まほうびん記念館では平成26年9月4日から平成27年4月20日の間、おべんとうと弁当箱の歴史をご紹介する企画展『おべんとうと弁当箱のはなし』を開催いたします。
この企画展では、日本人の食生活に大きな影響を与えた『おべんとう』を取り上げ、『弁当』の起源や『弁当箱』の歴史を、大阪近郊の博物館・美術館,全国の関係先からお借りした弁当箱や画像などでご紹介します。
『竹の皮』や『経木』に始まり、安土桃山時代の『花見弁当』、江戸時代に考案された『幕の内弁当』、武士や町民用のお弁当箱、明治時代、鉄道発展とともに育った『駅弁』、もともとは軍隊用に作られた『アルミ製弁当箱』、昭和に入り『アルマイト弁当箱』や『松花堂弁当』、戦後は『まほうびん製弁当箱』や持ち帰り弁当専門店、コンビニ弁当を始め、さまざまなおべんとうや弁当箱が次々と考案され、日本独自の文化を創りあげてきました。
また子供たちへ多大な影響を及ぼした『学校給食』の歴史などもご紹介し、それぞれの時代背景ともに進化してきた、『おべんとうと弁当箱』の歴史を再認識していただけると思います。
平成26年9月4日(木)〜平成27年4月20日(月)