


地中海と神話の香り漂うギリシャ。豊かな大地・大海に育まれたバラエティに富んだ食材がギリシャ料理の特徴のひとつと言えるでしょう。また、オリーブの生産も盛んで、オリーブオイルも料理には欠かすことの出来ない存在になっているそうです。
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お肉とお米を混ぜ合わせて作ったミートボールをじっくり煮込んだ、寒い冬によく食べられるユバルラキア。スープのベースはレモンとタマゴ。日本のお味噌汁のように代々その家の味を受け継いでいくとのこと。レストランなどではあまり見かけることはないそうです。 |
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インドネシア諸島のひとつ、ボルオネ島北西に位置するブルネイ。その気候は熱帯性で1年を通して熱く、湿度が高いのが特徴です。。石油や天然ガス等の資源が豊富で、その産出量はアジアはもとより太平洋地域でも随一。その天然資源の大部分が日本に輸出されているというから、見えないところで身近な国と言えるかもしれませんね。
タパイはきれいに洗ったお米に砂糖、イーストを混ぜ合わせ、10〜15cm程度のバナナの葉でくるみ発酵させたブルネイのおやつ。発酵時間はそれぞれの家庭によって異なるそうです。見た目は“ちまき”のような形をしているようですが、甘酒に近い味がするそうです。 |
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世界三大スープの一つと言われるトムヤムクンをはじめとしたタイ料理は日本でもだいぶなじみ深いのではないでしょうか。大きな街に行けば必ずと言って良いほどタイ料理店を見かけます。その刺激的な味わいと、料理の多様性が日本人の心をつかんで話さないのかもしれませんね。
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干し肉などと一緒に食事として食べる人もいるとか。家庭で作ることはほとんどないそうで、主に屋台などで買って食べるそうです。 |
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30cm程度の竹筒の中に餅米と小豆をつめ、ココナッツミルクで煮込んだカーオ・ラーム。ほんのり甘くおやつ感覚で食べることが多いそうです。
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お米を羊のお肉と羊のミルクで作ったチーズとヨーグルトで煮込んだヨルダンの伝統的料理。大勢の人が集まる儀式などの際に出されていたそうです。今ではヨルダンの全土でレストランなどで食べることが出来ます。 |
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中東の大国サウジアラビア。その食事形態は少し特徴的です。一日の中でメインになるのは4〜5時頃食べるだいぶ遅い昼食。メインの昼食時はお米、朝晩の食事にはパンを食べることが多いそうです。
ダジャジ・マーシはサウジアラビアではポピュラーなお米料理。鶏のお腹をさいて、中にお米、ひき肉を入れ、スパイス、塩等で味付けをし、オーブンで焼くそうです。見た印象はさながら鶏の丸焼きのようだとか。
鶏の代わりにキャベツを使うとマーシ・コロンボ、ズッキーニでくるむとマーシ・コーサ、ぶどうの葉だとマーシ・ワラカイナブとなるそうです。このレパートリーの多さからもサウジアラビアの食とお米のつながりの深さが伺えますね。 |
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スリランカはインド洋に浮かぶ島国。もともとは農業国だったらしく、日本と同じくお米が主食。朝昼晩の3食ともお米を食べる人も多いとか。
そんなスリランカで定番のお米料理がホッパー。正しくは「アーッパ」と発音するらしく、ホッパーは英語圏での呼び方だそうです。
ホッパーとは米粉にココナッツミルク、砂糖を加え、フライパン等でカリット焼き上げた料理のこと。米粉の代わりに小麦粉を使うこともあるそうですが、やはり米粉を使用した方がかりっとしたホッパーに仕上がるそうです。また、ホッパーには様々な種類があるそうです。中でもエッグ・ホッパーは朝食時に、ヤギー・ホッパーはお昼や晩ご飯で食べられることが多いとのことです。 |
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アフリカ大陸北部に位置するモロッコ。アトラス山脈を境に地中海性の温暖な気候とサハラ砂漠に代表される大陸性の乾燥気候に分けることが出来ます。首都のカサブランカはアフリカ最大の商業都市として栄え、映画の舞台にもなっていますね。
鶏のお腹のなかにお米やタマネギを詰め込んで焼いた料理。プレが「鶏」のことで、ファルチが「詰める」という意味だそうです。主に結婚式やパーティーなどで食べられることが多く、あまり街のレストランでは見かけることがないとか。どうしても食べたいという場合は、モロッコのどこかのご家庭に頼み込むしかないかも!? |
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歴史上、常に中心を歩き続けてきたイギリス。その食事の風景はアフタヌーンティーにタルトといったエレガントな印象でしょうか? 確かにそれもイギリスの食卓の一面。しかし他方では「イギリスの料理はちょっと…」という噂も耳にしますね。イギリスの土壌があまり農業に適していないというのも理由の一つかもしれませんが、それ以上に伝統的にシンプルな味付けを好むイギリス人の味覚と、日本人の味覚がマッチしないことが大きいようです。
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お米と砂糖、牛乳をオーブンで焼き上げたイギリスの伝統的なデザート。家庭で作られるライスプディングはオーブンで焼きあげてありふっくらしているそうですが、市販の缶詰のものはミルク粥のようにドロッとしているようです。
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今でこそ認知度も高まってきましたが、まだまだ甘いお米デザートに抵抗がある人もいるかもしれませんね。 |
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