象印 ZOJIRUSHI

ニュースリリース

2017年6月26日

小容量タイプ(3.5合炊き)の“南部鉄器 極め羽釜”に
大火力と高圧力の合わせ技『プレミアム対流』を新規搭載

圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』(NP-QT06型)
“南部鉄器 極め羽釜” 新発売

象印マホービン株式会社では、好評の炊飯ジャー“南部鉄器 極め羽釜”の小容量タイプ(3.5合炊き)、圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』(NP-QT06型)“南部鉄器 極め羽釜”を平成29年7月21日から発売いたします。

“南部鉄器 極め羽釜”は、伝統工芸品の南部鉄器を使用した、当社独自の羽釜形状の内釜が特長です。釜全体に効率よく熱を伝えることで、炊きムラを抑えた大粒のごはんに炊き上げます。

新製品は、3.5合用のコンパクトな“南部鉄器 極め羽釜”を内釜に採用し、レギュラーサイズと同様、大火力と高圧力でお米を豪快にかき回す『プレミアム対流』を搭載。炊飯時に平均電力620W※1の大火力と1.3気圧の高圧力をかけることにより、お米の甘み成分(還元糖)をアップさせ、食味向上を図りました。

なお、NP-QT06型と同形状(羽釜形状)の内釜(素材:ステンレス・アルミ)の圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』(NP-QB06型)“極め羽釜”を同時発売します。

※1 中パッパから沸とう維持工程の平均電力 白米ふつう2合炊飯時 当社調べ

商品名 品番(炊飯容量) 希望小売価格 発売予定日
圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』
“南部鉄器 極め羽釜”
NP-QT06
(0.09~0.63L)
オープン価格 平成29年7月21日
圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』
“極め羽釜”
NP-QB06
(0.09~0.63L)
オープン価格 平成29年7月21日

【商品写真】

NW-AT10画像

圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』(NP-QT06型)“南部鉄器 極め羽釜”
プライムブラック(-BZ) <右は内釜>


【“南部鉄器 極め羽釜”のあゆみ】

当社では、平成22年に「羽釜形状」の内釜を採用した高級機種 “極め羽釜”を発売しました。平成23年には、羽釜の形状はそのままに、内釜の素材に岩手の伝統工芸品である「南部鉄器」を採用した“南部鉄器 極め羽釜”を発売。以来、ごはんの食味研究と改良を続けています。

平成26年には、「少量でもおいしいごはんが食べたい」との要望に応え、3.5合炊き(お茶碗1杯~7杯分)の“極め羽釜”NP-QA06型を発売。その翌年に南部鉄器を内釜に使った“南部鉄器 極め羽釜”NP-QS06型を発売し、今回の新製品はNP-QS06型のマイナーチェンジとなります。

IHとの相性がよく※2発熱効率や蓄熱性が高い「鉄」を内釜に使用することで、熱をしっかりと釜内に溜めこむことができます。また、釜の羽下から一気に集中加熱するため、昔のかまど・羽釜による炊飯のように激しい熱対流を起こし、お米の芯からふっくらとした食感を生み出します。炊飯ジャーの内釜の素材に「南部鉄器」を採用しているのは当社だけです(平成29年6月報道時点)。

※2 NP-QT型(南部鉄器)の発熱効率82.7%(電波法に定める電磁調理器の高周波出力測定方法にて測定) 当社調べ

南部鉄器とは
岩手県の水沢(奥州市)、盛岡で生産された鉄製品(鉄を素材にした鋳物)で、趣き深い重厚な品質から多くの人に親しまれ、1975(昭和50)年には日本の「伝統的工芸品」第一号のひとつとして登録されています。「南部鉄器」の名称は、岩手県南部鉄器協同組合連合会に加盟している企業が製造した鉄製品しか呼ぶことができません。当社の“南部鉄器 極め羽釜”の内釜は、岩手県奥州市水沢区の協力工場に生産委託しています。

【小容量炊飯ジャーの市場背景】

近年、単独世帯や夫婦のみ世帯といった1~2人の少人数世帯が増加しており、今後もその傾向は続くと予想されます。これに伴い小容量炊飯ジャーの市場も拡大。特に、おいしいごはんを求めるシニア層を中心にIHタイプの需要が増加傾向にあります。

小容量炊飯ジャー 業界出荷推移(平成27年、28年は日本電機工業会調べ。平成29年は当社推測)
  総出荷数(約) IHタイプ出荷数(約) IHタイプ構成比
平成27年 123万台 47万台 39%
平成28年 132万台 51万台 39%
平成29年見込 140万台 56万台 40%

【今回新しくなったポイント】※従来品NP-QS06型からの変更点

● 大火力と高圧力のあわせ技「プレミアム対流」

炊飯中、中パッパ工程で一気に強い火力(平均電力620W※1)を加えて激しい対流を起こします。お米を激しく揺らし、芯まで熱と水を浸透させることで、甘み成分(還元糖)となるでんぷんの粒を引き出します。さらに、一定の圧力をかけ続ける沸とう維持工程の終盤に“追い加圧”として1.3気圧をかけることで、お米にコーティングされた甘み成分を内部まで染み込ませます。

図1 NP-QT06型の炊飯フローイメージ
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図2「プレミアム対流」によるお米の変化イメージ

このプレミアム対流の効果と内釜内面に施した「うまみプラスプラチナコート」の効果で、甘み成分(還元糖)が約62%※3うまみ成分(アミノ酸)が約10%※4アップ。粘りと弾力のバランスがとれた、甘み豊かなごはんに炊きあがります。

また、当社独自の「うるおい二重内ぶた」を改良し、大火力炊飯を実現。沸とう時も熱を逃がさず大火力で炊き続けます。さらに、保温時もふたヒーターからの熱を逃がさず、乾燥を防ぎます。

※3 NP-Q型0.120mg/g、プラチナコートなし内釜NP-RB型(平成21年発売)0.074mg/gとの比較

※4 NP-Q型104nmol/g、プラチナコートなし内釜NP-RB型(平成21年発売)94nmol/gとの比較

※3※4ともに白米ふつう、室温23℃ 当社自社基準 東京農業大学調べ 数値は使用条件(お米の銘柄・水の量)などによって異なります。


【その他の商品特長】

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● 側面からも大火力を生む「かまどヒーター」
釜の羽に密着して直接加熱する「かまどヒーター」。側面からの加熱を強くすることで、かまどの炎のような大火力を生み出し、お米一粒一粒に熱を行き渡らせます
● ご家庭の好みの味に炊き上がる「わが家炊き」メニュー
前回のごはんの炊き上がりの感想を、かたさ・粘りの項目の簡単なアンケートで選択すれば、次の炊き方を微調整します。最大49通りの炊き方があり、ご家庭それぞれの好みに合った食感に炊き上がります。
  • ● 好みの食感に炊き分ける「7通りの炊き分け圧力」
  • ● 30時間おいしく保温する※5「うるつや保温」(その他に「高め保温」・「保温なし」)
  • ● 香り高いおこげが炊ける「鉄器おこげ」メニュー&「湯の子」メニュー
  • ● ごはんの食べやすさに配慮した「やわらか」メニュー2通り
  • ● 蒸らし時に圧力をかけ、余計な水分を飛ばす「うまみ圧力蒸らし」
  • ● お手入れしやすい「フラットトップパネル」&「フラットフレーム」

※5 メニューによって異なります

圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』(NP-QB06型)“極め羽釜”

同時発売のNP-QB06型は、NP-QT06型と同形状(羽釜形状)のステンレス・アルミ素材の内釜を搭載。発熱効率をアップさせ、釜内の炊きムラを抑えます。

NP-QT06型と同様に、大火力と高圧力の合わせ技『プレミアム対流』を採用。また、シニア世代に好評の「やわらかごはん」メニューを搭載により、よりお好みの食感のごはんを炊き上げます。

画像圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』NP-QB06型“極め羽釜”
左:プライムブラウン柄 (-TZ) 右:内釜

【商品仕様】

商品名 圧力IH炊飯ジャー『極め炊き』
“南部鉄器 極め羽釜” “極め羽釜”
品 番 NP-QT06 NP-QB06
希望小売価格 オープン価格 オープン価格
炊飯容量(白米) 0.09~0.63L(3.5合) 0.09~0.63L(3.5合)
炊飯時消費電力 865W 865W
省エネ 省エネ基準達成率 ecoマーク
目標年度
2008年度
106% ecoマーク
目標年度
2008年度
106%
年間消費電力量 46.6kWh/年 46.6kWh/年
最大炊飯容量区分 A A
1回あたりの炊飯時消費電力量 113Wh 113Wh
1時間あたりの保温時消費電力量 12.5Wh 12.5Wh
外形寸法:幅×奥行×高さ(約) 26.5cm×32cm×22.5cm 26.5cm×32cm×22.5cm
質 量(約) 6.0kg 6.0kg
電源コード 1.0m 1.0m
色 柄 プライムブラック (-BZ) プライムブラウン (-TZ)

※リリース内の画像については、下記、広報部までお問い合わせください。


本製品に関する読者からのお問い合わせ先
お客様ご相談センター
フリーダイヤル 0120-345135
象印マホービンホームページ
http://www.zojirushi.co.jp
本リリースに関するお問い合わせ先
象印マホービン株式会社
広報部:山田・佐藤・安藤
TEL06-6356-2329
〒530-8511大阪市北区天満1-20-5