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メーカーが推す寝室におすすめの加湿器って?選び方の6つのポイントを紹介

2023.04.21
メーカーが推す寝室におすすめの加湿器って?選び方の6つのポイントを紹介

加湿器の置き場所として、寝室を選ぶ方は多いのではないでしょうか?では、寝室にぴったりな加湿器とはどのようなものか?象印がおすすめする寝室にぴったりな加湿器の特徴や選び方について解説します。

加湿器とは?種類とそれぞれのメリット・デメリット

まずは加湿器の種類とそれぞれのメリット・デメリットについて解説します。

スチーム式加湿器

スチーム式加湿器は、ヒーターで水を加熱して蒸発させ、水蒸気を発生させる加湿器です。それぞれのメリット・デメリットについて解説します。なお、スチーム式加湿器には、タンク式とポット式があります。タンク式は本体から取り外せる給水タンクに水を入れて利用するタイプ、ポット式は湯沸かしポットのように直接水を入れて利用するタイプです。

メリット

スチーム式加湿器のメリットは、短時間で室内の湿度を高められる加湿能力の高さです。また、ヒーターで一度沸とうさせた水蒸気を放出するため、室内の温度を上げる効果も期待できます。また、水を沸とうさせるため雑菌が繁殖しにくいのもポイントです。

デメリット

スチーム式加湿器のデメリットは水を沸とうさせるため、電気代が高くなりやすいことがあげられます。

気化式加湿器

気化式加湿器は、水を含ませたフィルターに風をあて、水分を気化させて放出する加湿器です。

メリット

気化式加湿器のメリットは、電気代があまりかからないという点です。

デメリット

気化式加湿器のデメリットは、フィルターが常に水を含んだ状態となり、お手入れを怠ると雑菌が繁殖する可能性があります。そのため、こまめにお手入れをする必要があります。

超音波式加湿器

超音波式加湿器は、タンク内の水を超音波の振動でミストを発生させる加湿器です。

メリット

超音波式加湿器のメリットは、本体に超音波発生装置がついたシンプルな構造で、ヒーターを搭載していないので、その他のタイプに比べて比較的リーズナブルなのがメリットです。

デメリット

超音波式加湿器のデメリットは、水を加熱しないのでお手入れを怠るとタンク内に雑菌が繁殖しやすい点です。そのため、こまめにお手入れをする必要があります。

ハイブリッド式加湿器

ハイブリッド式加湿器には2つのタイプがあります。ひとつは、フィルターに温風を送って加湿する「加熱+気化式タイプ」で、もうひとつはお湯を霧状にして噴出させる「加熱+超音波式タイプ」です。

メリット

ハイブリッド式加湿器のメリットは、2つの仕組みを合わせたタイプのため加湿機能が高いことです。短時間で室内の湿度を上げることができます。

デメリット

ハイブリッド式加湿器のデメリットは、電気代が高くなりやすいことです。また、構造も複雑なため本体価格も他のタイプに比べてやや高いといえます。

寝室にぴったりな加湿器とは?選び方の5つのポイント

では、寝室にぴったりな加湿器とはどのようなタイプなのでしょうか?選び方のポイントについて解説します。

1.部屋の広さに合ったものを選ぶ

加湿器を選ぶ際には、部屋に合った加湿能力のタイプを選ぶ必要があります。以下の基準を参考に、部屋の大きさに合ったものを選びましょう。

 

【加湿能力の目安】プレハブ洋室の場合

  • 6畳に必要な加湿能力:200 mL/h程度
  • 10畳に必要な加湿能力:350 mL/h程度
  • 14畳に必要な加湿能力:500 mL/h程度
  • 19畳に必要な加湿能力:700 mL/h程度
  • 28畳に必要な加湿能力:1000 mL/h程度


出典:一般社団法人日本電機工業会「加湿器って何?」

2.加湿器に適した置き場所があるかを確認する

加湿器の置き場所としては、以下のようなポイントに注意する必要があります。以下のポイントを踏まえて加湿器を置くことで、室内の湿度をしっかり上げることができます。加湿器を選ぶ前に、必ず確認するようにしましょう。

 

関連記事:適度なうるおいが続く!加湿器の置き場所と使い方のポイント

 

  • 壁・家具・家電製品の近くは避ける
  • 換気扇やドアから遠い場所に置く
  • 窓から離して置く
  • エアコンの温風が直接当たる場所に注意

3.加湿器本体の静音機能を確認する

静音(35dB未満)機能が搭載されているかどうかを確認しましょう。静音機能があれば、加湿器をつけたままでも運転音を気にせずに眠れます。

4.給水のしやすさを確認する

加湿器の使いやすさを考えるうえで、給水のしやすさも欠かせないポイントです。本体上部から給水できるタイプだと簡単に給水できるので、購入前に必ず給水のしやすさも確認してみてください。

5.お手入れのしやすさを確認する

お手入れのしやすさも加湿器の使いやすさに大きく影響します。お手入れが頻繁に必要だと、使うのが面倒になりますよね。お手入れしないまま使い続けると、雑菌が含まれた水蒸気を吸い続けてしまうことになりかねません。お手入れが簡単なタイプを選ぶようにしましょう。

 

関連記事:加湿器はこまめなお手入れが大切!簡単なお手入れ方法とおすすめ製品をご紹介

寝室におすすめ!象印の加湿器

ここからは、寝室におすすめの象印の加湿器について解説します。

スチーム式加湿器 EE-DC35・50

スチーム式加湿器EE-DC35・50は、電気ポットと同じ構造を採用したスチーム式の加湿器です。沸とうさせた清潔な蒸気で室内を加湿します。容器に入れた水を沸とうさせるスチーム式のため雑菌が繁殖しづらい構造です。他のタイプのようなフィルターも不要で、内部にフッ素加工を施しているため汚れもつきにくくなっています。「チャイルドロック※1」「ふた開閉ロック」「転倒湯もれ防止構造※2」なども搭載されています。ラインアップは3.0Lと4.0Lの2種類でマットなデザインが特徴です。

 

※1 安全のため「入/切」キーを押すと運転が停止します。

※2 ふたがしっかりと閉まっていることをご確認ください。また、本体を倒れたまま放置されますと、蒸気口から微量のお湯が流れ出ます。

 

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スチーム式加湿器 EE-RR35・50

スチーム式加湿器 EE-RR35・50は、EE-DC型と同様に、電気ポットと同じ構造を採用したスチーム式の加湿器です。沸とうさせた清潔な水蒸気で加湿でき、雑菌が繁殖しにくいのがポイント。内部にフッ素加工を施しているため汚れもつきにくく、お手入れも簡単にできます。「チャイルドロック※1」「ふた開閉ロック」「転倒湯もれ防止構造※2」がついています。また、温度・湿度に合わせて自動でコントロールする「自動加湿3段階」、部屋の湿度がすぐにわかる「湿度モニター」、就寝時に便利な「入、切デュアルタイマー」が搭載されており、寝室で利用するのにぴったりです。

 

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まとめ

加湿器にはさまざまな種類があり、それぞれメリット・デメリットは異なります。置き場所や使う部屋によって選ぶべき種類が異なるため、今回ご紹介した内容を参考に自分に合った加湿器を選んでみてください。寝室での利用を想定している場合は、雑菌が繁殖しにくく、清潔な水蒸気で室内を加湿するスチーム式加湿器がおすすめです。

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この記事を書いた人

ZOJIRUSHI編集部

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「暮らしをつくる」を企業理念として、お客様に快適で便利な家庭用品を提供しているZOJIRUSHI編集部

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