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パーツ別に解説!炊飯ジャーの正しいお手入れ方法とは?

炊飯ジャーの正しい掃除方法を知らないという方もいるのではないでしょうか?炊飯ジャーを安全に長く使うためには、正しい掃除方法を覚えておくことが大切です。そこで今回は、炊飯ジャーの掃除方法について詳しくご紹介します。これまで自己流で洗っていたという方は、ぜひ確認してみてください。
炊飯ジャーを掃除するときの注意点

使用後は毎回お手入れする
炊飯ジャーは、使用後に毎回お手入れすることが大切です。炊飯後に残った米粒や水分を放置すると、汚れやカビ、ニオイなどの原因になります。細めなお手入れを心がけましょう。
差し込みプラグを抜き、本体が冷めてから掃除する
炊飯ジャーを掃除するときは、必ず差し込みプラグを抜き、本体が完全に冷めてから掃除しましょう。炊飯直後は本体や内釜が熱くなっているので、注意をしてください。
炊飯ジャーの劣化につながるような掃除道具や洗剤を使わない
炊飯ジャーを掃除するときは、本体や各パーツの劣化を防ぐために、適切な掃除道具や洗剤を使用しましょう。使ってはいけない掃除道具を使うと、炊飯ジャーが傷ついてしまうほか、変色、変形、割れ、腐食などの原因になる恐れがあります。使ってはいけない掃除道具や洗剤については以下を確認してください。
- シンナー
- ベンジン
- みがき粉
- 研磨剤入り洗剤
- 漂白剤
- 除菌アルコール
- たわし類(ナイロン、金属製など)
- メラミンスポンジ
- スポンジのナイロン面
食器洗い乾燥機・食器乾燥機の使用は必ず取扱説明書を確認する
傷、変形、変色の原因になるため対応可能なパーツかどうかを必ず確認してください。
掃除する箇所によって方法が違う?パーツ別の掃除方法をご紹介

炊飯ジャーの外側

パーツ |
お手入れ方法 |
本体外側 |
固く絞った柔らかい布でふく |
プッシュボタン |
周囲に米粒などが詰まっているときは竹ぐしなどで取り除く |
操作部 |
乾いた柔らかい布でふく |
吸気口・排気口 |
月に1回程度、掃除機で掃除する |
蒸気口セット |
蒸気口セットは分解して水洗い。米粒やねばりがついているときは、竹ぐしや綿棒などで掃除する |
蒸気口セット取りつけ部 |
固く絞った柔らかい布でふく |
差し込みプラグ・コード |
乾いた柔らかい布でふく |
炊飯ジャーの内側

パーツ |
お手入れ方法 |
内ぶたセット・内ぶたパッキン |
湯または、水に浸し、台所用中性洗剤と柔らかいスポンジなどで洗い、水分をよくふき取る |
外ぶた・蒸気口 |
固く絞った柔らかい布でふく。外ぶたの内側についたおねばやごはん粒をきれいにふき取る |
サイドセンサー |
固く絞った柔らかい布でふき、ごはん粒や米粒などの異物が詰まっているときは竹ぐしなどで取り除く |
内釜・しゃもじ・計量カップ

パーツ |
お手入れ方法 |
内釜 |
台所用中性洗剤と柔らかいスポンジなどで洗う |
しゃもじ |
台所用中性洗剤と柔らかいスポンジなどで洗う |
計量カップ |
柔らかいスポンジなどで洗う |
ここまで細かくお手入れするのはさすがに大変なので、蒸気口セットが無いものなど、できるだけパーツが少ないものを選ぶと便利でしょう。汚れが気になるときは、週に1回程度はこの方法で掃除をしてみてください。掃除方法の細かな部分は、炊飯ジャーのメーカーやモデルによって異なります。詳しくは、お使いの炊飯ジャーの取扱説明書などを確認しましょう。
内釜を洗うときの注意点については、以下の記事でも詳しく解説しているので合わせてご確認ください。
炊飯ジャーのニオイが気になる時はどうする?
どうしてもニオイが取れない、気になる……というときは、炊飯ジャーのクリーニング機能を使ってみてください。クリーニング機能は、水を使って炊飯ジャーの内部を洗浄する方法で、普通の掃除では届かない場所までキレイにして、ニオイの原因を取り除いてくれます。詳しい使い方はメーカーやモデルによって異なるので、お使いの炊飯ジャーの取扱説明書などを確認しましょう。
掃除がしやすい炊飯ジャーってどんなもの?
日々のお手入れの負担を減らすためには、掃除がしやすい炊飯ジャーを選ぶことが大切です。掃除がしやすい炊飯ジャーの特徴は、「パーツが少ない」「パーツや本体の凹凸が少ない」の2つ。取り外せるパーツが少なければ少ないほど、掃除の手間を減らすことができますし、凹凸が少ないタイプであれば、汚れもたまりにくく、ふき掃除もしやすくなります。あわせて、クリーニング機能を搭載しているタイプであれば、より長く清潔に使うことができるでしょう。掃除がしやすい炊飯ジャーを選びたいときは、このようなポイントを確認してみてください。
掃除のしやすさも魅力!象印のおすすめ炊飯ジャー3選
圧力IH炊飯ジャー(5.5合・一升炊き)「NW-FC10・18」

(画像は5.5合タイプです)
・かまどの炎のゆらぎを再現した炊き方で、ふっくら甘みのあるごはんを炊き上げる「炎舞炊き」
・ごはんのパサつきを抑え、40時間までおいしく保温できる「極め保温」※
・炊きたてはもちろん、レンジで解凍してもとってもおいしい「冷凍ごはんメニュー」
・毎回洗うのは「内釜」と「内ぶた」のたったの2点
(その他お手入れに関しては、取扱説明書をご確認ください)
・本体は「蒸気口セットなし」「フラットトップパネル」「フラットフレーム(樹脂部は除く)」「フラット庫内(サイドセンサー部は除く)」でお手入れ簡単
※メニューによって異なります。取扱説明書をご確認ください。
圧力IH炊飯ジャー(5.5合・一升炊き)「NW-WA10・18」

(画像は5.5合タイプです)
・大火力で炊き続け、ごはんの甘みを引き出す「豪熱大火力」シリーズ
・その日のメニューや気分に合わせて、すしめし・しゃっきり・ややしゃっきり・ふつう・ややもちもち・もちもち・玄米の7通りの好みの炊き上がりを選択できる
・ごはんのパサつきを抑え、40時間までおいしく保温できる「極め保温」※
・毎回洗うのは「内釜」と「内ぶた」のたったの2点
(その他お手入れに関しては、取扱説明書をご確認ください)
・本体は「蒸気口セットなし」「フラットトップパネル」「フラットフレーム」「フラット庫内(サイドセンサー部は除く)」でお手入れ簡単
※メニューによって異なります。取扱説明書をご確認ください。
IH炊飯ジャー(5.5合・一升炊き)「NW-VJ10・18」

(画像は5.5合タイプです)
・内釜自体が発熱し、釜全体に熱を伝えて炊きムラを抑え、芯までふっくらしたごはんが炊き上がるIH炊飯ジャー
・ご家庭のお好みにあわせ、ふつう・やわらかめ・かためと炊き方が選べる「白米炊き分け3コース」
・水分の蒸発を抑え、30時間までおいしく保温できる「うるつや保温」※
・庫内がフラットになっているので、ごはん粒や汚れをサッとひと拭き「フラット庫内」
(サイドセンサー部は除く)
・炊きこみごはんの後などニオイが気になる時に便利な「クリーニング」機能
※メニューによって異なります。取扱説明書をご確認ください。
まとめ
今回ご紹介した方法でお手入れをすれば、炊飯ジャーを長く清潔に使い続けることができます。掃除の方法を誤っていた……掃除が足りなかった……という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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この記事を書いた人

ZOJIRUSHI編集部
「暮らしをつくる」を企業理念として、お客様に快適で便利な家庭用品を提供しているZOJIRUSHI編集部