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揚げ物の油はねを減らす!油はねの原因と5つの予防方法をご紹介

「油はねを気にせずに揚げ物を作りたい……」そんな悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか?コンロや床が油で汚れたり、ヤケドをしてしまったり、油はねは何かとやっかいな現象です。今回は、油はねが起こる原因と予防方法について詳しくご紹介します。
揚げ物の油はねの原因は?
油はねは、食材や調理器具についた水分が原因で発生します。水は油よりも沸点が低く、100℃で沸騰します。通常、水は沸騰すると蒸発して水蒸気になりますが、油の中で蒸発することができなくなった水は膨張して爆発、油はねを引き起こします。また、食材の中の空気が膨張して油はねが起こることもあります。
揚げ物の油はねを減らす!5つの予防方法とは?

1.食材の水分を減らす
食材の水分をしっかり拭き取ることが大切です。キッチンペーパーなどで食材表面の水分を拭き取り、できればそのままラップをせずに一晩(およそ16時間以上)冷蔵庫に入れましょう。冷蔵庫内は乾燥しているため、食材から適度に水を抜くことができます。なお、食材に軽く小麦粉をつけて、表面の水分を固めるのも効果的です。
2.手や調理器具についた水分にも注意
手や調理器具についた水分も油はねの原因になりますので、しっかり拭き取ってから調理をはじめましょう。
3.空気や水を含んだ食材には切り込みを
いか、えび、ピーマンやししとうなど内側に空間がある食材は、中の空気が膨張して油はねの原因になることがありますので、切り込みを入れて空気の逃げ場を作ってあげましょう。また、切り込みを入れた際に中に入ってしまった水分をしっかり拭き取るのも忘れないようにしましょう。
4.底が深い鍋を使う
底が深い鍋を使うことで、コンロや床に飛び散る油を減らすことができます。調理後の掃除が楽になるのでぜひ試してみてください。
5.油はね防止ネットを使う
油はね防止ネットは、ステンレス製の網で、鍋の上にかぶせて使います。水気が多い魚介類など、水分をしっかり拭き取ることが難しい場合にも便利なので、ぜひ活用してみてください。
揚げ物をした後の油の処理方法は?

凝固剤で固めて捨てる
市販の凝固剤で油を固めて処分する方法です。油が温かいうちに凝固剤を入れて溶かし、冷えると自然に固まるタイプが一般的です。固まった油はビニール袋などに入れて可燃ごみとして処分します。(お住まいの分別指示に従ってください)油の量が少ない場合は片栗粉で固めることもできます。
油を新聞紙やキッチンペーパーに染み込ませて捨てる
牛乳パックや二重にしたビニール袋に新聞紙やキッチンペーパーを詰め、そこに油を注いで染み込ませます。油が冷めると染み込みにくくなるため、できるだけ温かいうちに行ってください。また、暑い季節は自然発火のリスクがあるため、最後に水をかけるのを忘れずにしてください。
なお、油を液状のまま流して処分すると、排水管や下水管の詰まりの原因となります。必ず、固めたり何かに染み込ませたりしてから処分するようにしましょう。また、資源ごみとしてリサイクル回収する自治体もあるので、詳しくはお住まいの地域の自治体HPなどを確認してみてください。
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まとめ
何かとやっかいな油はねですが、油に水分が触れないように注意し、深い鍋や油はね防止ネットなどを活用することで、油を使った調理が快適にできるようになるでしょう。油はねにお悩みの方はぜひ今回ご紹介した内容を試してみてください。
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この記事を書いた人

ZOJIRUSHI編集部
「暮らしをつくる」を企業理念として、お客様に快適で便利な家庭用品を提供しているZOJIRUSHI編集部