2022年7月20日
業界初※1本体底に複数のIHヒーターを設置し、
独立制御する「ローテーションIH構造」を搭載した
累計出荷台数50万台※2突破のお知らせ
象印マホービン株式会社が2018年7月21日より発売した、かまど炊きの激しい“炎のゆらぎ※3”を再現した圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」シリーズが、発売から4年でシリーズ累計出荷台数50万台※2を突破しました。
※1 2018年5月31日時点 家庭用炊飯ジャーにおいて 当社調べ
※2 2018年以降発売の「炎舞炊き」シリーズ(NW-K型、NW-L型、NW-F型、NW-P型、NW-E型、NW-U型)当社累計出荷数(集計期間: 2018年7月21日~2022年7月20日 当社調べ)
※3 炎のゆらぎ…部分的加熱の火力切り替えを行うことを表現しています。
「炎舞炊き」シリーズの開発にあたり、改めて炊飯の原点に立ち返って「かまど炊き」を検証しました。かまどの炎が激しくゆらぎながら、釜を部分的に加熱していることに着目し、これがかまどで炊いたごはんのおいしさの秘訣の1つと考えました。そこで、業界で初めて※1本体底に複数のIHヒーターを設置し、それぞれのヒーターを独立制御する「ローテーションIH構造」を搭載。これにより、部分的に高温になり、釜内に温度差が生じて激しく複雑な対流を起こすことで、かまどの“炎のゆらぎ※3”を再現。従来品と比べて単位面積当たり4倍以上※4の大火力での炊飯を実現しました。
※4 中パッパ~沸とう維持工程の単位面積当たりの火力比較 2017年当社従来品NW-AT10型 約3.0W/cm2とNW-FA10型 約12.5W/cm2との比較(当社調べ)。単位面積当たりの火力算出方法=中パッパ~沸とう維持工程の平均電力(W)÷IHヒーター加熱面積(cm2)×発熱効率(電波法に定める電磁調理器の高周波出力測定方法にて測定)
一般的に、炊飯には、「予熱」「中パッパ」「沸とう維持」「蒸らし」と呼ばれる4つの工程があります。それぞれの工程でどのような加熱の仕方をするかによって、炊き上がりのごはんの味が変わってきますが、「中パッパ」工程で激しい対流を生み出すことでお米表面のデンプンが溶け出し、「沸とう維持」工程で溶け出たデンプンが甘み成分となり、ごはん表面に付着することで甘みのある、おいしいごはんを炊くことができます。つまり、激しい対流がごはんの甘み※5を引き出します。
※5 甘み成分の一つである還元糖
2018年発売の圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」はより激しい対流を生み出すため進化を遂げてきました。初代「炎舞炊き」は業界初※1の3つに分割した底IHヒーターを採用。2020年モデルからは3つのヒーターを倍の6つに増強。2022年6月21日発売の新製品NW-FA型は6つのコイルの形状・配置を変えることで更に複雑な対流を実現しました。
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