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夏場に保温弁当箱を使う際の注意点は?傷みを予防する使い方のポイント
保温弁当箱は料理を温かいまま持ち運ぶことができる便利なアイテムです。お昼になっても温かいままのお弁当は、ランチタイムを幸せな気持ちにさせてくれます。
お弁当を作る人が抱えている悩みの多くは、夏場の傷みやすさです。気温の上昇とともに腐りやすくなるため、温かいまま持ち運ぶ保温弁当箱は使えないのでは、と不安に思っている方もいらっしゃるかもしれません。そもそもお弁当はなぜ傷んでしまうのでしょうか。この記事では、お弁当が傷んでしまう原因と対策を解説します。さらに夏場の保温弁当箱の利用のポイント、おすすめの保温弁当箱をご紹介します。
夏にお弁当のおかずが傷みやすい理由は?
お弁当箱の利用で夏場に一番頭を悩ませるのが、お弁当が傷まないかどうかです。なぜお弁当は傷んでしまうのでしょうか。
お弁当が傷む理由は食材の腐敗などがある
お弁当が傷む原因は、時間が経つにつれて容器の中で食材が腐敗してしまうためです。
お弁当箱に入れるおかずは熱いまま入れると腐敗しやすい
夏場には周囲温度の影響を受けるため、中身が腐敗しやすくなってしまいます。特におかずは作りたての状態でお弁当箱に入れると腐敗しやいので、十分に冷ましてから入れましょう。
夏でも保温弁当箱なら問題なく利用可能!ただし、注意も必要!
結論からお伝えすると、保温弁当箱は、夏場はもちろん一年を通して使うことができます。ただし、上手に利用するためにいくつか注意すべき点をご紹介します。
夏に保温弁当箱を利用する際のポイント
夏に保温弁当箱を利用する際には、以下のポイントに注意しましょう。
しっかり洗浄した清潔なお弁当箱を利用する
清潔なお弁当箱を利用するため、しっかりお手入れしておくことが重要です。
保温可能な容器はあらかじめ熱湯を入れて1~2分あたためる
容器に熱湯を入れてあたためておくことで、容器に汁物を入れた際に冷えるのを防ぐことができます。ただし、保温弁当箱でも保温ができる容器とできない容器がセットになっていることが多いので、保温できる容器かどうかチェックした上で使用してください。
おかずは十分に冷まして、スープはアツアツの状態で詰める
おかずを熱いまま入れると腐敗の原因となるので、十分に冷ましてから詰めてください。また、スープなどの汁物は熱いまま入れてください。
傷みやすいおかずは避ける
生ものなどの傷みやすいおかずは避けましょう。
詰めた後は6時間以内を目安に食べる
保温弁当箱といっても、時間が経つにつれて徐々にお弁当箱内部の温度は下がっていきます。詰めたあとは6時間以内に食べ切りましょう。
一度開けたら食べきる
腐敗の原因となるので、お弁当は一度に食べきりましょう。
保温弁当箱の種類と選び方
近年人気の保温弁当箱は、大きく2つに分けられます。それぞれの特徴をご紹介しますので、ご自身の用途に合ったものを選びましょう。
保温弁当箱の種類
保温弁当箱の種類としては、以下の2つがあります。
ランチジャータイプ
ランチジャーは、真空断熱構造を採用した容器を含む保温弁当箱です。ごはん・スープ・おかずの3つの容器に分かれているタイプが多く、重ねて持ち運べるのが特徴です。全ての容器をまとめて保温するタイプや、ごはん容器だけ保温できて傷みやすいおかずは保温機能のないタイプもあります。
スープジャータイプ
保温弁当箱の選び方
保温弁当箱を選ぶ際には以下の4つのポイントを確認しましょう。
用途に合った容量を選ぶ
年齢によって食事量は人それぞれです。使用する人に合った容量のお弁当箱を選びましょう。
用途に合った種類を選ぶ
ご自身のランチタイムのスタイルに合ったお弁当箱を選びましょう。たくさん食べたい方は大容量のランチジャー、コンパクトなお弁当箱がいい方や、汁ものを持ち運びたい方はスープジャーがおすすめです。持ち運びがしやすいかどうか、使いやすいかどうかも考慮して選びましょう。
保温効力を確認する
せっかくの保温弁当箱ですから、保温効力が高いものを選びましょう。ポーチに入れるかどうかで保温効力が変わるものもあるため、ぜひチェックしてみてください。
お手入れしやすいタイプを選ぶ
毎日使うお弁当箱ですから、お手入れのしやすさも重要なポイントです。洗い残しがあると不衛生なため、細部までしっかりと洗えるかどうか確認しましょう。
パーツが簡単に着脱できるか・入り組んだ箇所がないか・ニオイや汚れが落ちやすいような構造になっているか、がポイントです。食器洗い乾燥機をお持ちの方は、対応しているかどうかも忘れずに確認しましょう。
夏場でも利用可能!象印の保温弁当箱
保温弁当箱 SZ-MB04
保温弁当箱 SZ-MB04は、「まほうびん保温ケース」を採用した製品です。ランチタイムまでごはんがあたたかい「ごはん容器」と、おかずや野菜がたっぷり入り、汁ももれにくい「おかずケース」に分けられており、ボリューム満点のお弁当を持ち運ぶことができます。はしとはし箱、すべてを保管する専用ポーチも付属しているのもポイント。容器もポーチも丸洗い可能※1でお手入れも簡単です。
※1 ポーチを洗濯機に入れる場合はネットに入れて手洗いコースを選択してください。
ステンレスランチジャー SL-GH18
SL-GH18は、大容量の容器でごはんもおかずもたくさん入れることができるランチジャーです。容器はすべて電子レンジ対応※2で、ふたを外してあたためることが可能。保温容器は丈夫なステンレスボディを採用しており、長く使い続けることができます。抗菌効果の高い銀イオン(Ag+)を配合※3し、菌の発生を抑制しているほか、本体丸洗いOK※4でお手入れが簡単なのもポイント。清潔に長く使い続けられるランチジャーです。
※2 ごはん容器ふた・おかず容器ふた・スープ容器ふたは必ず外して使用してください。
※3 試験機関:一般財団法人ボーケン品質評価機構 試験方法:JIS Z 2801に基づく 抗菌の方法:Ag+ 抗菌の対象場所:ごはん容器・ごはん容器ふた・おかず容器・スープ容器・スープ容器ふた 試験結果:99.9%の抗菌効果 報告書番号:214206124-1
※4 水中に放置しないでください。
ステンレスフードジャー SW-HC45・55
ステンレスフードジャー SW-HC45・55は、保温・保冷力が魅力のステンレス真空二重まほうびんを採用したスープジャー。あたたかいスープも、ひんやりメニューもおいしく食事を楽しめます。サイズは2種類あり、450mL(牛丼並相当、おでん4〜5品程度)、550mL(牛丼大盛相当、おでん6品程度)とたくさん入れることができ、これだけでランチを取ることができます。すみずみまでキレイにできる「分解せん」と「つるつるクリアステンレス」「本体丸洗いOK※4」でお手入れが簡単にできるのもポイントです。
まとめ
保温弁当箱は、ランチに温かい料理を食べられるため、一年中大活躍します。ただし、夏場は特に正しく利用しないとお弁当の中身が傷む原因となってしまいます。保温弁当箱を正しく活用し、幸せなランチタイムを過ごしましょう。
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この記事を書いた人
ZOJIRUSHI編集部
「暮らしをつくる」を企業理念として、お客様に快適で便利な家庭用品を提供しているZOJIRUSHI編集部