにご注意ください。
揚げ物や焼き物などの食材
ラップをした状態で揚げ物や焼き物を加熱すると、水蒸気で表面がベチャベチャになってしまうため、ラップなしがおすすめです。
ラップのおすすめのかけ方と冷凍ごはんをあたためるコツをご紹介!

ラップのおすすめのかけ方
ラップをするときは以下の2点を注意しましょう。
電子レンジ対応の深めの容器に食材を入れる
電子レンジで食べ物をあたためるときは、必ずレンジ対応の耐熱容器を使うようにしましょう。レンジ非対応だと割れてしまう可能性があります。また、水分・油分・カスが飛び散るのを減らすために、やや深めの容器を準備するのがおすすめです。
密閉しないようにふんわりかける
ラップをするときは、食材を密閉しないようにふんわりとかけるようにしましょう。ラップをふんわりとかけることで、水蒸気の逃げ場ができ、ラップが破れるのを防ぐことができます。
冷凍ごはんをおいしくあたためるコツ
自宅でごはんを冷凍保存している方も多いでしょう。ここでは、冷凍したごはんを上手に解凍しておいしく食べるためのコツをご紹介します。
ごはんを冷凍するときのポイントは?

・1個150g(茶碗約1杯分)を厚さ2~3cmで平らな形に整え、ラップでぴったりと包みます
(※丸めたり、大量のごはんをひとまとめにすると、中まであたたまりにくくなります。保存容器や保存袋などに入れると、うまくあたたまりにくくなります。)
・ごはんはなるべく炊きたてであつあつのものを用意してください。あつあつのものをラップで包むと蒸気を逃さずに保存できます。また、あたためても乾燥しにくくなります。
ごはんの分量にあった耐熱性のある平皿を準備する
ごはんの分量にあった耐熱皿を用意しましょう。また、熱がごはんに入りやすくなるように平皿を選ぶのがおすすめです。
ラップの重なりを下にしてお皿に置く

ラップの重なりが上にあると、ごはんが上手にあたたまらないことがあります。
冷凍ごはんのあたために適したコースを選び加熱を行う
あたためすぎや解凍の失敗を防ぐために、冷凍ごはんや冷凍食品のあたために適したコースを選んで、ごはんをあたためましょう。
おいしくあたためられる!象印のおすすめオーブンレンジ3選
象印のオーブンレンジには食材の温度を正確に検知する赤外線センサーつきなので、普段のあたためから解凍まで上手に仕上げます。
EVERINO(エブリノ)ES-GW26

毎日簡単に使いこなせるファミリーサイズ26Lのオーブンレンジ。 独自の温度コントロール技術によって、時短でおいしく調理できます。
・「レンジ→グリル」機能を自動で切り換え、時短で本格調理ができる「レジグリ」
・食材を庫内で浮かせて加熱することで温めムラを抑える全方位あたため「うきレジ」
・買ってきた揚げ物もサクッとおいしく!「サクレジ」
EVERINO(エブリノ)ES-KA18

本格調理が叶うコンパクトサイズ18Lのオーブンレンジ。
手間なくトーストできる機能もついているので、手狭なキッチンでもトースターいらずで助かります。
・「レンジ→グリル」機能を自動で切り換え、時短で本格調理ができる「レジグリ」
・買ってきた揚げ物もサクッとおいしく!「サクレジ」
・裏返し不要!食パンが一度に両面焼ける「パンレジ」
EU-FA23

あたため上手なスタンダードモデル23Lのオーブンレンジ。あたためだけでなく、オーブン調理やカンタンレンジ調理など、基本の機能も充実しています。
・100℃~250℃※の「本格オーブン調理」
※220℃での運転時間は約5分。その後は自動的に210℃に切り変わります。
・こんがり焼き上げ「グリル調理」
・手軽でカンタン「レンジ調理」
まとめ
電子レンジのあたために使用するラップは、食べ物に熱を効率的に伝えたり、庫内のにおいや汚れを防いだりするのに欠かせないアイテムです。しかし、揚げ物・焼き物など、食べ物の種類によってはラップをしない方がおいしく仕上がることもあります。電子レンジで食べ物をあたためるときは、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
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この記事を書いた人

ZOJIRUSHI編集部
「暮らしをつくる」を企業理念として、お客様に快適で便利な家庭用品を提供しているZOJIRUSHI編集部