従来の電気調理なべは、カレーを作る頻度が高いことがアンケート結果※1から分かっていましたが、手なべで作るほどのコクが再現できず、シャバシャバとした感じになり、理想的なカレーの実現が課題となっていました。そこで、以前からお付き合いがあったカレーの専門家である「ハウス食品」と手を組めば、この課題をクリアし、本当においしいカレーが作れるのではないか?という思いから相談したのが今回のコラボレーションのきっかけです。
原因の解明に取り組んだ結果、従来の電気調理なべの調理では、肉や野菜を焼かないため、香ばしさが足りず、素材の「旨み」が十分に引き出されていないことがわかりました。また、完全密閉調理のため、水分が飛びきっていないことで本来のおいしさを逃がしてしまっているなどが明らかになりました。