知る・楽しむ / 生活に役立つ情報やまほうびんの秘密など、知って楽しめるコンテンツをご覧いただけます。
その長寿を支える上で欠かすことが出来ないのが食事でしょう。沖縄料理の蛋白質と野菜がバランスよく組み合わされた食事が、長寿の要因のひとつと言われます。沖縄の料理は2つの起源を持っています。宮廷料理と庶民の料理です。宮廷料理は、琉球王朝時代に中国と日本の影響を受けながら発達し、後者は庶民の家庭で生まれました。家庭料理の代表的なもののひとつに主に野菜と豆腐を油で炒めた「チャンプルー」があります。
はじめに中に入れる具から作りはじめます。まず豚肉を赤みがなくなる程度に下茹でしましょう。豚肉は後で炒めるので、少しぐらい生っぽくても大丈夫。続いて茹でた豚肉をざっくりとみじん切りにします。あまり細かく切るよりも、ざっくりと切った方が出来上がりでしっかりとした食感が楽しめます。
次にフライパンにサラダ油をうすく敷き、豚肉にみそ、砂糖を加えて炒めます。みそがまんべんなく豚肉と絡み合ったら、みじん切りにしたしょうがを入れ混ぜ合わせましょう。これで沖縄伝統の味“油みそ”が出来上がります。
続いて皮を作ります。ボウルに小麦粉、ベーキングパウダー、水を入れ、だまが出来ないように良く混ぜ合わせ、たねをつくります。続いてフライパンにサラダ油を薄く敷き、たねを流し込み、直径15cm程度に引き延ばします。たねが全体的に固まってきたら裏返し、こげない程度に焼きます。生地の厚さはクレープより少しだけ厚いぐらいをイメージしてください。最後に焼き上がった生地にあらかじめ作っておいた具材を棒状に包めば完成です。お菓子にも軽食にもなる沖縄の郷土料理。ぜひチャレンジしてみてください。