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永い間、五城目(ごじょうめ)の人々がこよなく愛し親しんで伝承されてきたふるさとの素朴な味、だまこ鍋。だまこ鍋は鶏肉のダシで新鮮な野菜とだまこもちを煮る素朴でコクのある郷土料理です。 だまこ鍋の言葉の由来は、ご飯をつぶして丸めるという意味の「だま」に秋田方言の「こ」がついたものだと言われており、キリタンポより先に作られていただまこもちは、農家の家庭料理が始まりとされています。
ごはんを固めに炊き、ボウルに入れて麺棒で半分くらいすりつぶし、手の平をぬらしながら一口大に丸め、だまこもちを作ります。
鶏もも肉は一口大に切り、ごぼうはささがきにし、しらたきは一口大に切ります。まいたけは石づきを取り小房に分け、ねぎは斜め切りにし、せりは一口大に切ります。
土鍋に、だしと鶏もも肉、ごぼうを入れて煮立たせ、鶏もも肉に火が通ったらアクを取り、しょうゆ、酒、みりん、塩を加えて調味します。 しらたきとまいたけを加え、ひと煮立ちしたらだまこもちを入れます。 火が通ったら、ねぎとせりを加え、しんなりしたら出来上がりです。 ※だまこは煮過ぎるとくずれやすいので、味がしみこんだら早めに食べてください。