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熱中症対策にはこまめな水分補給を!予防対策とおすすめの飲み物は?

2024.06.07

気温が高くなるにつれ、熱中症対策について気になってきた方も多いのではないでしょうか?今回は、基本的な熱中症対策の他、水分補給のポイントやおすすめの飲み物について詳しくご紹介します。

暑さを避ける・逃がすが重要!熱中症対策のポイントは?

熱中症リスクが高い場所での活動は控える

熱中症予防でもっとも大切なのは、「エアコンを使用せずに長時間屋内にいる」「日陰のない場所で長時間活動する」など、熱中症リスクが高い活動を減らすことです。夏場は、以下のようなポイントを意識して行動しましょう。

【暑さを避ける行動のポイント】

  1. 暑い日は無理な外出を控える
  2. 天気予報を参考にし、暑い日・時間を避けて外出する
  3. 屋外では日向を避け日陰を選んで歩く
  4. 日向では積極的に日傘を使用する
  5. 涼しい場所に避難する
  6. 暑いと感じたら、涼しい場所で適宜休憩する
  7. 携帯型扇風機や保冷材などのグッズを活用する

室内で涼しく過ごす工夫をする

家にいれば熱中症にかからないのでは?と思う方もいるかもしれませんが、毎年多くの人が室内で熱中症にかかっています。快適に過ごせるように、室内を涼しくすることも大切な熱中症予防のひとつです。とはいえ、エアコンは電気代がかかるため、使用量はできるだけ抑えたいという方も多いでしょう。そこでここでは、エアコンや扇風機以外の方法で、室内を涼しくする方法をご紹介します。

室内の風通しをよくする

屋根裏の換気口を開ける、玄関と窓を開けっ放しにするなど、室内の風通しがよくなるようにしましょう。

窓から直射日光が入らないようにする

窓にブラインドやすだれを垂らしたり、日射遮断フィルムを貼ったり、直射日光が室内に入らないように工夫しましょう。

戸建て・庭がある方は打ち水を

戸建てや庭がある家にお住まいの方は、玄関や庭に打ち水をしましょう。水が蒸発するときに地面の熱を奪い、体感温度を下げる効果があります。

熱と汗を逃がすために服装を工夫する

服装を工夫して、体から出る熱と汗をできるだけ早く逃がしましょう。夏場の服装は以下のようなポイントに注意して選んでみてください。

【夏場の服装選びのポイント】

・やや大きめのゆったりしたサイズを選ぶ
・襟元はできるだけゆるめる
・吸汗・速乾素材の衣類を選ぶ
・熱を吸収しやすい黒色系の服は避ける
・外出時は帽子や日傘で直射日光を遮る

暑さ対策アイテムを使う

市販の暑さ対策アイテムを使うのもおすすめです。一時的に暑さをしのぐことができ、熱中症を予防できます。携帯性に優れているので、外出時などに持ち歩くようにしてみてください。

【おすすめの携帯用暑さ対策アイテム】

・携帯用の扇風機
・冷却タオル・シート
・冷感マスク・衣類
・冷却スプレー

水分補給はできるだけこまめに

体温を下げるためには汗をしっかりかくことと、十分な水分補給がとても重要です。水分補給が不十分だと高温でも汗が十分に出ず、体温がなかなか下がらなくなってしまいます。暑い日は知らず知らずのうちに汗が出て体から水分が失われていくので、しっかり汗をかけるようにこまめに水分補給をしましょう。水分補給のポイントについては、次の項目で詳しくご紹介します。

 

出典:厚生労働省「熱中症対策マニュアル」

上手な水分補給で熱中症予防!飲み方のポイントは?

おとなとこどもで1日に必要な水分量は違う?

1日に必要な水分量は、年齢に関わらず約1~1.2Lとされています。ただし、これはあくまで目安の数値のため、汗を大量にかいた場合はそれに見合った水分を摂取する必要があります。

のどが渇く前にこまめに水分を摂ることが大切!

水分はのどが渇く前にこまめに摂るようにしましょう。「のどが渇いたときに一気飲み……」という方もいるかもしれませんが、一気に摂ると水分が上手く吸収されず、そのまま尿になってしまうことが多いです。「こまめに少しずつ」を意識して水分を摂取しましょう。

睡眠・入浴前後は必ず水分補給を

睡眠・入浴時は多くの汗をかくため、体から水分が失われてしまいます。睡眠・入浴前後には必ず水分を摂取し、脱水症状にならないように注意してください。

発汗が多いときは水分だけでなく塩分も

発汗が多いときは、水分だけでなく塩分も失われます。失った塩分を取り戻すために、水分と一緒に塩分も補給するようにしましょう。おすすめは、塩分濃度0.1~0.2%程度のスポーツドリンクです。ただし、スポーツドリンクには糖分も多く含まれているので、飲みすぎには十分注意してください。

 

出典:厚生労働省「熱中症対策マニュアル」

熱中症対策におすすめの飲み物は?

熱中症対策におすすめの飲み物

経口補水液

経口補水液とは、ブドウ糖・塩分・電解質を含んだ水分のことです。水分と電解質の吸収が早く、脱水時の水分補給に適しています。

スポーツドリンク

スポーツドリンクは、経口補水液と同様にブドウ糖・塩分・電解質を含んだ水分です。糖分濃度がやや高く、経口補水液と比べると水分と電解質がゆっくりと吸収されます。脱水症の場合は経口補水液の方が有効ですが、日常生活における水分・電解質の補給であればスポーツドリンクで問題ありません。

 

ただし、糖分の過剰摂取につながるため、飲みすぎには注意しましょう。基本はミネラルウォーター、汗を大量にかいたときはスポーツドリンクなど、水分補給で糖分を摂りすぎないように工夫してみてください。

熱中症対策には適さない飲み物

尿の量が増え、摂取した以上の水分を外に出してしまうため、アルコールやカフェイン入り飲料は水分補給に適しません。むしろ、体が脱水状態になり熱中症のリスクを高めてしまうので、これらの飲み物で水分補給をするのはできるだけ控えましょう。

 

出典:厚生労働省「熱中症対策マニュアル」

スポーツドリンクにも対応!象印のおすすめステンレスボトルを紹介!

ステンレスマグ「SM-VB60・72・95」

(画像は600mLサイズです)

 

・ジム・スポーツ・登山・キャンプなどたっぷり飲みたい時に便利な“ちょっと大きめ”サイズ
・サッと飲みたい時に使いやすいワンタッチオープンタイプ
・本体内部のコーティング「ラクリアコート⁺(プラス)」※はサビに強く、スポーツドリンクに含まれる塩分をブロックします

 

詳しくはこちら

ステンレスマグ「SM-RS50・65」

(画像は500mLサイズです)

 

・PC片手にオフィス内の移動やペットの散歩など、ちょっとした外出にも便利なハンドルタイプ
・食洗機対応でお手入れラクラク
・本体内部のコーティング「ラクリアコート⁺(プラス)」※はサビに強く、スポーツドリンクに含まれる塩分をブロックします

 

詳しくはこちら

【お子様におすすめクールボトル!】SD-HB10・15

(画像は1.0Lサイズです)

 

・衝撃や擦れに強い樹脂製の「プロテクトアーマー」搭載だから、外して洗う水筒カバー不要!
・「せん」と「パッキン」をひとつにした「シームレスせん」搭載だから毎日のお手入れが簡単
・本体内部のコーティング「ラクリアコート⁺(プラス)」※はサビに強く、スポーツドリンクに含まれる塩分をブロックします

 

詳しくはこちら

 

※従来の「内面フッ素コート」は「ラクリアコート」に機能名称を変更しました。スポーツドリンクOK の「ラクリアコート+(プラス)」の防サビ性能は従来の「内面フッ素コート(2倍)」と同等です。ラクリアコートに使用しているフッ素樹脂塗膜は、食品衛生法の規格・基準に適合する材料を選定して使用しており、食品衛生法による試験※に合格しています。
(※ 食品衛生法・食品添加物等の規格基準 昭和34年厚生省告示第370号個別規格に規定された以外の合成樹脂製の器具又は容器包装昭和57年厚生省告示第20号に適合)

まとめ

熱中症予防には、暑さを避ける・逃げる工夫とこまめな水分補給が大切です。暑さ対策や水分補給の方法がわからないという方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

ZOJIRUSHI編集部

「暮らしをつくる」を企業理念として、お客様に快適で便利な家庭用品を提供しているZOJIRUSHI編集部

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