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ミルクを卒業!赤ちゃんの成長に合わせた離乳食の進め方とは?

2024.03.28

「離乳食はいつからどうやって進めればいいの?」とお悩みの方もいるのではないでしょうか?今回は、離乳食をはじめるタイミングや赤ちゃんの成長に合わせた離乳食の進め方の他、おすすめの離乳食レシピについてご紹介します。

離乳食はいつからはじめたらいい?

離乳食とは、赤ちゃんが食べ物をかみつぶしたり、飲み込んだりするのに慣れるための食事のこと。どろどろの粥状のものからスタートして少しずつ固さを変えていき、半年~10か月程度の時間をかけて、母乳や育児用ミルク以外から栄養を摂れるように進めていきます。

離乳食をはじめるタイミングは?

離乳食をはじめるタイミングは、早いと生後4か月、通常は生後5~6か月でスタートするのが多いようです。ただ、赤ちゃんの成長には個人差があるので、離乳食を嫌がる場合は無理をせず、母乳や育児用ミルクを与えながら、食べ物に興味を持つタイミングを待ちましょう。「食べ物を見せたときに口を開ける、よだれを垂らす」といった行動が見られたら、少しずつ離乳食をスタートしてみてください。

赤ちゃんの成長に合わせた離乳食の進め方は?

離乳食は、半年~10か月程度続けることが多いです。この期間に、離乳食を与える回数や分量、与える食品を少しずつ増やしていき、固い物をかみつぶして飲み込んだり、消化したりすることに慣れさせていきます。はじめての方は、以下でご紹介する赤ちゃんの成長に合わせた離乳食の進め方を参考に、離乳食作りに取り組んでみてください。

離乳初期:5~6か月(ゴックン期)

離乳食の回数

離乳食をはじめて1か月は、食べ物を飲み込んだり、舌ざわりや味に慣れたりするための時期です。離乳食を通して栄養を摂る量は少なくてもよいので、1日1回の頻度を目安にしましょう。離乳食のスタートから1か月が経過したら、1日1回から2回へと回数を増やします。

ミルクの回数

離乳食後を除いて、1日に3~4回程度母乳・育児用ミルクを与えましょう。赤ちゃんが求める場合は、回数を超えて与えても問題ありません。

調理形態・食品

米・パン・じゃがいもなどの穀物をどろどろにつぶして調理しましょう。スタートから1か月くらい経ったら、調理方法に注意しつつ、裏ごししてなめらかにした「野菜・豆腐・白身魚・卵黄(固ゆで)・ヨーグルト・チーズ」などを少しずつ加えてもOKです。

離乳中期:7~8か月(モグモグ期)

離乳食の回数

離乳中期の赤ちゃんには、1日に2回を目安に離乳食を与えましょう。

ミルクの回数

離乳食後に2回、その他に1日3回程度を目安に母乳・育児用ミルクを与えます。

調理形態・食品

米・パン・じゃがいもなどの穀物と、「野菜・豆腐・白身魚・卵黄(固ゆで)・ヨーグルト・チーズ」など食品を粗くつぶし、舌でつぶせる程度の固さに調理します。離乳中期の後半からは、卵は全卵、魚は赤身などを加えてもOK。

離乳中後期:9~11か月(カミカミ期)

離乳食の回数

離乳中後期の赤ちゃんには、1日に3回を目安に離乳食を与えましょう。

ミルクの回数

離乳食後に3回、その他に1日2回程度を目安に母乳・育児用ミルクを与えます。

調理形態・食品

米・パン・じゃがいもなどの穀物と、「野菜・豆腐・白身魚・全卵(固ゆで)・ヨーグルト・チーズ」などの食品を歯ぐきでつぶせる程度の固さに調理します。離乳中後期から「脂肪の少ない鶏肉・豆類・海藻」を加えてもOK。

離乳後期:12~15か月(パクパク期)

離乳食の回数

離乳後期の赤ちゃんも、1日に3回を目安に離乳食を与えましょう。また、離乳食とは別に1日2回程度の間食を用意します。

ミルクの回数

離乳後期は、母乳・育児用ミルクをやめるタイミングです。代わりに、1日に300~400mlの牛乳を与えましょう。

調理形態・食品

米・パン・じゃがいもなどの穀物と、「肉・野菜・豆腐・魚・全卵(固ゆで)・豆類・海藻・ヨーグルト・チーズ」などの食品を歯ぐきで噛める程度の固さに調理します。離乳後期は鉄が不足しやすくなるので、肉類・魚の赤身・レバーなどを多めに加えるのもおすすめです。

 

月齢12~15か月を過ぎたら、そろそろ離乳食をやめて幼児食に移る時期です。形ある食べ物を嚙みつぶせるようになり、栄養素のほとんどを母乳や育児用ミルク以外から摂れるようになったら、離乳食から少しずつ幼児食に変えていきましょう。
以下は赤ちゃんの成長に合わせて「離乳食・ミルクの回数、調理形態、1回あたりの離乳食の栄養素や分量」を表にしたものです。離乳食をこれからはじめるという方は、合わせて確認してみてください。

 

離乳初期

離乳中期

離乳中後期

離乳後期

月齢

5~6か月

7~8か月

9~11か月

12~15か月

離乳食の回数

1→2回

2回

3回

3回

母乳・育児用ミルクの回数

4→3回

3回

2回

牛乳1日300~400ml

調理形態

どろどろ状

舌でつぶせる固さ

歯ぐきでつぶせる固さ

歯ぐきで噛める固さ

 

 

 

 

1回あたりの分量

穀類(g)

つぶしがゆ

30→40

全がゆ

30→40

全がゆ

(90→100)→軟飯80

軟飯90→ご飯80

卵(個)

 

又は豆腐(g)

又は乳製品(g)

又は魚(g)

又は肉(g)

卵黄
2/3以下

25

55

5→10

 

卵黄→全卵

1→1/2

40→50

85→100

13→15

10→15

全卵
1/2

50

100

15

18

全卵

1/2→2/3

50→55

100→120

15→18

18→20

野菜・果物(g)

15→20

25

30→40

40→50

調理用油脂類・砂糖(g)

各0→1

各2→2.5

各3

各4

象印STAN.シリーズ IH炊飯ジャーでつくる離乳食レシピをご紹介!

「離乳食をはじめるタイミングや進め方はわかったけど、作り方がわからない……」
そんな方に向けて、象印STAN.シリーズ IH炊飯ジャーでつくる離乳食レシピをご紹介します。

しらすとにんじんのおかゆ(月齢の目安 生後5か月ごろ~)

しらすとにんじんのおかゆ
写真左。栄養バランスの整った、離乳初期にぴったりなおかゆ。


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鮭と野菜のうまみがゆ(月齢の目安 生後7か月ごろ~)

鮭と野菜のうまみがゆ
写真右。鮭と野菜たっぷりの栄養満点なおかゆ。


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かぼちゃとさつまいものおかゆ(月齢の目安 生後9か月ごろ~)

かぼちゃとさつまいものおかゆ
昆布のうまみが効いたさつまいもとかぼちゃのボリューミーなおかゆ。


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つくねのカラフル丼(月齢の目安 生後12か月ごろ~)

つくねのカラフル丼
野菜と鶏ひき肉のつくねがたっぷり入った離乳後期にぴったりな一品。


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離乳食作りや子育てにぴったり!象印のSTAN.シリーズ

象印STAN.シリーズのIH炊飯ジャーは、赤ちゃんの成長に合わせて離乳食が作れる「ベビーごはん(離乳食)」メニューがついていて、離乳食作りにぴったりです。また、ミルク作りに便利なSTAN.シリーズ家電もまとめてご紹介します。

IH炊飯ジャー 「NW-SA10」

・強火で炊き続け、うまみを引き出す「豪熱沸とうIH」。
・赤ちゃんの成長に合わせた離乳食が作れる「ベビーごはん(離乳食)」メニューつき。
・毎回洗うのは内釜と内ぶたのたった2点でお手入れ簡単。

 

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オーブンレンジ 「ES-SA26」

・「レンジ→グリル」機能を自動で切り換え、時短で本格調理ができる「レジグリ」
・食材を庫内で浮かせて加熱することで温めムラを抑える全方位あたため「うきレジ」
・買ってきた揚げ物もサクッとおいしく!「サクレジ」
・赤ちゃんの成長に合わせた離乳食が作れるレシピブックつき

 

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電動ポット 「CP-CA12」

・ミルク作りに便利な「70℃保温」。一度沸とうさせたお湯を70℃で保温。
・1300W「ハイスピード沸とう」だからすぐにお湯が使える。
・「転倒湯もれ防止構造」※「傾斜湯もれ防止構造」※だからお子様がいらっしゃるご家庭でも安心して使える。

 

※【ご注意】操作キーがロック状態になっていても、本体を傾けたり倒したりすると、注ぎ口や蒸気口からお湯が流れ出る恐れがあります。

 

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まとめ

離乳食は、赤ちゃんがいろいろな食べ物から栄養を摂れるようにするための大切なステップです。赤ちゃんの成長に合わせて、離乳食を与える回数や量、材料を変える必要があるため、はじめてだと混乱してしまうこともあるでしょう。「いつからはじめたらいいの?」「どうやって作るのがいい?」とお悩みの方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

ZOJIRUSHI編集部

ZOJIRUSHI編集部

「暮らしをつくる」を企業理念として、お客様に快適で便利な家庭用品を提供しているZOJIRUSHI編集部

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