象印マホービン株式会社では、スマート農業を導入している農家・田んぼの現場を広く知ってもらい、そこでとれたお米を象印直販ECサイト『象印ダイレクト』で販売することで、スマート農業によるお米作りを応援する「ライスマイルNEXTプロジェクト」を開始します。

近年、お米作りにおいては、農作業者の高齢化や後継者不足などにより農家が減少する一方で、米価低迷により小規模では経営が立ち行かないといった理由から、一農家でより多くの田んぼを管理しなければならない、などのさまざまな課題を抱えています。

それらの問題を解決する手段として、AI・IoT・Roboticsを活用するスタイル（一例：ドローンの活用）の「スマート農業」が広がりつつあります。これにより農業の省力化・省コスト化が期待される一方で、スマート農業に対して「大量生産で無機質なイメージ」や「おいしそうに感じない」などのマイナスイメージを持たれる方もおられ、拡大の足かせの一つになっていると推察されます。

国内におけるお米の消費量も年々減少する中、「スマート農業」は、おいしいごはんの提供を使命とする当社にとって“おいしいごはんを未来に遺す”ための一つの有望な解決手段であり、現場を理解しながら応援していくことが必要ではないかと考え、今回のプロジェクトの発足に至りました。

「ライスマイルNEXTプロジェクト」では、単にお米を販売するのではなく、「スマート農業」の現場の様子を伝える動画の提供や、「スマート農業」でとれたお米の試食会イベント実施などを通じて、お米やごはん食の未来を当社と一緒に考えてもらうきっかけをお客様に提供したいと考えています。また、「スマート農業」でとれたお米を当社直販ECサイト『象印ダイレクト』で販売しますが、頂いた代金はすべて、開発・生産者であるスマート農業ベンダーおよびお米農家にお渡しすることで、スマート農業の発展に貢献いたします。

「ライスマイルNEXTプロジェクト」概要

プロジェクトの活動

● スマート農業導入現場を象印社員が現地取材し、動画作成。（年12回発信予定）

● スマート農業でとれたお米を象印直販ECサイト『象印ダイレクト』で販売

● 収穫より前にお米を応援購入していただいた方には「試食会イベント」へご招待

● スマート農業でとれたお米を象印「炊飯のプロ」が食味評価

販売するお米

● スマート農業では「農薬不検出」を目指してお米を栽培（安心・安全）

● お米は注文を受けてから精米してお届け（新鮮）

● 一般市場で流通するよりも多くの収益が農家へ還元されるように設定
※頂いた代金はすべて、開発・生産者であるスマート農業ベンダーおよびお米農家にお渡しします。

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協創先について

スマート農業ベンダー（スマート米開発元）

社名	株式会社オプティム
所在地	（東京本社）東京都港区海岸1丁目2番20号 汐留ビルディング 18F
URL	https://www.optim.co.jp/

お米農家（スマート米開発元）

社名	株式会社アグリヘルシーファーム
所在地	兵庫県丹波篠山市味間奥1313
URL	https://agri-hf.jp/agri/

お米農家

社名	株式会社ニューファームみのり
所在地	兵庫県丹波篠山市上板井212番地の1

動画制作協力

社名	朝日放送テレビ株式会社
所在地	（本社）大阪市福島区福島1丁目1番30号
URL	https://corp.asahi.co.jp/ja/tv/index.html

ごはんに対する象印マホービンの取り組み

象印マホービンは、1950年代にガラスマホービン製の「保温ジャー」、1970年代以降には「炊飯ジャー」を製造・販売するなど、半世紀以上にわたり「ごはんをおいしく味わってもらう」ことに取り組んでまいりました。近年では、2018年に昔ながらのかまどの火力や対流を再現した高級炊飯ジャー「炎舞炊き」を開発し、多くのご家庭においしいごはんをお届けしています。

「炎舞炊き」で炊いたごはんをもっと気軽に味わっていただく場として、大阪なんばにごはんレストラン「象印食堂」（2018年～）、JR新大阪駅構内に弁当専門店「象印銀白弁当」（2021年～）、阪神梅田本店地下1階におにぎり専門店「象印銀白おにぎり」（2022年～）を常設し、ごはんのおいしさに改めて気付いていただけるよう、飲食事業も展開しています。

また、2013年より、ごはんの食文化を盛り上げていくための活動として「ライスマイルプロジェクト」を立ち上げ、農作業体験の場を提供したり、ごはんのおいしい炊き方やごはんに関する各種情報発信をすることで、お米やごはんについても興味を持っていただく取り組みを行っています。

これからも日本のごはん文化の一端を担う企業として真摯に取り組んでまいります。