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そんな島根県は漁業が盛んに行われています。北方に位置する日本海沖合には黒潮から分かれた対馬暖流が北東に向かって流れており、島根県沖合で好漁場を形成しています。水揚げされる主な海産物は、さば、あじ、ぶり、するめいか、かれい、ひらめなど。中でも、浜田市の特産品である「塩干かれい」は、全国の生産量の約50%を占めています。京阪神を始め関東市場へも出荷され、品質も高い評価を得ているそうです。また、日本海から水揚げされる海産物以外にも、宍道湖(しんじこ)では、しじみ漁が盛んに行われています。その漁獲高は国内で売られているうちの4割も占めるほどにもなるそうです。
まずは“さば”を3枚におろすところから始めましょう。作業を始める前に、まな板や包丁は、きれいに洗って水気をふきとり、鮮度を保つために手早く作業をするのがポイント。魚をおろすのが苦手な方は、切り身の魚を買ってきても良いでしょう。
続いて3枚におろした“さば”を10cm程度の幅に切りましょう。次に、煮る時に使用する、にんにく2片分をすりおろしておきます。にんにくの臭いが気になる方は、少しにんにくの量を減らしても良いでしょう。
次が最後の作業。いよいよ“さば”を炒り焼きにして行きます。お鍋にしょうゆ、酒、みりん、砂糖を加え、まず一煮立ちさせます。続いてすりおろしたにんにくと、あらかじめ切っておいた“さば”を加え、お鍋に落としぶたをし、弱火で5分程じっくり煮込めば完成です。手軽にできる島根県の郷土料理。にんにくパワーで元気もでそうですね。