くらし+

電動ポットと電気ケトルどちらを選ぶ?電気代の違いや選び方を解説

2023.11.07
電動ポットと電気ケトルどちらを選ぶ?電気代の違いや選び方を解説

電動ポットと電気ケトル、どちらもお湯を沸かす製品ですがどちらを選ぶべきかお悩みの方もいるかもしれません。どちらがいいのか、それを比較する際の指標のひとつになるのが電気代です。今回は、電動ポットと電気ケトルのメリット・デメリットやそれぞれの電気代などについてご紹介します。

電動ポットと電気ケトルのそれぞれの特長とメリット・デメリット

まずは、電動ポットと電気ケトルの特長やメリット・デメリットについてご紹介します。

電動ポット

特長

電動ポットは、お湯を沸かしてそのまま保温したり、再度温めなおしたりできる家電です。お湯を使いたいときにすぐに利用できます。

メリット・デメリット

電動ポットのメリットは、いつでもすぐにお湯を利用できることです。お茶やコーヒー・紅茶を飲むときにすぐに利用できる他、赤ちゃんのミルク作りにも便利。また、70℃保温、90℃保温などの一定の温度でお湯を保温する機能が搭載されたタイプもあります。デメリットとしては、本体がケトルに比べると大きくなりやすい点があります。

電気ケトル

特長

電気ケトルは、カップ一杯分など、必要なときに必要な分量のお湯を素早く沸かせる家電です。また、サイズがコンパクトで軽量なことも特長です。

メリット・デメリット

電気ケトルのメリットはサイズがコンパクトで軽量な点です。必要なときにサッと取り出してお湯を沸かすことができます。デメリットは、大量にお湯を沸かしたり、長時間保温したりすることができない点です。一人暮らしや二人暮らしなど、少人数の家庭と相性が良いといえるでしょう。

電動ポットと電気ケトルの電気代は?

次に電動ポットと電気ケトルの電気代について、象印の商品を参考に解説します。

電動ポットと電気ケトルの電気代

電動ポットと電気ケトルの電気代について解説します。なお、常時電力を使用する電動ポットは年間の電気代、お湯を沸かすときにのみ電力を使用する電気ケトルは1回あたりの電気代をご紹介します。

電動ポット(VE電気まほうびんCV-WB22)

年間電気代(税込):約5,200円 ※1

電気ケトル(電気ケトル CK-SA06)

140mLのお湯を沸かした時の1回あたりの電気代:約0.7円 ※2

 

(※1)日本電機工業会自主基準による測定(室温23℃、湯沸し2回/1日、 再沸とう1回/1日、保温90℃で23時間/1日、365日/年間、その他水量等の試験条件:HD-112に基づく、電力料金目安単価31円/kWh(税込){2022年7月改定}で計算)季節による周囲温度等の条件により、変動する場合があります。
(※2)定格消費電力1300W、室温・水温23℃でカップ一杯(140mL)を沸かした場合。電力料金目安単価31円/kWh(税込){2022年7月改定}で計算)季節による周囲温度等の条件により、変動する場合があります。

電動ポットと電気ケトルどちらがお得?

電動ポットと電気ケトルは使い方が異なるため電気代を一概には比較できないのですが、一人暮らしや少人数の家庭で、お湯沸かす頻度が少ない場合は電気ケトルを選ぶのが経済的です。

 

ただ、家族の人数が増えたり子どもがいたりすることで、1回に沸かすお湯の量が多くなったり、お湯を沸かす回数が多くなると、電気ケトルの場合は電気代がかさんだり、手間がかかることになります。お湯を沸かす時間や手間のことも考えると、逆に電動ポットの方が効率的なこともあります。

 

子どもがいる家庭などでお湯を沸かす機会が多い場合は電動ポット、一人暮らしや二人暮らしでお湯を沸かす機会が少ない場合は電気ケトルなど、ご自身の家族構成や使用頻度を踏まえて選んでみてください。

電動ポットと電気ケトルの選び方

だんだんお湯を利用することが多くなる季節。ここでは電動ポットの選び方を解説します。

電動ポットの選び方

容量を確認する

3人家族など比較的少人数の家庭の場合は2L程度の容量で十分かもしれませんが、大家族や来客が多い家庭では、3L以上の大容量のものが便利です。ご自身の家族構成や使用頻度に合わせて、電動ポットの容量を確認しましょう。

お湯が沸くまでの時間を確認する

お湯が沸くまでの時間は、商品によって異なります。お湯が無くなったときにすぐに沸かせるように、なるべく短時間でお湯が沸くタイプを選ぶと良いでしょう。

安全面を確認する

安全に電動ポットを使用できるかどうかも確認したいポイントです。「空だき防止」「転倒湯漏れ防止」「やけどしにくい設計」「マグネットプラグ」など、安全面に配慮されたタイプを選ぶと良いでしょう。

デザインやカラーを確認する

キッチンのインテリアや家電との色の統一感など、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶと良いでしょう。最近では、機能性を合わせ持ったスタイリッシュなデザインのタイプも多いので、好みに合わせて選んでみてください。

お手入れのしやすさを確認する

電動ポットを毎日利用することを考えると、なるべく汚れが付きにくくお手入れがしやすいタイプが良いでしょう。内容器のお手入れの方法やお手入れが必要なパーツの数などを確認しましょう。

電気ケトルの選び方

容量を確認する

電気ケトルは容量が豊富で、主なもので0.6〜1.5Lがラインアップされています。どの容量を選べばいいのか悩んでしまう方は、ご自身の生活の中で具体的にどのようなシーンで電気ケトルを使うのか想像してみましょう。一度にたくさんのお湯が必要なのか、少量のお湯で良いのかによって、選ぶべき容量が変わってきます。

 

0.6L
コーヒーや紅茶は1杯につき約140mL前後のお湯を使用します。一度にコーヒー2杯程度のお湯があれば充分という方はコンパクトな0.6Lがおすすめです。

 

0.8L
コーヒーを作るためにも、カップラーメンを作るためにも丁度いいサイズ感で、お湯をよく使用する1人暮らしの方や2人暮らしの方におすすめです。 

 

1L以上
ファミリー向けの容量となります。作り置きのお茶などを一度に沸かしたい方には1L以上がおすすめです。

お湯が沸くまでの時間を確認する

お湯が沸くまでの時間が気になる方は、消費電力を確認しましょう。沸とうまでの時間ができるだけ短い方が良い場合はできるだけ消費電力が高いものを選ぶのがおすすめです。ただし、あまりにも消費電力が高いものは同じ回路につないだ他の家電製品と同じタイミングで使うとブレーカーが落ちやすくなるので、ご自宅での使用環境を確認しましょう。

安全面を確認する

使用している最中のトラブルはなるべく避けたいもの。特にお子さまがいる環境で電気ケトルを使う場合、思わぬ事故に繋がる可能性もあります。購入を検討する際は「空だき防止」「転倒湯漏れ防止」「やけどしにくい設計」など、安全面に配慮されたタイプを選ぶと良いでしょう。

デザインやカラーを確認する

毎日使うものであるためデザインやカラーもしっかり選びましょう。長く使うものであるから、飽きのこないシンプルなデザインがおすすめです。電気ケトルのデザイン・カラーを確認して、好みのタイプを選びましょう。

お手入れのしやすさを確認する

お湯を沸とうさせるだけとはいえ、電気ケトルもお手入れが必要です。使用している中で水アカがたまる、外側に食べ物の汁が付着する場合もあるでしょう。キレイに使用するために、可能な限りお手入れがしやすいものを選ぶのがおすすめです。特に「フタを完全に取り外せるタイプ」「給水口が大きいタイプ」が内部まで洗いやすくお手入れをしやすいのでおすすめです。

象印のおすすめ電動ポット・電気ケトル4選をご紹介!

ここでは、象印のおすすめ電動ポット4選をご紹介します。

マイコン沸とうVE電気まほうびんCV-WB 22・30

VE電気まほうびん CV-WB22・30は、たっぷりのお湯がすぐに沸く「1300Wハイスピード沸とう」を搭載。家事の時短に、お料理の下ごしらえにも活躍してとても便利です。電気で沸かしてまほうびんで保温するのに加え、全面(フタ、側面、底部)の断熱層により熱が逃げにくい構造で消費電力を抑えることができます。2時間操作されなければ自動で保温ヒーターへの通電を切る「省エネモード(選択式)※3」や、暗くなると保温ヒーターをオフにする「光省エネモード(選択式)※3」も選択できるので、家計的にも安心。広口でお手入れがしやすく、ボタンひとつで「クエン酸洗浄コース」が選択できるので、お掃除も手軽にできます。さらに操作部がシンプで使いやすいところも嬉しいポイントです。 
※3 98℃・90℃・80℃保温設定時に選択可能

 

商品情報はこちら

電動ポット CP-EA20

電動ポット CP-EA20は、使いやすくインテリアにもなじむ電気ポットです。コンパクトサイズながら2Lも入り、キッチンだけでなくリビングはもちろん寝室のサイドテーブルにも置けるようなちょうどいい容量。ラクラク注げる「電動給湯」、用途に合わせて選べる「3段階保温設定」98℃・90℃・70℃、ゆっくり少量ずつ注げる「ゆっくりカフェドリップ給湯」など、充実した機能もポイント。持ち運びやすく、広口容器なのでお手入れも手軽で簡単にできます。

 

商品情報はこちら

電気ケトル CK-AX08・10

CK-AX08・10は、充実した機能が豊富な電気ケトルです。倒れてもこぼれにくい「転倒湯もれ防止構造※4」、2杯目のお茶・コーヒー・スープがアツアツで飲める「1時間あったか保温(選択式)」、外側が熱くなりにくい「本体二重構造※5」、本体に蒸気を出さない「蒸気レス構造※6」など、安全性・利便性に配慮された機能が充実。カルキ臭を除外する機能やコーヒーをじっくり淹れるのに適したハンドドリップモードといった機能もあります。

※4 ロック状態になっていても、本体を傾けたり倒したりすると、注ぎ口からお湯が流れ出る恐れがあります。また、フタがしっかりと閉まっていることをご確認ください。 
※5 本体接続部は熱くなります。
※6 室温23℃、水温23℃、満水時。本体が温かいときや少量で湯沸かしをすると、注ぎ口から蒸気が出る場合があります。

 

商品情報はこちら

電気ケトル CK-SA06・08

CK-SA06・08は、安全性に清潔性をプラスした電気ケトルです。注ぎ口からほこりの侵入を防ぐ「注ぎ口ほこりブロック」、倒れてもお湯がこぼれにくい「転倒湯もれ防止構造※4」、本体の外側が熱くなりにくい「本体二重構造※5」に加え、本体外側・ふた上面は「Ag+抗菌加工」※6(注ぎ口、注ぎ口カバー、電源プレート除く)されており、安全かつ清潔に利用できるように設計されています。さらにお手入れしやすい「フラットふた」&「広口内容器」でお手入れも簡単。どんなキッチンにも自然になじむサンドグリーン・ダスティグリーン(06サイズのみ)・チェスナットブラウン(08サイズのみ)の3色展開で、お好みのカラーを選べるのもポイントです。

※6試験機関:(一財) ボーケン品質評価機構/試験方法:JIS Z 2801に基づく/抗菌の方法:Ag+/抗菌の対象部分:本体外側、ハンドル、底、電源スイッチ、ふた上面、ふた開閉つまみ、給湯ロックボタン/試験結果:99%の抗菌効果/試験番号:20222042552-1、20223000610-1

 

商品情報はこちら

まとめ

電動ポットと電気ケトルは、同じお湯を沸かす製品ですが、それぞれ用途が異なります。そのため、電気代はどちらがお得であるかは単純に比較できません。家族構成や使用頻度に合わせて選んでみてください。また、電動ポットや電気ケトルを選ぶ際は、今回ご紹介した選び方で検討してみてくださいね。

この記事で紹介された
アイテムの購入はこちら

この記事を書いた人

ZOJIRUSHI編集部

ZOJIRUSHI編集部

「暮らしをつくる」を企業理念として、お客様に快適で便利な家庭用品を提供しているZOJIRUSHI編集部

  • Twitter
  • Facebook
  • はてなブックマーク
  • RSS
  • リンクコピー