象印マホービン株式会社では、当社独自の羽釜形状の内釜に伝統工芸品の南部鉄器を採用した特別仕様の炊飯ジャー“南部鉄器 極め羽釜”に、炊飯容量3.5合（0.09~0.63L）の小容量タイプを新規投入し、圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』NP-QS06型“南部鉄器 極め羽釜”として平成27年8月21日より発売いたします。

商品名	品番	希望小売価格（税別）	発売予定日
圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』 “南部鉄器 極め羽釜”	NP-QS06	オープン価格	平成27年8月21日

炊飯容量は3.5合（0.09～0.63L）

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【商品概要】

近年、単独世帯や夫婦のみ世帯といった1～2人の少人数世帯が増加しており、今後もその傾向は続くと予想されます。これに伴い、小容量炊飯ジャーの市場も、平成25年の約110万台から、平成26年は約116万台に増え、平成27年は約119万台を見込んでいます。特に、おいしいごはんを求めるシニア層を中心にIHタイプの需要が拡大しており、小容量炊飯ジャーの中でIHタイプの占める割合は、平成25年の約30％から、平成26年は約37％、平成27年は約39％と年々増加しています（日本電機工業会出荷統計より当社推計　各年1～12月）。

当社では、平成22年に、広くて浅い“羽釜形状”の内釜を採用したレギュラーサイズ（5.5合）の高級機種、圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』NP-SA10型“極め羽釜”を発売し、翌年には、羽釜の形状はそのままに、内釜の素材に岩手の伝統工芸品である「南部鉄器」を採用した同NP-SS10型“南部鉄器 極め羽釜”を発売しました。鉄はIH炊飯ジャーとの相性が大変良く、発熱効率が高いため、“南部鉄器 極め羽釜”は、炊飯で最も火力が必要な“中パッパ”の沸とう時に素早く熱を伝えることができます。また、鉄は蓄熱性も高いので、大火力を釜内に溜め込み、激しい熱対流を起こすことで、お米の芯からふっくらとした理想的な食感のごはんを炊き上げます。“南部鉄器 極め羽釜”シリーズは、毎年改良を加えた新モデルを発売、昔ながらのかまど・羽釜での炊き方を再現できることから、大変好評を得ています。炊飯ジャーの内釜の素材に鋳込んだ「鉄」を採用しているのは当社だけです（平成27年7月報道時点）。

今回、今後も増えることが予想される少人数世帯、特にシニア世帯の増加や、多くの方々から寄せられる「“南部鉄器　極め羽釜”の小容量タイプがほしい」との要望に応え、3.5合炊き（炊飯容量：0.09~0.63L、お茶碗１杯～７杯分）の圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』NP-QS06型“南部鉄器 極め羽釜”を発売します。新製品は、レギュラーサイズの“南部鉄器 極め羽釜”より扱いやすい、内釜の厚さ1.7mm、重量は約1.1kgです。従来までの炊き分け機能とは別に、やわらかいけれどべちゃつかない、絶妙な食感を実現した「やわらか」メニューを搭載。ごはんのやわらかさを「やわらか」と「よりやわらか」の2通りで炊き分けることができます。また、毎日のお手入れで内ぶたを洗うときに、取り外すことが分かりやすいよう、フックの色を目立たせるなどの工夫をし、使いやすさにも配慮しています。

また、当社では、新製品の発売にあたっての販売促進活動として、新製品NP-QS型、及び、発売中の“極め羽釜”シリーズ（NP-WU/NP-WD/NP-QA型）を購入された方を対象に、クローズドキャンペーンを実施する予定です。平成27年10月31日までに“極め羽釜”シリーズのご愛用者登録をされた方から抽選で、“五ツ星お米マイスター”金子真人氏選定のお米を700名様にプレゼントいたします。（すでに、新製品NP-QS型を除く3機種を対象に、7月31日までに登録した方を対象に同様のお米300名様にプレゼントを実施）

【商品特長】

◎ IHの熱を素早く伝え、大火力を生み出す 特別仕様の“南部鉄器 極め羽釜”

蓄熱性の高い「南部鉄器」の内釜が、大火力を釜内に溜め込み、激しい熱対流を起こします。さらに鉄とIHは相性がよく、発熱効率が高いため、炊飯で最も火力が必要な“中パッパ”の沸とう時に、素早く熱を伝えます。

（“南部鉄器　極め羽釜” NP-QS型の発熱効率82.7%　電波法に定める電磁調理器の高周波出力測定方法にて測定）

《南部鉄器とは》

…岩手県の水沢（奥州市）、盛岡で生産された鉄製品（鉄を素材にした鋳物）で、趣き深い重厚な品質から多くの人に親しまれ、1975年には日本の「伝統的工芸品」第一号のひとつとして登録されています。「南部鉄器」の名称は、岩手県南部鉄器協同組合連合会に加盟している企業が製造した鉄製品しか呼ぶことができません。“南部鉄器 極め羽釜”の内釜は、岩手県奥州市水沢区の協力工場に生産委託しています。

◎ 広くて浅い羽釜の形が、昔ながらの炊き方をよみがえらせます

激しい熱対流を起こす「広く浅い内釜」

象印独自の「広く浅い内釜」。釜内で対流が起きやすくなり、炊きムラを抑えることができます。また、全方位から包み込むように加熱でき、大火力でお米のα化を促進します。さらに、ごはんが自重でつぶれるのを防ぐので、ふっくら大粒のごはんを炊き上げることが可能です。

側面からも大火力を生む「かまどヒーター」

内釜の羽に密着して直接加熱する「かまどヒーター」。側面からの加熱を約1.7倍^※1に強化することで、かまどの炎のような大火力を生み出し、お米一粒一粒に熱を行き渡らせます。

※1 当社従来品NP-RD型（平成21年発売）胴ヒーター35WとNP-QS型胴ヒーター30W＋かまどヒーター30Wとの比較

大火力を閉じ込める「空気断熱層」

内釜とかまどヒーターが密着することで生まれる「空気断熱層」。逃げる熱を強力に抑えて、羽釜炊きの大火力を釜内に閉じ込めます。

炊きムラを抑える、内釜の底内面「アルミ溶射コート」

内釜の底内面にアルミ溶射の凹凸をつけることで、強い熱対流を起こし、一段と炊きムラを抑えます。

◎ 甘み成分(還元糖)＆うまみ成分(アミノ酸)がアップする^※2「うまみプラス プラチナコート内釜」

釜の内釜にコーティングしたプラチナナノ粒子と遠赤外線の効果で、ごはんの甘み成分(還元糖)が約60%、うまみ成分（アミノ酸）が約10%アップします^※2。

※2 当社従来品プラチナコートなしの釜NP-RB型（平成21年発売）との比較
甘み成分のひとつである還元糖量　NP-RB型0.074mg/gとNP-QS型0.119mg/g
うまみ成分のひとつであるアミノ酸量NP-RB型94nmol/g NP-QS型104nmol/gとの比較
当社自社基準による東京農業大学調べ。遠赤外線最大放射率約94%のセラミック素材。
JIS R 1693-1:2012に基づく一般財団法人ファインセラミックセンター調べ

◎ 羽釜炊きの大火力を維持でき、保温ごはんのうるおいも保つ「うるおい二重内ぶた」

内ぶたを二重にすることで「おねば」が釜内に閉じ込められ、余分な蒸気は外へ逃がすので、吹きこぼれを抑えて大火力で炊き続けることができます。しかも、保温時には必要な水分が逃げるのを抑えるので、保温したごはんのパサつきを抑えます。

◎ ごはんの味にこだわる方へ　どの銘柄で炊いても、好みの味に炊き上がる「わが家炊き」メニュー

前回のごはんの炊き上がりの感想を、かたさ・粘りの項目の簡単なアンケートで選択すれば、次の炊き方を微調整します。最大49通りの炊き方があり、自分の家に合った食感に炊き上がります。

◎ しゃっきりからもちもちまで好みの食感に炊き分ける　7通りの「炊き分け圧力」

◎ 選べる保温選択。30時間おいしく保温する「うるつや保温」^※3・「高め保温」・「保温なし」

※3 メニューによって異なります。

◎ 香り高いおこげが炊ける「かまど極め」メニュー＆「湯の子」メニュー

◎ お米の栄養素を引き出す「熟成炊き（白米・玄米）」

◎ お手入れしやすい「フラットトップパネル」「フラットフレーム（ステンレス）」「はずして洗える内ぶた」

◎ ごはんの食べやすさに配慮した「やわらか」メニュー2通り

従来までの炊き分け機能とは別に、やわらかいけれどべちゃつかない、絶妙な食感を実現した「やわらか」メニューを搭載。ごはんのやわらかさを「やわらか」と「よりやわらか」の2通りで炊き分けることができます。

◎ おいしく炊くためのDVDつき

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【商品仕様】

商品名	圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』“南部鉄器 極め羽釜”
品番	NP-QS06
希望小売価格（税別）	オープン価格
炊飯容量（白米）	0.09～0.63L
炊飯時消費電力	865W
外形寸法　幅×奥行×高さ（約）	26.5×32×22.5cm
質量（約）	6.0kg（内釜1.1kg）
電源コード	1.0m
色柄	プライムブラック（-BZ）

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