2020年1月31日
欧州市場での新規販売チャネルの獲得を目指す
〜2020年2月7日(金)から11日(火)の5日間で開催〜
象印マホービン株式会社では、欧州市場での拡販を目指して、ドイツ・フランクフルトで開催される世界最大規模の国際見本市『アンビエンテ』にてブースを出展いたします。今回の『アンビエンテ』では、当社の主力商品であるステンレスマグやガラスマホービンなどを出品し、欧州市場での新規販売チャネルの獲得に取り組みます。
当社は、2019年度より新たに策定した中期経営計画「ADAPT」に沿って、既存エリア・新規エリアの両面での販路拡大に取り組んでいます。その一環として、欧州市場の販売チャネル拡大を目的に昨年より『アンビエンテ』への出展を再開し、今回で2年連続の出展となります。
ブースでは、「和」のイメージを装飾や展示する製品にも盛り込み、調和の取れた演出に仕上げています。また、アートディレクター・西岡ペンシル氏とコラボしたステンレスマグ「Japanesque Hana+Kana Collection」を初出品します。本シリーズは、西岡氏オリジナルの「オルタナかな」と着物などに用いられる「花」を組み合わせたアートワークを本体にあしらい、モダンで洗練された印象に仕上げています。
開催日程 | 会場 |
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2020年2月7日(金)~2月11日(火) | ドイツ・フランクフルト国際見本市会場 |
日本古来の「かな」文字を特徴的に表現しました。「あい」と「あい」がつながるところに花が咲く、人と人とのつながりによって花が咲く。そんな春のような幸せなイメージを、「あい」のかな文字と「花」の文様をつなげて、柔らかでエレガントなパターンに仕上げました。
コンセプトムービー
「梅の花」は、冬に香り高く咲き、その生命力と美しさを尊ばれてきました。松と竹と合わせて"松竹梅"と並び称される縁起のよい花です。また、「久」という字は、変わらない絆や長寿をあらわす漢字です。その「久」という字を「梅の枝」に見立て、「梅の花」と組み合わせて、縁起の良いパターンに仕上げました。
コンセプトムービー
京都市生まれ。金沢美術工芸大学卒業後、電通勤務を経て西岡ペンシルを設立。
「Welcome! ほじょ犬」ロゴマークのデザインや、「ルミネ・ザ・バーゲン」の広告(’18、’19年)、「ワコール CW-X 日本を走ろう。」オリジナルデザインスポーツタイツ(’19年)、「私立恵比寿中学 ファミえん ’19」衣装アートワークなど。
京友禅悉皆屋の家に生まれ、和様の美から受ける刺激をデザインやアートへ通じるものとして活かし、幅広い分野で活動している。
近年の個展では「ニュー文様」(’14年パリ、東京)「文字と文様」(’19年東京)がある。
Instagram: @nishiokapencil
エレガントでありながら、優しさを表現したフォルムに、日本の伝統工芸品として人気が高い鋳物調の質感を採用したガラスマホービンです。
ガラス製の真空2重まほうびんなので、飲み物の温度を長時間キープします。
※上記製品の他、現行品として販売しているステンレスマグやガラスマホービンも出品致します。
※リリース内の画像については、下記、広報部までお問い合わせください。
西岡ペンシル氏のコメント
生活の中に、お気に入りのアートワークを取り込む。これは縄文時代の土器に文様があったように、人々が長らく続けてきた日々を豊かに楽しむための営みです。今回のアートワークもしかり。日本の文様には単なる意匠を超えた意味があります。また文字は単なる記号ではなく何かを伝えるための感情が常に宿っているもの。文字と文様を構築することで、ある種のリリシズムを作り出すことを試みたこのプロダクトが、欧州という新たな場所でたくさんの人々に愛でてもらえたらと思います。