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スープジャーの保温力のひみつ!温かさを維持するポイントとおすすめアイテム

2025.08.27

スープジャーは、温かさや冷たさを維持してくれる便利な容器ですが、温度を維持する仕組みが知りたい!という方もいるのではないでしょうか?今回は、スープジャーの保温力のひみつや温度を維持するポイントについてご紹介します。

スープジャーの「保温効力」とは?温かさを維持できる理由

保温効力とは?

スープジャーの「保温力」について説明するうえで重要なのは「保温効力」という指標です。

 

保温効力は、熱湯を入れてからどれだけ温度を保っているかを数値化したもので、以下のように表記されます。

 

【ステンレス スープジャー SW-LA52の場合】

・保温効力(6時間後)71℃以上

 

(※)テスト条件

室温20℃±2℃において、熱湯を取扱説明書に記載の位置まで満たし、縦置きにした状態で湯温95℃±1℃のときから6時間放置した場合におけるその湯の温度

 

このケースでは、95℃のお湯を入れてから6時間後でも71℃以上の湯温を保てることを示しています。保温力を確認したいときは、製品仕様を確認しましょう。

温かさを維持するスープジャーの「ステンレス真空2重のまほうびん」

スープジャーが温かさを維持できるのは、「ステンレス真空2重のまほうびん構造」によるものです。

 

内容器は、内びんと外びんによるステンレスの2重構造になっており、その間が真空状態になることで、熱の移動(対流・伝導・放射)を抑えています。

 

この構造により、外気の影響を受けにくく、スープやおかずなどの熱が外へ逃げにくいため、長時間にわたって温かさを保つことができます。

 

しかし、熱は金属を伝って飲み口側からも逃げていきます。

そこで、象印のスープジャーは独自の技術である「サーモリング構造」を採用することで、飲み口部分からの放熱を抑えて高い保温力を実現しています。保温力が高いスープジャーをお求めの方に特におすすめです。

スープジャーの保温力をさらに高めるポイント!

事前に熱湯を入れて容器を予熱しておく

スープジャーの保温性能を最大限に活かすためには、事前に熱湯で容器を温めておく「予熱」作業が重要です。スープジャーが冷えたままだと中に入れるスープの温度が急激に下がってしまいます。できるだけ予熱を行ってからスープを入れるようにしましょう。

必ず“アツアツの状態”で入れる

スープや煮物は、必ずアツアツの状態でスープジャーに入れるようにしましょう。ぬるい状態だと、そこからさらに温度が下がっていくため、食事のタイミングまで温かさを維持できません。スープジャーに入れる料理は鍋からすぐに移すのが理想で、80~90℃程度の高温で入れるのがおすすめです。

スープジャー用ポーチを併用する

スープジャー専用のポーチ(保温性能があるものに限る)を活用するのもおすすめです。本体をこのようなアイテムで包むことで、放熱をさらに抑えることができます。

 

特に冬場の持ち運び時は温度が下がりやすいため、ぜひ保温アイテムを活用してみてください。保温力をアップさせる素材を使ったタイプがおすすめです。

スープジャーにおすすめのあったかレシピ4選!

象印スープジャーの人気レシピを4つご紹介します。どれも簡単に作ることができるのでぜひチャレンジしてみてください。

高野豆腐のけんちん汁

詳しいレシピはこちら

シーフードのしょうがたっぷりスープ

詳しいレシピはこちら

ピリ辛カムジャタン風スープ

詳しいレシピはこちら

ミネストローネ

詳しいレシピはこちら

象印のおすすめスープジャーと、温かさ&使いやすさをアップさせるアイテム

ステンレス スープジャー SW-LA30・40・52

(※)イメージはSW-LA40。52サイズはエクリュベージュとクラウドグレーの2柄です。

 

「保温力」と「お手入れのしやすさ」にこだわったシンプルなスープジャーです。みそ汁やスープに適した茶碗サイズのSW-LA30、大きめ具材のスープに適したSW-LA40、カレーやシチューに適したSW-LA52の3サイズを展開しています。

 

  • 内側からの放熱を抑える、象印独自の「サーモリング構造」
  • パッキンを分解せずに洗える「シームレスせん」でお手入れ簡単
  • 本体もふたも、食器洗い乾燥機対応
  • 本体内部は汚れが落ちやすく洗いやすい「ラクリア加工+(プラス)」

 

商品情報はこちら

スープジャーポーチ SW-PC01・02

(※)イメージはSW-PC01。SW-PC02の色柄はダークグレーのみ。

 

入れるだけで、温かさとおいしさが長持ちするスープジャー専用のポーチ。保温・保冷力はもちろん、持ちやすさや汚れにくさにもこだわったアイテムです。

 

  • 多層断熱構造「M-Lis(エムリス)」による高い保温・保冷力

  • 使用性が高い、大きくて便利な「カトラリーポケット」

  • しっかり固定できる「ゴムバンドつき」
  • 持ち運びにも便利な「持ち手つき」
  • 汚れがつきにくい「内面はっ水(水をはじきやすい)素材」
  • 本体丸洗いOK※1

※1 手洗いできます。

 

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カトラリー(スプーン・ハシ) FC-AA01

スプーンとハシがセットになった便利なカトラリーセット。スープジャーポーチのカトラリーポケットに入れやすく、合わせて使うのにぴったりです。

 

  • 全てのパーツ(スプーン・ハシ・ケース)が食器洗い乾燥機対応
  • すくいやすく食べやすい先端形状のスプーン
  • 先端に滑り止め加工を施したつかみやすいハシ
  • 使い心地のよい長さ スプーン18.5cm ハシ19.5cm
  • 開いて置いたときに安定するケース形状
  • 持ち運びのカタカタ音が軽減される「シリコーンゴム製のハシ留めつき」

 

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まとめ

スープジャーの保温・保冷力は、熱の移動(対流・伝導・放射)を防ぐ、「ステンレス真空2重のまほうびん」によって成り立っています。保温力の高いスープジャーを選びたいという方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。

 

なお、スープジャーの選び方や使い方については以下の記事でも詳しく解説しています。より詳しく知りたいという方はぜひご確認ください。

 

関連記事:実はオールシーズンOK!スープジャーとは?正しい使い方とぴったりなレシピ5選

関連記事:スープジャーはどんな人におすすめ?利用する際のメリットや注意点、お手入れの方法を解説!

関連記事:スープジャーに入れてはいけないものは?使用する上でのポイントを解説!

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この記事を書いた人

ZOJIRUSHI編集部

「暮らしをつくる」を企業理念として、お客様に快適で便利な家庭用品を提供しているZOJIRUSHI編集部

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