2015年5月18日
「新うるおい二重内ぶた」採用で、高火力炊飯を実現!
さらにふっくら大粒のごはんが炊ける
圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』NP-WU10型 “南部鉄器 極め羽釜”(右は内釜)
象印マホービン株式会社では、当社独自の羽釜形状の内釜に伝統工芸品の南部鉄器を採用した炊飯ジャー“南部鉄器 極め羽釜”(NP-WT10型)に新機能を追加した、圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』NP-WU10型“南部鉄器 極め羽釜”を平成27年6月21日より発売します。新製品は、内ぶたの改良により、お米のアルファ化を促進する「沸とう維持」の工程で、従来の約1.3倍※1の高火力での炊飯を実現。このため、おいしさはもちろんのこと、炊き上がりのごはんの体積が従来比約105%※2と、これまで以上に大粒のふっくらとしたごはんを炊くことができるようになりました。
また、“南部鉄器 極め羽釜”と同じ内釜の形状の“極め羽釜”には、内釜外面の塗料に鉄成分を添加した「鉄器コート」を施し、発熱効率をアップさせました。圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』NP-WD10型“鉄器コート 極め羽釜”(2色展開)を平成27年6月21日より同時発売します。
※1 当社従来品NP-WT型(平成26年発売)平均電力640WとNP-WU型平均電力835Wとの比較(当社調べ)
※2 当社従来品NP-WT型(平成26年発売)とNP-WU型との比較(東京農業大学調べ)
商品名 | 品番 | 希望小売価格 | 発売予定日 |
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圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』 “南部鉄器 極め羽釜” |
NP-WU10 | オープン価格 | 平成27年6月21日 |
圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』 “鉄器コート 極め羽釜” |
NP-WD10 | オープン価格 | 平成27年6月21日 |
炊飯容量は2機種共に5.5合(0.09~1.0L)
炊飯ジャーの業界全体の出荷数は、平成26年は消費税増税前の駆け込み需要の影響もあり、前年より微増の約577万台、平成27年は微減の570万台を見込んでいます。そのうち、IHタイプは約410万台、構成比は約72%になると予測しています(当社推計 各年1~12月)。
当社では、平成22年に、“羽釜形状”の内釜を採用した高級機種、圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』NP-SA10型“極め羽釜”を発売。翌平成23年には、羽釜の形状はそのままに、内釜の素材に岩手の伝統工芸品である「南部鉄器」を採用した同NP-SS10型“南部鉄器 極め羽釜”を発売しました。「鉄」はIHとの相性がよく、他の素材に比べて発熱効率や蓄熱性が高いため、熱をしっかりと釜内に溜めこみ、釜の羽下から一気に集中加熱できるので、昔のかまど・羽釜のように激しい熱対流を起こし、お米の芯からふっくらとした、理想的な食感を生み出します。炊飯ジャーの内釜の素材に鋳込んだ「鉄」を採用しているのは当社だけです(平成27年5月報道時点)。
今回の新製品圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』NP-WU10型“南部鉄器 極め羽釜”では、高火力炊飯を実現するため、沸とう時の吹きこぼれを防ぐ「新うるおい二重内ぶた」を採用しました。一般的な炊飯ジャーの炊飯フローは、まず、「予熱」工程では火力を入れたり切ったりしながら電力を調整し、一定温度を保ちながら、お米にじっくり吸水させます。その後、「中パッパ」工程では、強火にして一気に沸とうさせ、沸とう後の「沸とう維持」工程では、吹きこぼれないように火力を調整しながら、お米をアルファ化していきます。新製品で採用した「新うるおい二重内ぶた」は、高火力でも吹きこぼれを防ぐことができるよう、おねばの通り道となる還流穴と蒸気経路を見直しました。これにより、「沸とう維持」工程における平均電力は、当社従来品の約640Wから、約1.3倍の約835Wが可能となり、炊き上がりのごはんの体積は従来比約105%※2と、これまで以上に大粒のふっくらとしたごはんを炊くことができるようになりました。また、還流穴位置を変更したことで、フラットな部分の面積が増え、お手入れ性も向上しています。
また、プラチナ(白金)ナノ粒子と遠赤外線効果で、ごはんのうまみ成分(アミノ酸)をアップさせる「うまみプラスプラチナコート」を内ぶたにも採用。従来からの内釜内側の「うまみプラスプラチナコート」との相乗効果で、うまみ成分の一つであるアミノ酸が、うまみプラチナコートのない当社従来品との比較で約13%アップ※3、甘み成分の還元糖も約65%アップ※3しています。さらに、ご高齢のユーザーからのニーズの高まりを受け、これまでの炊き分け機能とは違う、やわらかいけれどべちゃつかない食感を実現した「やわらか」メニューを搭載。白米のやわらかさを「白米ふつう」と「おかゆ」の間で「やわらか」と「よりやわらか」の2通りに炊き分けることができます。
※3 当社従来品 NP-LT型(平成21年発売)との比較
同時発売予定のNP-WD10型“極め羽釜”は、内釜外面の塗料に鉄成分を添加した「鉄器コート」により発熱効率をアップさせ、“南部鉄器”に近付けた高火力を実現しました。NP-WU型と同様の「新うるおい二重内ぶた」「うまみプラスプラチナコート内ぶた」も採用しています。
圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』NP-WD10型 “鉄器コート 極め羽釜”
左より、プライムブラウン柄(-TZ)、内釜、プライムホワイト柄(-WZ)
当社では、新製品の発売にあたっての販売促進活動として、“極め羽釜”シリーズ3機種(平成26年8月発売の小容量タイプのNP-QA06型を含む)をご購入された方を対象に、クローズドキャンペーンを実施します。平成27年6月1日~ 7月31日までに“極め羽釜”シリーズのご愛用者登録をされた方から抽選で、“五ツ星お米マイスター”金子真人氏選定のお米を300名様にプレゼントいたします。
※5 白米ふつう炊飯時0.084mg/gと熟成炊き(白米)メニュー炊飯時0.194mg/g、玄米炊飯時0.015mg/gと熟成炊き(玄米)メニュー炊飯時0.035mg/gの比較。室温23℃で測定。(当社自社基準による 東京農業大学調べ)
※6 玄米炊飯時5mg/100gと熟成炊き(玄米)メニュー炊飯時7.1mg/100gの比較。室温23℃で測定。(当社自社基準による 東京農業大学調べ)
※7 NP-WU型 白米ふつう選択時64.2gと蒸気セーブ選択時9.7gの比較。
NP-WD型 白米ふつう選択時71.5gと蒸気セーブ選択時10.8gの比較。室温23℃で測定。当社測定値
商品名 | 圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』 “南部鉄器 極め羽釜” |
圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』 “鉄器コート 極め羽釜” |
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品番 | NP-WU10 | NP-WD10 |
希望小売価格(税別) | オープン価格 | オープン価格 |
炊飯容量(白米) | 0.09~1.0L | 0.09~1.0L |
炊飯時消費電力 | 1360W | 1360W |
外形寸法 幅×奥行×高さ(約) | 29.5×36.5×24cm | 29.5×36.5×24cm |
質量(約) | 8.5kg | 8.0kg |
電源コード | 1.0m | 1.0m |
色柄 | プライムブラック(-BZ) | プライムブラウン(-TZ) プライムホワイト(-WZ) |
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